うれないやきそばパン

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刊行日 2012/09/14 | 掲載終了日 2021/11/30

ハッシュタグ:#うれないやきそばパン #NetGalleyJP


内容紹介

いまにもつぶれそうなおじいさんのパン屋さんに、光り輝くデニッシュパンのポールが来たことから、やきそばパンのピョンタは店を去ろうとしますが……。


哀愁漂うピョンタ、知的な食パン、可愛い女学生のジャムパンなど、個性的なキャラクターがわんさか♪


カバーをめくると、別のデザインの表紙が表れるのも見どころです(こちらはNetGalleyにはUPしておらず…すみません。ぜひ書店店頭でご覧ください)


Eテレ「シャキーン!」イラスト担当の、いぬんこさん絵。アートディレクション担当で、映画「食堂かたつむり」監督の富永まいさん文、絵本『じごくにアイス』(ひさかたチャイルド)、『ようかいでんしゃ』(ポプラ社)など手掛ける中尾昌さん作。

いまにもつぶれそうなおじいさんのパン屋さんに、光り輝くデニッシュパンのポールが来たことから、やきそばパンのピョンタは店を去ろうとしますが……。


哀愁漂うピョンタ、知的な食パン、可愛い女学生のジャムパンなど、個性的なキャラクターがわんさか♪


カバーをめくると、別のデザインの表紙が表れるのも見どころです(こちらはNetGalleyにはUPしておらず…すみません。ぜひ書店店頭でご覧ください)


Eテレ「シャキー...


おすすめコメント

絵本のプロも絶賛!!


「絵本のモデルとなったパン屋さんがあるのは西荻窪。この地域の読み聞かせ会では、絵本の背景を知って『おおっ~!!』と盛り上がったそうですよ♪

ノスタルジックで愛嬌のあふれるキャラクターに心が奪われること間違いなし!!」

~ムッチーズカフェ店長 井上まどかさん~


「いぬんこさん(大ファン)の優雅な筆のライン、レトロで凝りに凝りまくった装幀、『うれない』『やきそばパン』というパワーワード、リズミカルで楽しい文章・・どれをとっても最の高!いつも私の心にある1冊です♡」

~ブックハウスカフェ店長 茅野由紀さん~



絵本のプロも絶賛!!


「絵本のモデルとなったパン屋さんがあるのは西荻窪。この地域の読み聞かせ会では、絵本の背景を知って『おおっ~!!』と盛り上がったそうですよ♪

ノスタルジックで愛嬌のあふれるキャラクターに心が奪われること間違いなし!!」

~ムッチーズカフェ店長 井上まどかさん~


「いぬんこさん(大ファン)の優雅な筆のライン、レトロで凝りに凝りまくった装幀、『うれない』『やきそばパン』というパワーワー...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784323033761
本体価格 ¥1,300 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

大好きないぬんこさんのイラスト。某朝ドラのイラストレーションを担当したので、今ではすっかり全国区ですよね!
おじいさんのお店・カナリヤパンには、実在のモデルがあったのですね!それを知れば、一層このお話に愛着が湧きます。
いつも売れ残るやきそばパンのピョンタ。一念発起のおじいさんのがんばりを密かに応援してしまういい子なんです。
暑苦しい(失礼!)デニッシュのポールですが、おじいさんの起死回生の賜物なのですから。
今のシュッとしたパン屋さんは舌を噛みそうなネーミングのオッシャレーなパンばかりですが、こういう昔ながらのパンが並ぶお店は安心できます。
やきそばパン、惣菜パンのトップじゃないかしら。お客さんの声にもちゃんと応えるおじいさん、商売の基本を押さえて、愛されるパン屋さんとしてまだまだ大丈夫。

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ここは、ある町にある昔ながらのパン屋さんのカナリアパン。やきそばパンのピョンタは、いつも売れ残っていました。売れ残ったパンは廃棄するしかありません。えっ?廃棄されたら、次に出てくるのは同じ種類でも、違うパンになるのではとツッコんではいけません。この絵本では、同じ種類のパンは、皆同じパン格(人格?)があるのです。このままではパン屋さんを閉めないといけないと危機感を覚えた店主のおじいさんは、デニッシュのポールを作りました。ポールは大人気。でも昔ながらの味を好む人もいるのです。最後は、どのパンも人気ものになってめでたしめでたし。

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食べたくなる絵本の代表かこさとしさんのからすのパン屋さんを思い出しました。時代は移り変わり、バターたっぷりキラキラのお洒落なパンが人気を集める中、おじいさんが作り続けてきた懐かしのやきそばパン達の運命やいかに?

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目新しくてオシャレなパンはは魅力的で惹かれますよね。でも、昔ながらのパンも捨てたものではありません!
素朴で懐かしくてほっこりする、何度食べても飽きない魅力があります。パンたちがお行儀良く並んで、買いに来るお客様を待っている様子の絵がとっても可愛らしいです!パン屋さんに行きたくなりました。

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ストーリーのおもしろさが 犬ん子さんの絵で パワー倍増している
パン達が ページめくるたびにキラキラしてる。
やきそばパンをほおばる お母さんの顔がとても好きだ。
この昭和感漂う レトロなパン屋さんが
なんとも魅力的。
やきそばパンだけじゃなく 他のパンも魅力的。
なんならグッズ発売してほしい
絶対買う。

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かっかっかっ…かわいいっ!!!
お客さんが来るようになって、個性のままにちょこんと座ってるパン達の絵のかわいさよ。グッズ化しませんか?笑

クリームギラッギラなオシャレ映えパンもいいけどさ、素朴な焼きそばパンもいいよね。この絵、いいなぁ。昭和っぽい人物も味があって素敵です。
読ませていただきありがとうございました!

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「うれないやきそばパン」のタイトルにショックを隠しきれない、やきそばパンって購買で即売り切れじゃないのか。カルチャーショックです。

見栄えがいいものに人気が出るのはパンも人も同じだけど、私は目新しいものよりも定番が好きなタイプなのでキラキラしたパン屋さんよりおじいさんの店の方が安心できて好きです。

時間と脚光の移り変わりは激しくて止められないし追っていくのはいつも後手後手で成功するとも限らないし、寧ろ変わらないけどブラッシュアップしていくことの方が大事だと思います。

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楽しかった。いろんな種類のパンが実に美味しそう。実は、焼きそばパンがあまり好きじゃない。なのにこのどこか懐かしくてしゅーな焼きそばパンの表紙に惹かれた。デニッシュもいいけど、やっぱりクリームパン。それともメロンパン。子ども達とわいわい言いながら楽しめそうな絵本。

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これは、あの有名な、朝いつも見ていたあの番組のあのコンビなのか・・・と作者の名前を見て思う。先入観になっては行けないかなと思うけれど、そう言えばやっぱりそんな匂いがする。

パン屋さん、朝の早いパン屋さん
いつも美味しい香りが漂ってくるパン屋さん。
香りで既に近くにあるとわかるパン屋さん。

今は田舎住まいでパン屋さんが近くにないので自分で焼くようになりましたが、こういう昔ながらのパン屋さん、いいですね。
いろんな工夫をして、どんな形で、どんなものを入れて、どんな配合で焼けば売れるかな。。。

経営も大変ですよね。立地で人々の好みも変わるし、はやりもあるでしょうし。

そんなパン屋さんの気持ち、そしてお店に並んだパンの気持ち、そしてお客さんの気持ち

楽しかったです。焼きそばパン作ったことないや。やってみるかな。できるかな。

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パン屋の名前が「カナリヤ=可成屋」!おじいさんがおばあさんと焼き立てパンのお店をはじめた頃はちょっと粋な庶民派だったんでしょうね。文学的に金糸雀パンなんていわれたら、読めないもの。
くちびるが「べにしょうが」、前髪(焼きそば)がいつも「ピョン」、夢見る少年のような瞳を持ってる、うれないやきそばパンのピョンタ。おじいさんの腕を信じ、誰かのお腹を一杯にすることを夢見ながらも、おじいさんのパン屋が続くためなら、売れ線の新人ポールに売り場をゆずって身を引こうとする、昭和なこころ(?) がいじらしい。「うれない」=「おいしくない」じゃないのにね。「おいしい」にも色んな場面にそれぞれの「おいしい」があるのにね。学校帰りの「おいしい」デートの「おいしい」家族の「おいしい」・・・
コンビニはたしかに便利。スーパーも便利。おしゃれなパティシエのいるお店もSNS映する。でも、こどもがお小遣いをにぎりしめて、ペコペコのお腹を救ってもらえるような「おいしい」パン屋さん、へってません?
それぞれのお店に、それぞれの良さがあって、みんな努力してがんぱってる。だけど、消費者諸君!最近のわたしたちの価値観はあまりに偏ってしまっていませんか?
あまりに一つの方向に流されすぎると、身近でたいせつな「おいしい」をなくしちゃいますよ。
おじいさんの可成屋、まだまだ頑張りそう!おばあちゃん、少し待っててね、おじいちゃん、只今お仕事中です。
いぬんこさんの昭和な雰囲気なんか、このお話にぴったりでひかれます!ありがとうざいました。

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いろいろなパンが出てきておいしそうでした。
甘いパンも、それはおいしく、大切ですが、
やっぱり”やきそばパン”も大事です。
「売れない」、なんて、そんなことがあるわけありません。
みなさん、もっと、やきそばパンを食べましょう。

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スーパーのパンコーナーとはすこし違った良さやあたたかさのあるパン屋さん。時にはそんなお店を訪れて、店主さんやパンたちを応援しませんか?
日頃あさごはんやおやつにいただくパン。パンたちの気持ちを聞いてみるのにうってつけの1冊です。読み終わったらいまよりもっとパンが好きになるでしょう!

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健気な表情の「焼きそばパン」が描かれた表紙に惹かれました。表紙から連想した通り、絵と内容共に涙を誘う作品です。パンたち一人一人の健気な表情が心を打ちます。
 新自由主義の厳しい競争社会の中でも、地道な努力が報われることがあるのだ、というメッセージが込められているのでしょうか。
最後が全員にとってハッピーエンドで本当によかったです。

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この町のおじいさんが営むパン屋さん。やきそばパンのピョンタは、今日も売れません。
キラキラしたとなり町のパン屋さんには、お客さんがいっぱい。
おじいさんは、売れ残りのパンを捨てるのがいやだと、とびきりのパンを作ります。
キラキラしているパン屋さんも見た目からも、確かに楽しい。だけどおじいさんが作るような、馴染みのあるパン屋さんは私には必要です。私にとってのピョンタはあの店のあのパン。思い出のあるあの味がずっと続くといいなと思いました。

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おしゃれなパンも、食べ慣れたパンも、どちらもいいところがあっていいですね。
パン達がおしゃれしているその勢いに思わずにっこりしてしまいました。
いらない子や必要のない子はいなくて、みんなそれぞれいいところがあるんだなって、なんだかほっこりした絵本でした。

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