そらのゆうえんち
はなびのよるに
作:くまくら珠美
ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2024/11/19 | 掲載終了日 未設定
ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#そらのゆうえんち #NetGalleyJP
内容紹介
つぐちゃんとハリーが迷いこんだのは〈そらのゆうえんち〉。そこはすでに閉園していて、さみしげな支配人さんだけがいます。一日かぎりの復活をさせることになり、そこできこえてきたのは、だれかの心にしまいこまれた声……。
つぐちゃんとハリーが迷いこんだのは〈そらのゆうえんち〉。そこはすでに閉園していて、さみしげな支配人さんだけがいます。一日かぎりの復活をさせることになり、そこできこえてきたのは、だれかの心にしまいこまれた声……。
おすすめコメント
遊園地といえば楽しい響きがするものと思っていた、つぐちゃんとハリーは<そらのゆうえんち>の静けさに驚きます。そこはすでに閉園し、支配人だけがそっといました。一日かぎり復活したそこからは、消えてしまったかと思われた声や音がきこえてきたのです。下界からたびだった、物理的に遠くなったように思う存在と、いつかあえる「そら」。そのひとたちだけのペースで訪れる「そのとき」を、やわらかく待ちたくなる作品です。
遊園地といえば楽しい響きがするものと思っていた、つぐちゃんとハリーは<そらのゆうえんち>の静けさに驚きます。そこはすでに閉園し、支配人だけがそっといました。一日かぎり復活したそこからは、消えてしまったかと思われた声や音がきこえてきたのです。下界からたびだった、物理的に遠くなったように思う存在と、いつかあえる「そら」。そのひとたちだけのペースで訪れる「そのとき」を、やわらかく待ちたくなる作品です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784652206485 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
「そらのきっさてん」、「そらのゆうびんやさん」、「そらのほんやさん」に続く、そらの絵本シリーズの最新作。
散歩中にまよいこんだ「そらのゆうえんち」。
そこは、既に閉園していたが、寂しそうな面持ちの支配人さんは、残っていた。
みんなで歌を歌いたいと、一日だけ、その遊園地を借りることになる。
猫たちが、かわいく、健気。
空の上に、本当にこういった場所があるといいなあと思った。
他のそらの絵本も読んでみたいと思った。
下界を旅立った者が暮らすそらの世界を描いた「そらの絵本シリーズ」から、賑やかで懐かしい遊園地をテーマにした第4弾。
開いた瞬間、目に飛び込む淡くカラフルなイラストと「遊園地」という舞台に心躍らせ、ページを繰った。ネコもハリネズミも種族の垣根を越えた動物たちの一体感が微笑ましく、子供だけではなく大人も学ばなくてはならないものが描かれていると感じた。
下界とそら、大人が読めばハッキリと意味がわかるが、子供にはなんとなく曖昧にしか伝わらないであろう世界観。その曖昧さが、「死」を知らない生きた人間が伝えられる最適な旅立ちの世界なのかもしれない。
凛々しい支配人の正装と、最後の子供のような姿のギャップに、胸に沁み渡った温かいものが目にも光った。日々を大切に過ごしていこうと思わせてくれる作品。
そらにある閉園したゆうえんちを見つけたぼく。広くて施設もあるのに、お客はいない。
ぼくのアイデアで〈そらのきっさてん〉の常連達と1日だけ復活させる。それは、そらに住む者達の心にどんなプレゼントをしてくれるのだろう?
------------------------------
〈そら〉に、「ゆうえんち」があるなんて? 古い施設はあるけど、動いてもいないし。誰もいない遊園地。それを〈そらのきっさてん〉の常連達が修理して甦らせる。
でも、本当の話はここから。そらにやって来たばかりのキジ猫ペネロペに遊園地の支配人が話す自分の過去。「慌ててどうにかしようとすると、会えなくなってしまうからのう」 それは支配人自身のこと。
たった1日だけ蘇ったみんなが楽しい遊園地。明日からは? 一人ひとりのための遊園地。そして、夢がかなった遊園地。