しごとってなんだろう
ほそかわてんてん
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刊行日 2024/11/05 | 掲載終了日 2024/09/09
ハッシュタグ:#しごとってなんだろう #NetGalleyJP
内容紹介
//「折々のことば」ほか、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、中日新聞などで話題、発売後たちまち連続重版!韓国版発売も決定!//
『ツレがうつになりまして。』の細川貂々さん
「こころってなんだろう」シリーズ待望の
学べる絵本第三弾!
◆
大人も知らなかった!
「しごと」は「こころ」と同じなりたちでできている?
「しごと」ってそもそもわたしたちにとって、なんだろう?
わかると子どもも大人も安心できる!
てんてんさんの描く町ではたらく人たちの絵もとってもキュートです。
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大人なんて子どもの延長でしかない。
だから 子どものときに「こころ」や「みらい」他にも「おかね」や「しごと」など、生きていく上で大切なことの仕組みや意味を知っておくと大人になってももうすでに知っているから生きやすくなると思うんです。
――ほそかわ てんてん
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著者/細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。うつ病を患った夫の闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』が大反響を呼び、2009年にはテレビドラマ化、2011年には映画化される。対人関係療法の第一人者である水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズもベストセラーに。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。児童書に『こころってなんだろう』『みらいってなんだろう』などのなんだろうシリーズ(講談社)があるほか、『がっこうのてんこちゃん はじめてばかりでどうしよう!の巻』(福音館書店)で産経児童出版文化賞を受賞。
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★★★
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★★
出版情報
ISBN | 9784065359693 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
しごとってなんだろう】
#ほそかわてんてん #講談社
11月発売予定の本です。
#ツレうつ で大ブレイクした著者の本です。
子どもが感じる仕事の疑問解いていく内容でした。
幼稚園や小学生低学年にぜひ読ませたい一冊でした!
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#しごとってなんだろう #子ども #大人 #絵本
ケーキ屋さんを例に説明されているところがわかりやすかったです。
そして、たくさんの人の支えがあって生活ができていると改めて実感しました。
ちいちゃんの理解が進み、最後には仕事の怪物がいなくなって良かったね。
子供から見るとおとなは仕事に振り回されている。それは事実そう。
好きなことやできること、を突き詰めていくと誰かを幸せにできる。確かにそう。
そこに私の感じを足すとするならば、しごとは仕事だから「つかえごと」で
誰かや何かに仕えて、侍っているっていうことなんだよ。
誰かの為に仕えるっていうのは、お姫様や王さまだけに仕えるだけじゃないんだよ。
社会みんなの為に準備して仕える社会にとって大切なこと。だからそれを知ってるみんなは仕事する。
ともかく、子供からしたら自分より大事なものはないって思うのだろう。
誰かのためにすることが、巡って自分のことになる。そういうのがこの本によって伝わって欲しいなと思います。
小学生のちぃちゃんは楽しみにしていた今度の日曜日のおでかけに行けなくなってしまう。
パパにしごとが入ったという。
大人が口にするしごとってなんだろう、そんなに大切なのか、ちぃちゃんは疑問に思う。
みんながとくするようにしごとをするにはどうしたら良いのか、自分はどんなことをしごとにすればいいのか、短いストーリーのなかにも含蓄が詰まった一冊。
「しごとも こころも 自分のもののように 思うけど 自分と 他の人の 間にできるもの」・・・てんてんさんの言う通りです。
自分と他の人の間にできるもの。あるいは、自分が他の人と関わって、初めて生まれるもの。それが、「しごと」と「こころ」。
「しごと」や「こころ」に振り回されてるって思うときは本当にたくさんありますよね。きっと、それは、自分とは違う存在である他の人のことなんか「100%はわからない」からじゃないでしょうか。だって、それが違うっていうことですもの。だから、自分が生きていてお役に立てるってことですもの。
そう、だって、ほんとは、他の人のお役に立ちたいのがわたしたち。人のために何か出来たとき、生きがいという幸せを感じるのがわたしたち。だから思うような結果が出ないときに、めちゃめちゃへこむのもわたしたちなんです。
でも、生きてる限り、失敗はつきものです。大事なのは、そこで、折れるか折れないか。
折れない生き方をするには、じゃあ、じゃあ、どうすればいいのでしょうか?
折れないこころを持つためには、前作『こころってなんだろう』に、ヒントがあります。折れない仕事の選び方はこの『しごとってなんだろう』に、そのヒントが、あるようです!
折れない仕事の選び方、そのキーワードは、「スキ」。だって、スキでやってることに言い訳なんてできませんものね。
だから、子どものみなさん、今日からスキを増やすために生きていきましょう。そして、そのスキの力を、他の人のために使ってみましょう!
いえ、子供以上に、この絵本が必要なのは実は私を含め大人の皆さんかもしれません。そう、大人にこそ大切なメッセージが込められてる気がします。
「自分の縁あって選んだ仕事が、実はスキに引き寄せられて選んだものだったって、思い出してください。しごとに、ふりまわされてるのは、スキが自分の仕事の真ん中にいなくなってしまっているからではないですか?スキが、”お金”や”名誉”や”義務”に取って代わられちゃってるからじゃないですか?本来の「スキ」こそ自分の仕事をしていくうえでの絶対的主人公です。どうか、自分のしごとに「スキ」の地位を取り戻してください」・・・てんてんさん、じつは、大人の皆さんへむけて、叫んでいるような気がするんです。
さあ、さあ、折れないで、二の矢三の矢と、本来の目的、他の人の御役にててるまで、自分を世界をしあわせにするまで、簡単には負けられません!それが、大人の醍醐味ですもの。それこそが、仕事の醍醐味ですものね、てんてんさん!
素敵な、気づきをありがとうございます。
シリーズ3。大人にも改めてそのテーマを見直すきっかけになる大好きなシリーズです。
今回は「仕事」。仕事と心を繋げて考えることで、よりよく理解できる説明になっています。
仕事を通して誰かに喜んでもらえれば、こんな幸せなことはありません。やりがいにも通じるし、今後のモチベーションにもなります。
ちぃちゃんが、しっかりと仕事とは何か?を追求していくようすに、子どもたちは自分に引きつけて考えを深めていくでしょう。
「しごと」ってなんでしょう。なんのために「しごと」をするのか?
なぜその「しごと」を選んだのか?
そう子供に問われたらどう答えたらいいのか悩んでしまいそうです。
てんてんさんのこのシリーズを読むと大人でも気付きがもらえます。
「こころ」と「しごと」のなりたちについてとてもわかりやすく描かれていました。
自分の身の回りのもの、生活に必要なもの、それは誰かが作ってくれたものにより支えられています。イチゴのケーキの例えがとてもわかりやすかったです。
子どもたちが将来どんな「しごと」をしたいと思うのか、どうやったらその「しごと」ができるようになるのか、自分の「スキ」をたくさん集めて可能性を広げていってほしいと思いました。
子どもの頃、親の仕事って不可侵な領域というか、詳しいことを教えてもらえないけど、「仕事だから」と言われたら「そうなのかー。大変そう」と思うしかなく、有無を言わさぬ絶対的なものだった。まさに本書のちいちゃんと同じ状況。
でも、大人になり、仕事をして、親になったいま、同じことを自分の子どもたちにも言ってないかなと振り返るきっかけをもらった。
すきなことを仕事にしよう!まさにそれが理想。
みんなが自分の好きなこと、得意なことを仕事にできたら良いなと思う。
子どもにとって、仕事を具体的にイメージする手助けになる絵本だと思った。
「仕事ってなに?」と子どもが聞いてきたら、ちゃんと説明できるようになっておきたいとあらためて思った。
日曜日 ラジオから山下達郎の声が聞こえる
今朝干したシーツ そろそろ乾いたかな
今週の作り置き そろそろつくらなきゃだ
金曜18時に脳内で封印したお仕事タスクが少しずつ 蘇る
なんかいろいろ嫌な 向かいの席のあいつの口癖を思い出す
どうして私は地方にいるのだろう
なぜ結婚しているのだろう
なんのために外国語学部に入学したのだろう
いまのわたし すきですか?
しごとってなんだろう
そういえば旅先で手相占いをしてもらった
私の30代の線が消えていると言われた
その10年は子育てをすると自分で決め主婦をしていた
ストレス溜めまくっていた
それからのわたしはしごとをしている
側から見たひとに「天職だね」と言われた
いまのわたし けっこう好きかも
しごとってなんだろう
しごとってなんだろう?
大人の私もずっと知りたかった。
その答えをくれる本。
しごともこころと同じように、自分と他の人のあいだに成り立っているという説明に、なるほどと大きくうなずけた。
しごとをすると、たくさんのだれかにいろいろなものを届けることができる。
苺のショートケーキも沢山の人がしごとをしてくれるから、私たちのところに届く。
図書館も?そうだよね!
私はだれに何を届けられるんだろう。
明日、しごとに行くのが楽しみだ。
「仕事やねん。ごめんね。」と、いつも言っている気がします。こどもにとっては、「は?」って感じの答えなんだなぁと改めて思いました。子どもとの時間を減らしてまで働くのってなんたろうなぁと思ったり、こどもともう少し話をしたいなぁと思う絵本でした
「しごとも こころも 自分のもののように 思うけど 自分と 他の人の 間にできるもの」卓見です。たしかにそう。
ただ「好きを仕事に」は理想だけれど、みんながみんな実現できるものではありません。
それでも「働かないと食べていけない」人々がたくさんいます。
そして、そんな人々の働きも、社会を支えてくれています。
そこのところを、子どもたちにどう説明するか。課題だとも思いました。
『しごとって そんなにえらいの? つよいの? こわいの? そんなにだいじなの?』
在宅勤務だからしずかにしてねってママはいうけれど。
朝はやくから夜おそくまで働いているから、いっしょにいられるのはおやすみの日だけなのに、その日まででしごとででかけることもあるパパ。
『しごとって何のためにしているの?よくわかんない。』
こどもの素直な疑問に答えられない大人たち。その仕事が嫌いなら、他の仕事に変えたり、やめたりしてもいいはずなのに、どうして?
仕事をどう選ぶのか?仕事の役割って何なのか?そもそも仕事ってそこまで大事なことなの?
いろんなことを考えさせられる本です。これは、すべての大人に読んでもらいたい本です。