みんなのきもちがわかるかな? おもいやりの絵本
WILLこども知育研究所 編・著/すみもと ななみ 絵
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刊行日 2017/07/14 | 掲載終了日 2021/11/30
ハッシュタグ:#みんなのきもちがわかるかなおもいやりの絵本 #NetGalleyJP
内容紹介
おたがいを おもいやれば、みんなが うれしいきもちになるよ!
おもいやりのある行動を3つの章「かぞく」、「友だち」、「みんな」にわけて紹介。
おもいやりのある行動をとるためには、相手の気持ちを想像することが大切です。家族みんなで、おもいやりについて考えてみませんか?
おたがいを おもいやれば、みんなが うれしいきもちになるよ!
おもいやりのある行動を3つの章「かぞく」、「友だち」、「みんな」にわけて紹介。
おもいやりのある行動をとるためには、相手の気持ちを想像することが大切です。家族みんなで、おもいやりについて考えてみませんか?
おすすめコメント
「思いやりのある子に育てたい」という親の願いにこたえる絵本。家族や友だちなど、まわりの人の気持ちをシチュエーションごとに示し、思いやりの気持ちの大切さや、思いやりのある行動を紹介しています。
またこの絵本では、「心の中のことば」をハートで図解。思いやりが伝わって、心が温かくなったときの心の中のことばは“ピンクのハート”。いやな気持ちや、悲しい気持ちになったときの心の中のことばは、“ブルーのハート”。気持ちを想像するわかりやすい手助けになっています。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784323073910 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
おもいやりは、見えない。でも、感じることはできる。
そして、感じるというのを一歩進めれば、見えないものが見えるようになるのではないでしょうか。
見えないものを見るのは心の目。どんな心で、かぞくを、友だちを、みんなを、世界を見るのかで、世界の風景は全く違ったものになるのだと思います。
この絵本は、その、心を育てるためのヒントとなる光景を、可愛い絵に込めて伝えてくれます。
こどものころは、素直に受け入れられるかぞくや大人の言葉。でも、知らないと、気づくのに時間がかかってしまって、あっと思った頃には、タイミングを失って、知らずしらず自己保身に、言い訳したり、攻撃したり・・・そうならないための予習がある程度はできます。
でも、本当に大切なのは間違ったあと。思いやりを持てなかったあと。優しくできなかったあと。
どうしたら、いちばんいい?それを、親子で、教室で、大人のみなさん、自分も子供の頃の「心のサイズ」に戻って、ゆっくり話してみてください。この絵本は、きっと、そのための、よすがとなるでしょう。
そして、おもいやりは見えないけれど、具体的な行動に変わった時、目に、体に、心に伝わっていくものです。
小さな思いやりの具体化を、少しずつ、少しずつ積み重ねて、思いやりのある人になってほしいですね。
ありがとうございました。
おもいやりの気持ちを育てるためには、相手の気持ちを想像することが大切です。
この本では色々な場面で、自分の行動が相手にどのように受け取られるかがとても分かりやすく説明されています。
また、親が読んでも、感謝の気持ちやうれしい気持ち、悲しい気持ちなどを素直に子どもに言葉で伝えることの大切さを気づかせてくれるとてもよい本です。
思いやりとは、相手の立場に立って気持ちを想像できること、そして、それを相手に伝えることです。
そのために、挨拶はお互いをつなぐいいツールとして効果的です。気持ちを素直に伝えることも、わかりあうためには有効な手段。
失敗しても、迷惑をかけてしまっても、ことばと態度で償うことはできます。
常識的なルールを守ることで、人に迷惑をかけることもなくなります。
自分だったらどうだろうという思考が、相手の状況を理解することにつながるのです。
描かれたイラストの中のさまざまなシチュエーションを読み解いて、想像してみるためのいつくかの質問は、思いやりを自分の中でシュミレーションするいい練習になります。
困っている時のちょっとしたやさしさや親切は、とっても嬉しいもの。それをお互いにやり取りできたら、いい世の中になりますね。
こどもが生活するうえで関わる人間に対しての「どんな思いやり」があるのかがわかりやすく、なぞそうなのかを理解しやすく記されていた。だからこそ、納得して他人を見ておもいやりの心がこどもに育まれるのだろうと感じた。
「きもちは目に見えないから ことばにして、しっかりとどけよう。」「食べることは、いのちをもらうこと。食事にはきもちがつまっているよ。」など、普段の生活では当たり前すぎたり日常に溶け込んでいて忘れてしまったりしていたことを、もう一度思い出して感謝するきっかけになりました。生活の中で自分と関わる人や、周りの人の気持ちはどんなだろう、と想像することの大切さを可愛いイラストとともに教えてくれます。子どもから大人まで、幅広い年齢層の方に読んで欲しいと思います。
人を思いやる気持ちの大切さというのに改めて気づくことができる作品だなと感じました。大人になるにつれて、忙しさや余裕のなさなどから、人を思いやれなくなってしまうということは多々あるのではないかと思います。しかし、いつだって、人を思いやる気持ちは忘れてはいけないと考えます。そのため、心に余裕がないなと感じるときに、この作品を読むことで、人を思いやる気持ちの大切さというのを改めて実感し、次の日から、普段より他人に優しく接することができるようになり、自分の心にも余裕が出てくるようになるのではないかと感じます。なので、子ども向けの絵本ではあると思いますが、仕事や育児などで心の余裕があまりないなと感じていらっしゃる大人の方にも読んでいただきたい絵本だなと感じました。
この絵本では、「かぞく」「友だち」「みんな」の三章に分けてそれぞれの人との関わりや、いろんな場面を想定しており、どんなときに、どんな心の動きがあるのかがとてもわかりやすく書かれていた。
「おもいやりの心をさがしてみよう!」というところでは実際に読者に考えさせることができ、子供たちにとってとてもよいことだと感じた。保護者の方と一緒に読んで一緒に考えることもよいことなのではないかと感じた。
また、読者層は小学生低学年が多いのではないかと思ったのだが、実際の場面として学校が描かれていることによって、彼らがイメージしやすいので良い着眼点だと思った。
おもいやりというものは目には見えないが、このようにわかりやすく絵本にすることによって子供たちの理解の助けになると思った。
日常に溢れる思いやりを場面別に説明するだけでなく、絵の中から思いやりの心を子どもたち自身に探してもらうことで、子どもたちが思いやりとは何なのかを主体的に考えられるようになっている点がとても良いと思います。