かみさまのベビーシッター かみさまの家出

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かみさまのベビーシッター 第4巻
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刊行日 2024/12/19 | 掲載終了日 2024/12/23

ハッシュタグ:#かみさまのベビーシッターかみさまの家出 #NetGalleyJP


内容紹介

『銭天堂』シリーズ『十年屋』シリーズの廣嶋玲子による好評シリーズ最新刊!

幸介はいっしょに暮らす赤ちゃんかみさまのボンテンが大好き。けれど、クラスメートの家のかみさまは、ボンテンと違って甘えんぼうでもわがままでもなく、どうやら願い事をなんでも叶えてくれるらしいと聞き、心乱れます。

『銭天堂』シリーズ『十年屋』シリーズの廣嶋玲子による好評シリーズ最新刊!

幸介はいっしょに暮らす赤ちゃんかみさまのボンテンが大好き。けれど、クラスメートの家のかみさまは、ボンテンと違って甘えんぼうでもわがままでもなく、どうやら願い事をなんでも叶えてくれるらしいと聞き、心乱れます。


おすすめコメント

だれかと比較したとたん、それまでの自分の満足がガラガラと崩れることがあります。赤ちゃんかみさまと暮らす幸介もそんな状態に。どんなにたいへんに思おうと、それをうわまわる大好きで穏やかな日々は築かれていました。けれどクラスメートのかみさまは、効率よく近道で願い事に到達させていると知り、心はゆらぎ乱れ、これまでになかった感情に支配されて…。お話を楽しみながら、そんな細やかな心のひだを俯瞰できる物語です。

だれかと比較したとたん、それまでの自分の満足がガラガラと崩れることがあります。赤ちゃんかみさまと暮らす幸介もそんな状態に。どんなにたいへんに思おうと、それをうわまわる大好きで穏やかな日々は築かれていました。けれどクラスメートのかみさまは、効率よく近道で願い事に到達させていると知り、心はゆらぎ乱れ、これまでになかった感情に支配されて…。お話を楽しみながら、そんな細やかな心のひだを俯瞰できる物語です。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652206492
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 111

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NetGalley会員レビュー

クラスメートをうらやましく思う幸介の心情が、とても丁寧に書かれていた。
読みやすく、面白い上に、自分と他人を比べても仕方がないということを学べる良書。
木村いこさんの挿絵が素晴らしく、臨場感を増すのに一役買っていた。

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シリーズ4。ますます甘えん坊の赤ちゃん神さまボンテンは、幸介を手こずらせることばかりします。乳母としての幸介に言いたい放題、ゴネ放題。
そんな折り、友だちの守り神は願い事をなんでも聞いてくれると耳にして、心が揺れます。
クラスの中で、どんどんその神さまが知られていき、みんな自分の願いを叶えていくのをみて、正直羨ましいとさえ思う幸介。
そして、ボンテンと思い切りケンカして言い過ぎてしまいます。家出をしたボンテンを心配する気持ちと同じくらいボンテンのしたことが許せない幸介ですが、何がだいじかを思い返す心が気づかせてくれたことに立ち返ります。
比べることで上下ができ、比べることで卑屈な心が顔を出す。幸介のお母さんのことばもかっこよかった。
ボンテンの必死のことばにもじんとしました。そうそう、ボンテン、また少し成長したね!よかったね!

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ふとしたことで幸介とボンテンは大げんか。家出をしたボンテンも放っておく幸介も何が大切かわかっているのに、意地を張ってる。
そこに2人の絆を本当に切り裂こうとする者が。どうする、幸介!

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幸介だって、お父さんに言われる前から「本当に大切なもの」は何かわかっていたはず。心配でたまらなかったはず。でも行動に移せなかったのは意地を張ってしまったから。

そこに付け込もうとした知己は、幸介に決して言ってはいけないことを口にしてしまった。世話がやけても、失敗の常習犯であっても、ボンテンは幸介一家の守り神でありムードメーカー。それだけで立派な意味がある、存在意義がある。

人の幸せはそれぞれき異なるもの。ただし、本当の幸せに共通するもの、それは「自分の力で得たもの」だと言うこと。

だれの家にも、たとえ小さくても「守り神」がいる。それを大きく力ある者にするのは、その家のがんばり。だから、今度は知己の番。

なら、幸介の家に「招き寄せられた」ボンテンは?

そんなふと沸き起こった読み手の疑問をよそに、ボンテンの体に新たな神印が。そう。ボンテンは確かに幸介の家の「守り神」なんだ。

それにしても、今回のキンラの見開き一面の挿絵は迫力満点。ボンテンとはまさに対局の存在であることがありありと伝わってきていた。

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