1919(大正8)年11月に設立された、業界で最も長い歴史を持つ子どもの本の専門出版社です。 童謡童話雑誌『金の船』(のちに改題『金の星』)は創業と同時に刊行され、初代編集長の野口雨情をはじめ、島﨑藤村・有島生馬・若山牧水・中山晋平・本居長世・沖野岩三郎・岡本歸一・寺内萬治郎といったそうそうたる先人達と共に、日本の近代的児童文化の成立をリードしました。 子どもたちの心を豊かにし、その成長の糧となる良書の出版と普及をという創業以来の基本姿勢は今日も力強く引き継ぎ、児童図書出版界の本流を歩み続けています。特に、平和の大切さ、自然の豊かさをテーマにした作品や、現代の様ざまな社会問題と、その中で悩み成長していく子どもたちの生活と姿を描く国内外の多様な児童文学群は、読者の大きな支持を得ています。令和元年には創業100周年を迎えました。

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