【本文一部抜粋版】＜図書館用特別堅牢製本図書＞

「読書」って、なんだろう？

手で紙をめくり、文字列を目で追って、それを理解する。

もしかすると、これがあなたの思い浮かべる「読書」かも知れません。でも本当は、音で聞くこと、文字を指で触ること、絵を見ることだって読書の方法です。

本セットは、文部科学省や渋谷区とも協働して読書バリアフリー推進活動の最前線に立つ「りんごプロジェクト」の全面協力により、社会全体に広がりを見せている読書バリアフリーの現状と将来について紹介しています。

3巻を通して当事者たちの声やサービス、その提供者側のインタビューに加え、様々な読書方法やその提供場所なども紹介しているので、自分の読書に違和感や疑問を感じている児童が「自分にあった読み方」を知るきっかけになるかもしれません。

また、全国の図書館施設を中心に設置がすすむ「りんごの棚」を公共図書館などとも協力して学校に設置するための流れを、アクティビティ授業としてチャレンジできるように紹介しています。

りんごの棚と読書バリアフリー（全3巻）

1巻　自分にあった読み方ってなんだろう？

2巻　読みやすい本ってなんだろう？

3巻　読みやすい本を広めよう！

監修／NPO法人ピープルデザイン研究所 りんごプロジェクト

「りんごプロジェクト」とは、デジタル図書やアクセシブルな本を、一度に体験できる場を作るプロジェクトです。小中学校、高校・大学、特別支援学校のほか、図書館やイベント会場、福祉施設やサークル活動など、さまざまな場所で出前授業や体験会を行います。活動を通して、障害者の学習環境をよりよくするアクションにつなげること、障害の社会モデルについて皆さんと共に考える機会を持つことを通じて、誰一人取り残さない情報社会の実現をめざしています。