京屋の女房

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刊行日 2025/01/04 | 掲載終了日 2024/12/27

ハッシュタグ:#京屋の女房 #NetGalleyJP


内容紹介

梶よう子の作品史上、最高のエンターテイメント小説が完成しました!!!

蔦重が見出した江戸のマルチクリエイター・山東京伝。

京伝とふたりの妻、そして江戸出版界の黎明期を賑わせた重鎮たちが躍動します!

なぜ今まで京伝の長編小説が描かれなかったのか!?

蔦重に並ぶ、魅力たっぷりの戯作者・山東京伝をぜひこの機会に知って下さい!

江戸時代に、浮世絵師、ベストセラー作家、経営者、商品デザイナーと、まさに八面六臂のごとく活躍した山東京伝。蔦屋重三郎によって見出された山東京伝には、ふたりの妻がいた。前妻とは死別。後妻とは十七歳差。ふたりとも吉原の出身だった。

後妻のゆりは、少々浮世離れした夫との暮らしに戸惑い、「出来た前妻」の影に嫉妬を覚えながらも、良き妻を目指して奮闘していく──。

山東京伝や蔦屋重三郎をはじめ、喜多川歌麿、曲亭馬琴、大田南畝、勝川春章、葛飾北斎、恋川春町、式亭三馬、十返舎一九など、豪華な顔ぶれで物語は華やかに!


■『京屋の女房』の目次とあらすじ■

《第一章 朱塗りの煙管》

・寛政12年(1800年)、京屋に嫁いだ後妻のゆりは、良き妻になるべく奮闘する。ふと京伝を見ると、手には朱塗りの煙管が。その煙管はよもや、前妻のものでは──。

《第二章 扇屋の新造》

・時は遡り、京伝が先妻と出会う天明6年(1786年)。京伝はひょんなきっかけで菊と出会う。きっかけとなったのは、吉原へ人捜しに来たとある武士だった。この出会いが大騒動へと発展する。

《第三章 おしかけ女房》

・京伝に菊園との縁談が。しかし、京伝の態度ははっきりしない。その翌日、湯屋に行った菊園は、そのまま戻ってこなかった。菊園への愛に気づいた京伝のとった行動とは?

《第四章 京蔵慟哭》

・改革の嵐が吹き荒れ、戯作者が次々と筆を折るなか、その矛先はいよいよ京伝へ。戯作で遊女の振る舞いを描いたことで、手鎖五十日の罰を与えられてしまう! 京伝、絶体絶命の危機!

《第五章 仇討始末》

・時は再び寛政に戻る。ゆりは京屋の至るところに、京伝の先妻・お菊の気配を感じながら暮らしていた。自分は本当に必要とされているのだろうか。後妻・ゆりの不安と憂鬱は深まる──。

《第六章 婦唱夫随》

・ゆりには母親と、歳の離れた妹というふたりの身内がいた。しかし、今はどこにいるのか、生きているかさえ闇の中……。ある日、柄の悪い男がやって来て、ゆりの妹の名を耳にする──。


■著者プロフィール■

東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞しデビュー。16年『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。23年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞、同書は2024年3月にテレビドラマ化。著書に「御薬園同心 水上草介」「みとや・お瑛仕入帖」「とむらい屋颯太」シリーズ、『北斎まんだら』『菊花の仇討ち』『吾妻おもかげ』『空を駆ける』『我、鉄路を拓かん』『焼け野の雉』『雨露』など多数。


■ご高覧いただきました皆様へ

・お目通しいただけましたら、ぜひNetGalleyへレビューをお願いいたします!

・レビューは短文やひと言だけでも書き込んでいただけたら幸いです。

・結末がわかると台無しになってしまう構成のため、ネタバレとなるコメントは極力お控え下さい。

・レビューへのコメントを販促・宣伝活動に使用させていただく場合がございます。

・サイン本、サイン色紙、イベント等のご要望がございましたら、お気軽にお声がけ下さいませ。

・すべての要望にお応えできない場合がございますが、できるかぎり善処いたします。

・装画は中川学さん、装幀は高柳雅人さんに手がけていただきました。


梶よう子の作品史上、最高のエンターテイメント小説が完成しました!!!

蔦重が見出した江戸のマルチクリエイター・山東京伝。

京伝とふたりの妻、そして江戸出版界の黎明期を賑わせた重鎮たちが躍動します!

なぜ今まで京伝の長編小説が描かれなかったのか!?

蔦重に並ぶ、魅力たっぷりの戯作者・山東京伝をぜひこの機会に知って下さい!

江戸時代に、浮世絵師、ベストセラー作家、経営者、商品デザイナーと、ま...


おすすめコメント

笑い、驚き、泣ける、江戸の戯作者・山東京伝を描いた初の長編エンターテイメント小説です!

なぜこれまで、京伝が小説になっていなかったのかが不思議になるほど、魅力的な人物です。

蔦重の関連本が多数刊行されておりますが、大河ファンの方には、ぜひ二冊目の関連本としてお選び下さっても間違いありません。主人公は山東京伝ですが、蔦重をはじめ、馬琴や歌麿など当時の重鎮たちが躍動し、蔦重本としても面白く読めます。ある意味、蔦重本です。

そして、京伝のふたりの女房にまつわるエピソードは感涙必至です。

「京屋」に出入りする魅力的な登場人物たちの言動にも、ぜひ注目して下さい!


笑い、驚き、泣ける、江戸の戯作者・山東京伝を描いた初の長編エンターテイメント小説です!

なぜこれまで、京伝が小説になっていなかったのかが不思議になるほど、魅力的な人物です。

蔦重の関連本が多数刊行されておりますが、大河ファンの方には、ぜひ二冊目の関連本としてお選び下さっても間違いありません。主人公は山東京伝ですが、蔦重をはじめ、馬琴や歌麿など当時の重鎮たちが躍動し、蔦重本としても面白く読めます...


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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784267024498
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 352

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