あおを はっけんした ちいさな ヤン

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/09/30 | 掲載終了日 2024/10/20

ハッシュタグ:#あおをはっけんしたちいさなヤン #NetGalleyJP


内容紹介

ヤンは、有名な画家のアトリエで見習いとして働く小さな少年。将来、立派な絵描きになりたいという夢をもっています。アトリエの1日の仕事が終わったあともひとり残って、画家の先生や年上の見習いたちの技術や仕事を覚える努力をしていました。 そんなある日、アトリエに伯爵夫妻が訪れて、絵の注文をします。伯爵夫人のドレスを「最も美しい青色」で描いてほしいと。中世と思われる当時、青色は大変貴重な顔料で簡単には手に入らなかったため、画家の先生は頭を抱えてしまいました。 現在「プルシャンブルー」と呼ばれている青色の発見の史実と、それが生まれる化学反応、少年の成長という様々なテーマが作品に織り込まれています。


ヤンは、有名な画家のアトリエで見習いとして働く小さな少年。将来、立派な絵描きになりたいという夢をもっています。アトリエの1日の仕事が終わったあともひとり残って、画家の先生や年上の見習いたちの技術や仕事を覚える努力をしていました。 そんなある日、アトリエに伯爵夫妻が訪れて、絵の注文をします。伯爵夫人のドレスを「最も美しい青色」で描いてほしいと。中世と思われる当時、青色は大変貴重な顔料で簡単には手に入...


出版社からの備考・コメント

2024年北海道読書感想文選定

2024年北海道読書感想文選定


おすすめコメント

ヤンは、有名な画家のアトリエで見習いとして働く小さな少年。将来、立派な絵描きになりたいという夢をもっています。アトリエの1日の仕事が終わったあともひとり残って、画家の先生や年上の見習いたちの技術や仕事を覚える努力をしていました。 そんなある日、アトリエに伯爵夫妻が訪れて、絵の注文をします。伯爵夫人のドレスを「最も美しい青色」で描いてほしいと。中世と思われる当時、青色は大変貴重な顔料で簡単には手に入らなかったため、画家の先生は頭を抱えてしまいました。 現在「プルシャンブルー」と呼ばれている青色の発見の史実と、それが生まれる化学反応、少年の成長という様々なテーマが作品に織り込まれています。


ヤンは、有名な画家のアトリエで見習いとして働く小さな少年。将来、立派な絵描きになりたいという夢をもっています。アトリエの1日の仕事が終わったあともひとり残って、画家の先生や年上の見習いたちの技術や仕事を覚える努力をしていました。 そんなある日、アトリエに伯爵夫妻が訪れて、絵の注文をします。伯爵夫人のドレスを「最も美しい青色」で描いてほしいと。中世と思われる当時、青色は大変貴重な顔料で簡単には手に入...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784909809506
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 40

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

~いつかはぼくもりっぱなえかきになるんだ!~
毎日職場に入るとき 誓う
けれど しかたなく おどおどして いる
何が きっかけになるのかな  
こんなに好き なのに
いつになったら しごとができるみならい の組にはいれるんだろう

多彩な でも繊細な色づかい 陰影 くるくる変わる目の表情 
靴のつまさきのとんがりの向こう きりっと結んだ口元

360度希望だらけのこどもたち
自分にもあった 好奇心に蓋をして生きている大人たち
声をだして読んでみるといい
貴方だけの色  見つけられるかもしれない
説教じみたことばはひとつもないのに示唆に富んだ物語絵本です

歴史瞬間にようこそ!
これから「青」が生まれます

このレビューは参考になりましたか?

15世紀のオランダ。1番年下の見習いヤンは、先生から突然言われて、見事な赤の絵の具を作る。更に驚くような発見を……
意欲と努力こそ成長と運命を招く様に感じ入った絵本。

--------------------------

『ちいさな ハチドリの ちいさな いってき』を企画された、はしづめみちこ先生の翻訳ということで、即リクエストを出した。

15世紀のオランダと言えば、まさに油絵が確立された時代と場所。その当時の風俗や絵の描き方がよくわかる、細かなところまで気配りがなされた淡い水彩画で物語が進んでいく。

ヤンは1番年下で片付けと掃除を任されたからこそ、先生や見習いたちのそれぞれの様子を、更に先生の描いた絵をしっかりと見られたのだろう。それも、見落としがないように、注意深く、熱意のこもった目で。そして、一人残っての夜の努力。
更に、先生を心から尊敬するからこそ、あれほど丁寧に絵の具を作り、絵筆を整えたのだろう。そこでやっと気づいた。この絵本の最初に並んでいる色が、ヤンがつくった様々な赤なのだ、と。

でも、意欲と努力だけでは、先生に認められはするが、油絵具の確立の一旦を担うまでにはならなかったろう。ヤンの熱心さに、運命の女神が微笑んでくれたんだ、きっと。そして、絵本の最後にならんでいるのが、ヤンがつくっていった様々な青なのだ。

人は意欲と努力によって成長していく。更に、運命の女神を呼び寄せるのもまた、その意欲と努力なのだと、ヤンの姿を見て思った。

このレビューは参考になりましたか?

見習いのちびっ子絵描きヤンが主人公。
下働きしかさせてもらえない、そんな時でも、好きな気持ちを原動力とした探究心は何ものにも勝る。そんなことを感じました。
最後があっさり終わってしまったように感じたので、その後ヤンがどうなったのか、とか、主人公に焦点をあててもう1・2ページ読みたかったです。

このレビューは参考になりましたか?

今自分が置かれた立場で努力している人、その先の可能性は無限にある
目標が現実になるには努力はもちろんのこと偶然やたまたまも必要
それがいつやってくるかはわからないが、この本の主人公ヤンのように、
丁寧で熱心な仕事をしていて光が当たれば、偶然はさらに自分に味方してくれる
自分の為に自分が楽しいことをやって、努力が実を結ぶヤンのようにみんな生きてほしい

このレビューは参考になりましたか?