いろどろぼう
中垣ゆたか 作・絵
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刊行日 2021/05/30 | 掲載終了日 2021/06/30
ハッシュタグ:#いろどろぼう #NetGalleyJP
内容紹介
まちから色が消えちゃった!?
いったい何がおきてるの?
なかよし4人組がピクニックをしていると、お弁当から少しずつ色がなくなっていることに気づきます。あたりの様子を見ていると、家や乗り物などの色も次々となくなっていき、まちは大混乱! いったいどうなってるの?
◇◆◇ 著者メッセージ ◇◆◇
僕はカラフルな絵を描くことが多いです。そんな僕に編集者さんから「どんどん色がなくなっていく話はどう?」と提案が。それを聞いた途端「色がなくなっていく!? おもしろい! 前から挑戦したかったモノクロの絵を絵本に盛りこめるかも?!」とワクワク。
そこから「掃除機で色を吸っちゃう?」「真っ黒なページと、真っ白なページもおもしろいかも」などのアイディアが広がり、『いろどろぼう』のお話ができました。とんとん拍子にお話ができたのですが、悩んだのはどの色からなくしていくか、というところ。わかりやすくて、なくなったらすぐに気づきやすい色はこれかなぁ、と思う色にしました。
あとは、いろどろぼうのキャラクターづくりも悩みました。この解決のヒントをくれたのは僕のこどもでした。見本を見たこどもが「この人お父さんに似てる!」と一言。そこであまり憎まれないキャラクターにしよう、と方向性が決まりました(笑)
いろどろぼうがやってきて、色がなくなっていったらどうなる? 君ならどうする? 絵本を読んで、ワクワクドキドキしてもらえたらうれしいです。
中垣ゆたか
おすすめコメント
色を盗んでいるのがばれた色どろぼうは、つかまらないようにするために、まちを紫一色にして隠れたり、色をまき散らしたりとやりたい放題。いろどろぼうの目的は、盗んだ色できれいな色をつくること。そしてとうとう、色を全部まぜるのだが……できあがったのはただの黒色。残念!
色を混ぜると別の色ができることや、色がなくなると生活が不便になることなど、色の不思議や大切さを、楽しいストーリーを通じて知ることができます。色にまぎれて逃げ回る「いろどろぼう探し」も楽しめる作品です。
販促プラン
・とってもたのしい「ぬりえ」が2種類!
ダウンロードできるnote記事は、こちら↓
https://note.com/kinnohoshisha/n/ndf3d6ccb62e2
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784323074757 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
世界に色があることが愛おしくなるお話です。きれいな色を作りたかった色泥棒。でも、色のことをちゃんと知らないために犯した失敗が残念です。色泥棒を追いかけながら、赤、青、黄の3原色や、白、黒といった無彩色のことを自然な形で感じられるのもいいですね。
色が自分たちの暮らしを彩り、豊かなものにしてくれているのがよく理解できて、しかも、楽しい絵本です。
とても懐かしい感じのする登場人物?たちの造型。
なぜだろう、昭和生まれの心に響く。
そして、色が減ってゆく、という流れの斬新さ。それぞれの心が、一人一人違う思いが、パレットのよう。混ぜたらどんなことがおきるか。おとなになると、実際に色を混ぜ合わせてみることはなかなかないことにも気付かされた。