いじめ、みちゃった!
いじめを科学の力でふせぐえほん
作: 和久田 学 /イラスト:イモカワユウとイモカワチヒロ /監修: 公益社団法人 子どもの発達科学研究所
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刊行日 2024/10/31 | 掲載終了日 2024/12/06
ハッシュタグ:#いじめみちゃった #NetGalleyJP
内容紹介
【内容紹介】
いじめ予防の専門家がつくる、エビデンスに基づいた いじめ予防教育えほん
・子どもを被害者にも、加害者にもしないための一冊
・本当に効果のある、いじめ予防法がわかる
・5歳からの入学準備、クラスでの読み聞かせにも
本書は、国内外の膨大ないじめ研究のデータから、「本当に効果のある、いじめ予防法」を物語に織り込んだ絵本です。大人でも正解がわからない「いじめ予防」について、科学的根拠に基づいた方法を親子で学ぶことができます。巻末には、より詳しい大人向け情報ページを収録しています。
作 和久田 学(わくた まなぶ)
公益社団法人子どもの発達科学研究所 所長/主席研究員静岡大学教育学部卒業。特別支援学校の教師として20年以上勤務した後、大阪大学大学院連合小児発達学研究科博士課程にて、小児発達学の博士号を取得。現在、大阪大学大学院連合小児発達学研究科招聘教員、浜松医科大学子どものこころの発達研究センター共同訪問研究員。専門はいじめや不登校など子どもの問題行動の予防、支援者トレーニング、介入支援プログラムなど。著書に『学校を変える いじめの科学』(日本評論社)、『科学的に考える子育て エビデンスに基づく10の真実』(緑書房)。
おすすめコメント
いじめを苦にした悲しいニュースは後を絶ちません。2022年度に認知されたいじめの件数は68万件超、過去最多となりました。ところが海外では、いじめの研究が進み、科学的根拠のある予防プログラムが効果をあげているといいます。そこで本書では、実際に効果のあったいじめ予防法の8割を占めるといわれる「傍観者への教育」をテーマにしました。
いじめを経験された方、具体的なケースを知っている方には、「この本でいじめは解決できない」と思われるかもしれません。いじめにはさまざまなケースがあり、そのすべての解決方法をこの1冊で提示するのは難しいことでした。
この本で目指したのは「予防」です。深刻ないじめ被害がうまれる前に、5・6歳から読んで、いじめに対する正しい知識のタネをまき育てるための、いじめ予防えほんを目指しました。
私たちは保育者や教師ではありませんが、社会を構成する大人として、子どもたちにできることのひとつが、この本の「いじめ予防法」を伝えていくことだと考えています。
本を作るうえでは、次のことに気を配りました。
・「いじめっこ」「いじめられっこ」のイメージを固定化しない
(固有名詞を出さない/わかりやすい「いじめっこ」を描かない/キャラクターに性別を割り振らない)
・本書の描写がいじめの手本とならない
ぜひ、巻末の「大人のかたへ」「おわりに」までお読みいただければ幸いです。
販促プラン
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また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと幸いでございます。
ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784418248247 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
いじめを予防するという著者の意図にまさしく適した作品だと思います。幼児からでも「いじめ」とはどういうものかがわかりやすく、小学生にもぜひ読み聞かせしたい作品です。学校図書館に置いてもらおうと思います。
どんなりゆうがあってもいじめはゆるされないよ。
いじめを受けて困ってにっちもさっちもいかない経験になることがあるかもしれない。
もし自分じゃなくても、誰かがいじめを受けていて自分の気持ちがうずうずしてくる。
その気持ち、違和感があれば、いじめを受けている人のためだけでなく、
自分のためにもすっきり晴らして、みんながすっきり気持ちよくなれるような社会にしていこうよね。
と考えさせられる本です。
子どもが初めていじめの場面に遭遇した時、どうすればいいの?という疑問に答える絵本。
これから小学校高学年になる子どもがいるので、親としての対応も気になっていたところ、あとがきにばっちり大人へのメッセージが書かれていました。
いじめのない世界を作るために大人ができることは、子どもにお手本の姿勢を見せること。
人の気持ちを正しく汲み取れているか?
無意識に、あるいは良かれと思ってしていることが、実は誰かを傷つけていないか?
周りの人を大切にしているか?
大人の行動を子どもたちは真似して成長していく。
まずは一番身近な大人である親たちがいじめをしない、という当たり前のことを、自分の言動を通して子どもたちに伝えないといけない、ということがよく分かった。
いじめ、みちゃった
学校でも家庭でも
読み聞かせで読んで欲しいと思います。
嫌だな、悲しいなと思っても言い出せない
大人にいうのも怖いと我慢してしまう
この本をきっかけに勇気をもらい
悲しいよと言えるかもしれない
いじめをしていた子も気がつける本だと思います
傍観者教育の「科学的」で「シンプル」な考え方と実際の行動の仕方が、短い言葉ですが、丁寧に書かれており、良く伝わってきました。大人向けの解説も同様です。道徳の授業などで、みんなで話し合うようなことはあると思いますが、本書をキーにすると、もっと具体的で効果のある授業になるとも感じます。
さて、ジャーゴンを作って小グループを作り、スクールカーストのようなものを設定したがる、中学生、高校生にはどのように伝わるのか、すごく気になりました。
やわらかいタッチの絵ですが内容は鋭いです。「いじめ」のイメージがつかないような子どもたちと、生活の中に隠れているいじめを話すきっかけをくれる本でした。読み終わったあとに対話をすることで、直接的な加害者ではないけれど、みたことはあるというコミュニティの中に隠れた「いじめ」に気がつくことができるかもしれません。「人を傷つけてもいい」と思ってしまうシンキングエラー、子供たちよりも、大人の方が意識に起こしてしまいがちな気がしますね。
【いじめみちゃった】
#和久田学 #イモカワユウ #イモカワチヒロ
#子どもの発達科学研究所
いじめは傍観者がどうするかがすごい大事だと書いていました。
いじめをする人もいままでしていたことよくないことを見過ごされたり、悪い人の真似をしたりすることでいじめを正当化してきたようなことを書いていました。
いじめは絶対許されるものではありません。
特にいじりはみんなが面白く楽しいときもありますが、いじりがいじめになったときはやっている側は面白いかもしれないがやられている側の辛さははかりしれません。
絵本の最後には大人向けのメッセージがあり、大切なこともたくさんかかれていました。
ぜひ読ませたい本でした!
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#いじめみちゃった
#絵本 #絵本好きな人と繋がりたい
#いじめ
この本は、ぜひ小学校低学年までに、読み聞かせの機会があればいいと思う。
いじめが本格化してくる年代になると、このような正しい言葉は届きにくいから…
人が嫌がることをしていいという考え=シンキングエラーだと堂々と宣言し、教えてくれる絵本。
傍観者教育が大事というのも納得。空気を変えることにつながると思います。
巻末の「どんな子もいい子になりたい」という言葉がズシンときました。
荒れてる子にも、そういう時期があったことを思うと。