マシマロの よるさんぽ
アサイレイコ
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刊行日 2023/07/30 | 掲載終了日 未設定
イマジネイション・プラス | a sailing boat book
ハッシュタグ:#マシマロのよるさんぽ #NetGalleyJP
内容紹介
白い子ネコのマシマロが初めて夜のお散歩へ行きました。空にはお日さまと思ったら初めて会うお月様でした。お月様と一緒にお散歩をしていると突然の大雨が。そして大好きな森へ行ってみるとそこにはたくさんのネコが集まっていたのです。
白い子ネコのマシマロが初めて夜のお散歩へ行きました。空にはお日さまと思ったら初めて会うお月様でした。お月様と一緒にお散歩をしていると突然の大雨が。そして大好きな森へ行ってみるとそこにはたくさんのネコが集まっていたのです。
おすすめコメント
著者から
幼い頃、私にとって夜は怖いものでした。同時に夜の暗闇に対する憧れのようなものもありました。このお話の主役であるマシマロも小さく、分からないことや知らないことだらけで、恐れや不安とともに生きていますが、好奇心を原動力に、元気よく未知の暗闇に飛び込んで行きます。そして新しい出会いを通して色々なことを感じ、一瞬一瞬を満喫します。人間もひとりひとりは小さな存在です。コロナ禍や急速な社会の変化を経て、私たちは以前より少し内向きに、そして臆病になってしまっているかもしれません。子どもたちに小さな冒険をさせることさえ躊躇してしまいます。でも、お話の中ではいろんな冒険ができるのです。勇敢でチャーミングなマシマロの物語を通して、小さな子どもたちに世界に飛び出すくワクワクを感じてもらえたらうれしいです。そして毎日色々なことを考えて頑張っている大人にも、眠りにつく前のひととき、現実を少しだけ忘れて楽しんでもらえればいいな、と思います。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784909809483 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 40 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
子猫のマシマロの初めての夜散歩。
見慣れた場所も、夜の闇の中では知らない場所に見えてくる。そんな不安も抱えながら、それでも、好奇心の方が勝る。
お月さまへの気持ちがだんだん膨らんでいくようすは、本当にかわいらしい。そして、見えなくなってしまった時にはどんなに心細かったでしょう。
マシマロが行き着いたところは、森の中、月明かりの下の猫たちの集会。楽しい時間が待っていました。
絵もお話もとてもかわいくて好きです。初めての夜のお散歩とのことで、こちらは少しドキドキしながらよみましたが、マシマロは小さいのにとても勇敢で、その姿に元気をもらえました。他のネコたちとの交流も楽しそうで、うれしくなりました。朝、家に帰って、お布団で寝ている姿はやっぱり家猫だなぁという感じで、またかわいかったです。そのマシマロを見ている太陽の表情が…何を思っているのかと考えるのも、おもしろかったです。
月がとても印象的な絵本。
夜の散歩がテーマに見せかけて、本テーマはおつきさまと子猫の散歩だと思いました。
必死に追いかけたり、探したり、水たまりの中の姿もお月様だと思ったり。
ちっちゃい子あるあるな反応に幼児が感情移入しやすく、読んだ後に日常に取り入れやすそうです。
子猫のマシマロが初めて夜の散歩に出かける。
同じ場所でも昼と夜とでは、全く情景が違った。
少し怖くもあったが、月はとても幻想的で、マシマロは月に守られているように感じる。
優しくかわいらしい物語だった。
マシマロの探検がはじまる。
ちょっとした散歩のつもりで始まった夜。
お月さんと共に、お月さんを思うままに夜が流れていく。
自分は初めてでも夜更かしが当たり前の猫たち。
街の風景から森の自然の中へと移っていく景色と時間。
ああ。私も夜が明けたのをはじめてみたとき朝がやってきて不思議な感じがしたな。
そういうことをぺったりとした優しい色調のはっきりした穏やかな世界で感じ取れる子供の視点に寄り添える本ですね。
小さな白猫のマシマロが、初めて夜のお散歩に。でも大丈夫。おつきさまが空からずっと見下ろしてくれています。
そしてマシマロは夜の森へ。そこでマシマロはどんなことを経験するのかな?
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黄色い地に猫の足跡がたくさん並んでる。それを見ただけでワクワク。
広い広い夜の町。その中では小さな小さなマシマロ。そんなマシマロにとっては、昼間見慣れたものと夜に初めて見るものが混ざり合って興味深々なんだろう。
おつきさまを夜のお散歩に出たおひさまと勘違いしたマシマロ。そんなおつきさまは黙ってるけど、マシマロの後を空からちゃんとついていくところがなごましい。ふわふわのおふとんに入っていく様子まで。
そして、土砂降りの後におつきさまの心配をするマシマロが無邪気で可愛い。だから、おつきさまに導かれるように入った夜の森も、おつきさまと一緒なら大丈夫。
その森で、おつきさまに照らされながら楽しい時間を過ごすマシマロ。
朝、おつきさまとの別れ。でも、マシマロのなんと満ち足りた顔。よかったね、よかったね、マシマロ。
そしてまた黄色い地、そう、これは昼間のタンポポのお花畑。そこにまた、マシマロのちっちゃく可愛い足跡が。
あれ? 水面におつきさまが。そうか、夜にまたマシマロが来るのを待っているんだね。