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はじめて考える地球のもんだい
チェルシー・クリントン
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刊行日 2019/06/05 | 掲載終了日 2019/06/12
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内容紹介
地球のため、人類のため、そしてあなたのために “ いま” できることを一緒に考えよう!
小学生でのSDG’s 学習・自由研究に最適
地球や私たちの生活を取り巻く課 題をわかりやすく解説。全米で話題 の児童向け社会書最新巻!
【目次】
第1章きれいな水と空気を守るために
第2章危機に直面している動物たち
第3章私たちのからだのしくみを知ろう
第4章食べ物と健康の不思議な関係
第5章いじめをなくすために、できること
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784267021879 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
本書のテーマは「地球上で人間が一番優れているのではない。人間もまた地球を構成する生物の一つで、大きな営みの中で生き、生かされている」ということだろうか。1章では水を通して、私たちを取り巻く環境と命を。2章では動植物を通して、自然の中の人間と、人間がやってきたことと課題を。3章では健康を通して、世界の栄養状態を。4章ではいじめを通して多様性を尊重することについて極力ニュートラルな立場で伝えようとしている。
児童書は子供達に理解してもらえるよう、言葉、表現がものすごく考え抜かれている。本書もまさにそんな一冊。大人が読んでも各章の問題点が何かを改めて理解することができた。
各章で課題に取り組んできた子供達を紹介しているのも響いてきた。自分はどうだっただろうと振り返りつつ、自分は何ができるだろうと考えた。章の締めくくりに「こんな行動、できるんじゃない?」という提案がまとめられているのは参考になる。家庭や学校で本書を読んだ後に会議を開いて「ウチでは何ができるか?」を話し合い、行動を起こすのもいい。実践記録を取っておけば自由研究にもなるかも。
私は緑を増やす。資源の無駄遣いをしない。自然を汚さない工夫を今まで以上に意識してみようと思う。