新あらしのよるにシリーズ1 あいことばはあらしのよるに
作/きむらゆういち 絵/あべ弘士
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刊行日 2025/02/20 | 掲載終了日 2024/12/12
ハッシュタグ:#新あらしのよるにシリーズ1あいことばはあらしのよるに #NetGalleyJP
内容紹介
落語家・立川志の輔さん、歌舞伎役者・中村獅童さんも感動した人気シリーズの新シリーズ第1弾!
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380万部ベストセラー『あらしのよるに』シリーズ
20年ぶりの新刊発売!
ヤギとオオカミの壁を越えた友情から家族愛へ!
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食うもの(オオカミ)、食われるもの(ヤギ)の壁を越えて
おだやかに暮らしているオオカミのガブとヤギのメイ。
仲良しな二人なのに、実はおたがい隠している秘密があるようで、疑りあってしまいます……。
友情をつづけるのはむずかしい?
そんなことはありません。
自分を信じて、大切な人を信じるすばらしさを感じさせてくれる絵本です。
新しい家族を得て、より家族愛を深める二匹にぜひ出会ってください!
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◆作者・きむらゆういちさんからのメッセージ◆
今の世界情勢を見ると、まさに今のほう方がこの物語が必要になっていると思います。人種が違っていても、肌の色が違っていても、偉い人とそうでない人でも、金持ちでも貧乏でも、友情が生まれるかもしれません。その友情を信じていれば、あらゆる困難にも打ち勝ち、新天地に向かうことができる、と思っています。
◆「あらしのよるに」シリーズ推薦コメント◆
・おもしろいものは、おもしろい。かんじるものはかんじる。子どもも大人も、おなじです【落語家・立川志の輔さん】
・50年、60年と、今の子どもたちが大人になって、その孫、その次まで残るくらいの名作だと僕は思っています【歌舞伎役者・中村獅童さん】
◆担当編集者より◆
「あらしのよるに」シリーズは、産経児童出版文化賞JR賞、講談社出版文化賞を受賞。その後国語教科書に掲載され、アニメ映画化で日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した名作です。20年前学生だった私は二人の愛の深さに圧倒されてシリーズ7巻を一気読みしました。今は子どもと一緒に、大切な人を信じるすばらしさに泣きながら読んでいます。世代を超えて愛されるこの絵本からまさからの「つづき」が生まれたのは、作家のきむらゆういちさんが、ウクライナやパレスチナの争いをみて、いまこそこのお話が必要だと思われたからです。
ぜひ、皆様にご覧頂けましたら嬉しいです!
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作/きむら ゆういち
東京都生まれ。幼児番組のアイディアブレーンなどを経て絵本・童話作家に。『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。同作品の劇作で、斎田喬戯曲賞受賞。『オオカミのおうさま』で日本絵本賞受賞。その他の作品に『きずだらけのリンゴ』『にんげんごっこ』『風切る翼』「おおかみ・ゴンノスケ」シリーズ、「よーするに医学えほん」シリーズなどがある。
絵/あべ弘士(あべ・ひろし)
北海道生まれ。旭川市旭山動物園の飼育係から、絵本作家に。『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。『ゴリラにっき』で小学館児童出版文化賞受賞。「ハリネズミのプルプル」シリーズで赤い鳥さし絵賞受賞。『どうぶつゆうびん』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。その他の作品に『えほんねぶた』『みんなのせて』『エゾオオカミ物語』「ふたごのしろくま」シリーズなどがある。
出版社からの備考・コメント
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おすすめコメント
※掲載しておりますカバーや本文は、完成版ではありません※
ぜひ、発売日の2月20日になりましたら美しくドラマティックに仕上がった完成版をご覧頂けましたら嬉しいです!
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販促プラン
★
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著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
★★★
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恐れ入りますが<講談社 児童書営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。
★★
出版情報
ISBN | 9784065383865 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
ページ数 | 48 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
純粋に一読者として面白かったです!
前シリーズの終わりをどう捉えるか、という話題をレビューサイト等でたまに見かけましたが、
公式から続きが刊行されることで、これからも安心して読み続けることができます。ありがとうございます。
2月の美しい完成版を楽しみにしています!
ヤギのメイとオオカミのカブの友情が素敵です。お互いに大好きだけど、正直に話せなかったことですれ違いかけてしまうのは悲しく、心配になります。誤解が解けてひと安心。でも、お母さんリスをイヌワシに連れ去られたこリス、無事にお母さんと会えるのか、とても気になります。本の完成がとても楽しみです。
オオカミのガブとヒツジのメイは友だち。イヌワシに襲われ怪我をしたガブを看護するメイ。
でもその態度に違和感を感じたガブ。メイは何かを隠している。それは、2匹の関係を……
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30年前の『あらしのよる』と同じ口調で、『満月のよるに』から19年ぶりに話すガブとメイ。まさに感無量。
物語の中では何年経っているのだろう。きっとほとんどたっていない。だって、2匹は読み手の心には永遠に居続けていたのだから。
ただ、相変わらずメイを食べる夢を見るガブに呆れてしまった。
ところが、そのガブが危機に。咄嗟に助けようと駆け降りていくメイはさすが。でも、かみなりの音が苦手なのは、こちらも相変わらず。
でも、怪我をして、更に3日も飲まず食わずでイヌワシから隠れていたガブの夢だとわかると、仕方がないことだったろうと納得。
メイのほうも、幸せそうに献身的な看護を続ける。読み手にとっては、どんなに時がたっても〝ふたりは友だち〟
でも、なぜか怪しい雲行きに。メイの様子がおかしい。強気な態度のうえに心なしかガブから距離を置いている。それを、仲良しのガブが気づかないはずがない。
だから秘密を守ろうとしたメイは、本気で心配してくれるガブに言ってしまう。いくら辛さが積み重なっていても、絶対に、絶対に言ってはいけないことを。「まいにち だれかを ころして いきてる あんたに!」と。
それは、2匹が決して超えられない壁。だからこそ、決して言ってはいけないこと。だがメイは、思わずこリスを優先してしまっていた。ガブのちょっとした言葉のために。
でも、やはりガブ。〝あらしの よるに〟としてメイより一枚上手だった。何事もなく収めてみせるガブのふところの広さに頭が下がった。そして、こリスが初めて口にした言葉が〝あらしの よるに〟 何と運命的な。
何もかも全く違う3匹の動物の姿を、沈みかけた一つの太陽が同じ赤い色に染める。また始まったのだね、この物語が。今度は3匹で。
発売はまだまだ3ヶ月も先。でも、いまからずっと待っていよう。紙の本で、じっくりと、そして声を出して読んでみよう。