ボクは しっている
神山ますみ
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刊行日 2020/10/26 | 掲載終了日 未設定
イマジネイション・プラス | imagination unlimited
ハッシュタグ:#ボクはしっている #NetGalleyJP
内容紹介
クリスマス・イブにボクがふと目を覚ますと、枕元にはパパと同じメガネを掛けているサンタクロースがいた。この夜ボクが知ってしまった秘密は…….!
子どもたちは、サンタクロースはどんな人なのだろう、どこから来るのだろう、といつも不思議に思っているものです。この絵本を子どもと読むとむしろ大人がソワソワしてしまうかもしれません。でも最後はきっと大人が驚くような……!
海外のブックフェアでも、多くの編集者に大ウケだった、ぼくとサンタクロースの物語。
おすすめコメント
読んでいる大人がドキドキしてしまう奇想天外なクリスマス絵本です。
読んでいる大人がドキドキしてしまう奇想天外なクリスマス絵本です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784909809261 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
ページ数 | 40 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
クリスマスが近くなると、サンタさんの存在を信じている子どもがいる身としては、この手の話題にはドキドキしてしまう。
本だけでなく、テレビやラジオ、街中の会話などから思わぬところでサンタの正体が晒されてしまい、ドキッとしながら子どもの反応を気にしてしまう。
でも、この絵本の結末にホッとした。
子どもの疑いの気持ちに共感しながらも、夢のある気づきを提示してくれる。
絵も柔らかいタッチで癒された。
クリスマス・イブの夜、サンタクロースの正体を知ってしまったボク。
推理を重ね、事実を検証。確信を持って、断定した。
そのボクの心がしらけたり、がっかりするのではなく、真反対の反応を見せることがとってもかわいい。
この子にとって、サンタクロースは絶対的な存在なのだとわかります。
だからこその、教室でのあの誇らしげな表情‼︎
なんてかわいいクリスマス絵本でしょうか⁉︎
その発想なかったです。お見事です。さすがです。
サンタクロース業界を震撼とする一冊です。
読み聞かせには向きません。読了後のリアクションに困ります。
クリスマスプレゼント?ネタバレ禁止です。
部屋の隅で、ひとりにやけて絵本読んでいる男の子の手には「ボクは しっている」があるかもしれません。
クリスマスプレゼントを選びに書店に来たお父さんは、あんぐり開いた口がしまりません。
サンタさんは、大笑いです。
クリスマスって、最高!
世の中の好奇心。例えばサンタクロースを想うこと。
僕は知っている。知っているからこそその先の世界が広がる。
推理をする。あれとあれがおんなじで、もしかしたらこうかもしれない。
そしてこれだけ証拠が集まったら断定できるかもしれない。
この論理の展開が、子どもをしっかりとした物事への願望でなく、
事実というものはこうではないかという探求心をはぐくむ。
楽しい絵に暗い風景だけれど皆の表情が明るい。
事実は重くても、その先の世界は明るい。そう思わされる本ですね。
クリスマスの夜、ボクは大変な秘密を知ってしまった。証拠も掴んだ。だから間違いなく、ボクも…………
親子で寝る時に、是非とも話を交わしながら読み聞かせをしてあげたい絵本。
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ボクの「証拠固め」には思わず関心。ただ、そこから導き出す結論に、思わず破顔。証拠は全て正しい。ただ、そこからの推理がちょっと子どもらし過ぎただけ。
だから、寝る時にこの本の読み聞かせをしよう。どれがどんな証拠なのかを一緒に考えよう。そして、〝ボク〟の推理に我が子が真剣に頷いていたら、可愛く頭をなでてあげよう。もし笑ったら、一緒に笑ってあげよう。そして、それだけ純真なおさな心をもってることを認めてあげよう。それから、来年はどう推理するか、我が子と話し合うのもいいだろうな。
そんな、親子の絆を深め、会話のきっかけをつくってくれる、素敵な絵本。
そうきたかー!
サンタをよく観察している男の子の絵本。
大人としてはドキドキしながら読んだけれども、この結末とっても好きです。
シンプルな表紙なので、書店の棚では他のギラギラしたクリスマス絵本に負けそうだけれど、
内容がとても良いのでぜひ多くの読者に届いてほしいです。
これはこれは古典的な、でも、だからこそひきこまれるお話でした。もちろん現代的な展開もしっかりと組み込まれていて、楽しく読むことができました。サンタの子なんだ! という展開はとてもほほえましくてよかったです。絵柄がやさしくて素敵でした。カラー版も見たかったです。
そっちか。
シンプルなのにおもしろい。
いや、シンプルだからおもしろいのか。
「もしかしたら、自分もそうなのかも」と思う子も出てきそう。
漢字がないし、文章が短いので、子どもひとりでも読めると思う。
白黒の絵がとてもよかった。