とんでごらん!
ダヴィデ・カリ
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刊行日 2025/02/15 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#とんでごらん #NetGalleyJP
内容紹介
だれにでもやってくる、はじめてとぶ日。ちいさなマイコルは不安でいっぱい!
「なんにも ないところに むかって とぶの? そんなの ぜったい できないよ!」もう、いやでいやでしかたがありません。
したにおっこちちゃったら? トラのくちのなかにはいっちゃったら? 木のみきにつっこんじゃったら…?
心配ばかりで、いやな想像がふくらんじゃう!
コーチはそんなマイコルの話をじっくり聞いて、「だいじょうぶ」とはげましてくれます。
だって…「きみは モモンガなんだよ!」
◆ふわふわのもっちもち、大きなおめめがさいこうにキュートなモモンガのマイコル。きみもマイコルといっしょに、どんなことが不安か、いっぱいおはなししてみない? それからおもいきって、ちいさな一歩をふみだしてみようよ。
さあ、きみも とんでごらん!
おすすめコメント
落ちるかも、ぶつかるかも、トラがいるかも、ワニもいるかも…心配すぎてどんどん妄想がひろがっていくモモンガのマイコル。色々と想像するとよけいに不安になるのでは?と思うのはわたしたちが大人になってしまったからかもしれません。子どもたちはこうやって怖いことやドキドキに立ち向かっていくんですね。いっしょに「飛ぶ」を別の不安ごとに置き換えて、ありったけの言い訳を考えながら読むのも楽しいですよ!トラやワニはどこにかくれているのかも、イラストのなかを探してみてくださいね。
販促プラン
・新しいことにチャレンジする時に「そんなのできないよ!」と思うなら、まずは不安を全部はきだしてみたらどうかな?
・つい「がんばれ」といってしまうことってあるよね。だけど、「大丈夫!」の励ましのほうが、だれかの心の支えになることもあるんだよ。
・表紙いっぱいに描かれた、ふわふわもちもちで、とにかくかわいいモモンガ!大きな目も印象的で、ちいさなお子さんの心を鷲掴みに。
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784911344033 |
本体価格 | ¥2,100 (JPY) |
ページ数 | 24 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
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始めて跳ぶ幼いモモンガのマイコル。「何にもないところに向かってとぶ」事への心配が次から次へと浮かんでくる。
緻密で綺麗な絵と共に話が進んでいく中で、マイコルはどうするの?
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緻密に描かれた絵の中での、マイコルたちの動きや表情の独特な豊かさ豊かさ。その絵に魅了されながら、読み進めた。
「なんにもないところにむかってとぶ」ことは、マイコルにとって信じられない事だったのだろう。なんにもなければ、失敗しても助けてくれるもねかはない。なんにもないなら、怖い何かが隠れてるかもしれない。心配は後から後から湧いてくる。
全く初めてのことに挑戦する時になりがちな、「心配の頭でっかち」。自分にも経験があるから、マイコルのことを笑ったりはできなかった。
でも、たくさんの時間をかけた後で、マイコルは、おもいっきり、跳ぶ。コーチの「きみは、モモンガだ!」と言う掛け声は、今までのマイコルの迷いを全て受け入れ、更にその先を示していた。
トンボと共に飛んでいるマイコルの表情を見た時、自分の「心配の頭でっかち」もきっとどうにかなる、と思った。そう、前に進もう、と。
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モモンガって、空をとばないといけないの。とんでごらん。つかまるものもないし、無理だよ。瞳がぱっちりした可愛いマイコルは、自分の才能に気づくまで不安が募るばかり。仲間と同じようにしたらできるかもしれないけど、本当に大丈夫かな。いろんな心配をして、理由をつけて断ろうとしたけれど、でも。当たり前にやっている行動も、初めてのときは緊張していたのだろう。いってきます、その背中を見送ったあの日、お互いにドキドキしていたのかもしれない。いつの間にか自由に身体が動くようになって、一人で何でも行動できるようになっていくね。
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モモンガのマイコルが初めて飛ぶまでの話。
シンプルだけど、初めての時の不安や緊張がよくあらわされていると思った。
マイコルのありえない妄想がおもしろい。
飛んだ後の爽快感、得意気なマイコルがいい。
絵もかわいらしかった。
なにか初めての事に怖気づいている子でも、「マイコルもちょっと怖いけど、やってみよう」と思えるかもしれない。
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飛ぶためのほんの少しの勇気。モモンガのマイコルの逡巡は、どんな者にも当てはまる。
決意と行動が結びつく時、新しい世界が開ける。
思い迷う時間は後退りしているのではなく、心を固めるまでの時間なのです。
マイコル、最高。仲間たちにアドバイスできるくらいの自信がついたのだね!
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未知の世界に一歩踏み出す瞬間。とても怖いしリスクも多い。失敗の確率も高い。
だけれど先駆者、先輩はそれを乗り越えた後の想像できないくらいの世界の広がりを早く教えてあげたい。
可能性の果てしないその第一歩の果たせた時の感動と、ありがたさ嬉しさをみんな伝えてあげたいんだ。
自分もそうだった。だから君もできるよ。やってほしい。一緒に頑張ろう。
そういう気持ちがとてもつまったやさしい本だなと思います。
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初めての飛行がこわいモモンガのお話。
絵がとても大きく綺麗で色合いも良いので見応えがあります。
最後に至るまでの主人公の気持ちの持って行きようが、読む子をきっと前向きな気持ちにさせてくれるであろう絵本です。
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可愛いイラストとタイトルにひかれて読みました。
つぶらなクリッとした目が愛らしいモモンガのマイコル。
初めてとぶのが怖くて不安で、悪い想像ばかりを膨らませてしまうマイコルと、それを励ますコーチ。
チャレンジの前と後、どちらの様子も微笑ましくて自然と笑顔になる。
人も動物もおなじ。
「はじめて」の瞬間って、特別で、思い出深い。
私も怖がりな子どもに「だいじょうぶ」って、毎日毎日言ってたことを思い出した。
優しい気持ちになれる絵本。
タイトルにも優しさが溢れていて好きです。
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誰でも初めてのことをするときはドキドキします。
モモンガのマイコルも初めて飛ぶことにとってもドキドキしていてあれこれ心配してしまいます。
きっと読んでくれる子どもたちはマイコルが頑張って飛ぼうとしている姿に勇気をもらえると思います!
コロコロと変わるマイコルの表情もとっても可愛らしく、子どもたちにも人気が出そうです。
ぜひ図書館でたくさんの子どもたちに読んでいただきたいので選書リストに入れたいと思います!
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毛並のモフモフ感や、クリクリとした瞳、ページいっぱいに手足を広げる姿、飛べたあとの得意顔のすべてが愛らしかった。
あと不安な時ほど悪い方向にしか考えられなくなるのすごくわかるなと共感しながら読んだ。
ただ他のキャラクターに注目しながら読み返してみると、不安で押しつぶされそうなマイコルの妄想をうんうんと聞いたり、言葉で励ましたり、お守りのように松ぼっくりで作ったヘルメットをかぶせてあげたり。マイコルが最後に勇気を振り絞って一歩を踏みだせたのも、コーチの支えがあったからこそだなと思った。
マイコルが飛ぶ姿を下から見上げてる仲間たちの中にも、マイコルと同じように不安を抱えてる子もいるかもしれない。
でもマイコルの勇姿がきっとその子たちにとっての励みになるはず。
結果ばかりに目を向けられがちだけれど、その背景には、周りの支えがあって、自分も気づかぬところで誰かを支えている。その円環の尊さに
気づかせてくれた。
いろんな読み取り方ができて楽しい、なんどでも読み返したくなる絵本でした。