かがやく いのちの たび
why not?
作:コビ・ヤマダ 画:ガブリエラ・バロウチ 訳:前田まゆみ
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刊行日 2024/09/20 | 掲載終了日 2024/08/30
ハッシュタグ:#かがやくいのちのたび #NetGalleyJP
内容紹介
日々を大切にして、勇気を出して、なりたい自分になろう。
もし、人生が想像以上に奇跡的なものだったら? 自分の目でたしかめてみませんか? 生きていると思いどおりにいかず、ときには引き返したくなることがあるかもしれません。けれど、すこしずつ進むうちに仲間と出会い、新しい自分や大きな可能性を見つけることができます。美しい絵と言葉でつむがれた、生きることの素晴らしさを探す物語。贈り物にもぴったりの一冊です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784756259363 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 44 |
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NetGalley会員レビュー
「しんじるものを もって。まえに すすもう。」
「どこへいっても そこは あなたのばしょ。そこは あなたの かえるばしょ。」
なんて、力強い光の言葉。
「あなたは、ひゃくまんにんにひとりのひと」。「あなたは、とくべつなひと」。
そう、この絵本はまっすぐに、あふれるように語りかけてくれるのです。
この絵本のことばを、すぐには信じられないかもしれないですね。だって、信じることを邪魔をするものばかりを、わたしたちはせっせと集めてきた気さえするのです。テレビを見てもネットを見ても、世界をバラバラにする情報ばかり。「多様性」を形だけ持ち上げては、人に深く関わることにブレーキを駆ける、そんな情報ばかりがもてはやされる。たとえ違和感がめばえたとしても、それを口にすると炎上しそうでこわい・・・これでは、わたしたちの迷いや、焦りや、不安や、悩みは無限に増えていくようです。もうこれまでで十分過ぎるほど、自分の感性、個性を信じるなんて、こわくてできなくなってしまっているのですから。
この絵本とは逆に、わたしたちは、自分も世界も、生まれてきたことも、すべて、つまらないものと思い込んできたのかもしれません。なぜ自分はこんな世界に生まれてしまったのか。特別でもなく、力もなく・・・なぜ、なぜ、なぜ・・・わたしはみんなとちがうのだろうか???
ねえ、みなさん。この絵本の言う特別は、きっと、本来のあなたの心を思い出すということじゃないでしょうか。
そして、生きているという時間が存在するのは、今よりもっと良くなるためなのではないでしょうか。
この世界をすこしだけでも、明るく素敵に変えるため、今回の命、個性を持って生まれた存在なんだとおもいませんか。
そして、あなたに人とは違う心があるってことは、明らかにあなたがいるってこと。あなたが、他の誰ともちがうってこと。神様のパズルに同じピースは存在しないんです。だから、あなたの位置を見つけてほしい。それを探すのは、簡単じゃないけれど、自分を深める旅をしながら、「あっ、ここがわたしの場所だ」ってわかるまでは、精一杯頑張ってみてほしい・・・そうこの絵本は語り続けている気がします。あなたがほかのどこよりキラキラ感じる場所で、キラキラと努力して幸せになってほしい。自分を取り戻し、育て上げてほしい。そう、願っている気がします。
自分をつまらなく思わせるものに、あまり多くかかわらないで、どうか大事な自分とホントの世界の美しさのために、せいいっぱい生きてほしい・・・そうコビ・ヤマダさんは、願っている気がするのです。ありがとうございます。
輝きに満ちた物語です。
イラストが色鮮やかで細かいところまで描きこまれ、じっくりじっくりと味わうことができます。
物語はいのちについて、これからの未来について優しく語りかけられます。
そして「いままで したことのないことに ちょうせんしてみない?」というように何度も問いかけられます。
未来はまだまだ先に続いているんだなと、私の命もまだ輝いていくのだなとそう思えてきました。
とても印象に残った箇所が二箇所あります。一つは「もし、〈きょう〉があなたに〈きのう〉といういちにちから なにをおそわった?とたずねたら、なんとこたえる?」という問いかけでした。昨日の私は今日の私に何を残したのだろう?漫然と過ごして何も教えられることはなかったかもしれません。
二つ目は「うれしい しらせが くることを ただ まつのは やめよう。」という言葉です。
自分自身を大切にして、自分の輝きを見つけようと素直にそう思えました。
一歩踏み出そうと新しいことに挑戦する人への贈り物にはぴったりだと思います。幅広い年代の人の心に響く言葉で溢れています。
でも心が疲れていて心を閉ざしている人には言葉が眩しすぎるので、私は贈ることは出来ないと思います。
だからまずは今日の自分から明日の自分へのプレゼントとして読んでみてはいかがでしょうか。
生きる、命、愛、全ての繋がり。そして、世界を「少しだけ」よいものにしていくこと。
忘れてしまっていたかけがえのない事が、ひらがなだけのこの絵本に、ぎゅっと詰まっている。
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白い背景とはこんなに広い広い、そして密度の濃いものなのか。更に語りたいものを、こんなに優しく優しく浮きあげてくれるものなのか。ガブリエラ・バロウチの描き出す、さらには描き出さない部分も含めたこの世界を見て、そう思った。
そこに、語られていく文。丁寧に選ばれた言葉の一つ一つが、きれいな分かち書きによって、より美しい意味を持って浮き立ってくる。これは、コビ・ヤマダ氏と前田まゆみ先生の素晴らしい合作といっていいものなのだろう。特に「小さな」や「すこしだけ」と言う言葉。こんな壮大な「小さな」や「少しだけ」に初めて出会った。
いのちについて
いきることについて
せかいについて
あいすることについて
すべてのかがやきについて
そして
すべてがつながっていることについて
白鳥が翼を広げたページで涙がこぼれ出し、最後のページ、出会いのページはほとんど読むことができなかった。
毎日を前向きに生きるためのメッセージにあふれた絵本。
とてもストレートに書かれているけれど、それを実践することのなんと難しいことか。
そんな言葉たちを自信を持って紡げる作者は、周囲から大きな愛を受けて育ったのであろうことが想像できます。
その愛を、絵本を通じてぜひ多くの子どもたちへ。
【かがやくいのちのたび】
絵のタッチがきれいな絵本です。
内容はとにかく勇気づけられる言葉がたくさんで、
できる!挑戦できる!うまくいく!
このような言葉がぎっしり詰まっていました。
9月中旬頃に発売予定です。
ひらがなで書かれていたので小さい子どもも読める内容になっていました!
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#かがやくいのちのたび
#挑戦 #いのち #勇気
#コビヤマダ #ガブリエラバロウチ #前田まゆみ
#塚田佳奈 #大濱千尋 #及川さえ子
澄み切った絵の中にある力強いエネルギー。生きるということの本質に切り込む迷いないことば。昨日よりよりよい今日を生きているか?と問われれば、多くの人が答えに詰まるでしょう。でも、勇気を持って、生きることを意識するだけで、今日という日が変わる。明日もまた変わる。少しずつ変わることを繋げていけば、未来は輝きに満ちたものになるでしょう。
歳を重ねてもなおわたしは、自分は何のために生まれてきたのだろうと問い続けています。
その問いに答えをもらったような気がします。
語りかけ、問いかけ。すべての言葉が心にささりました。絵をよく見ると家と比べて、山と比べて、スケールが大きいなと気づき、それも自分の気持ちの持ちようをどんどん広く深くしてくれました。
ずっと小さなパートナーがついてくれているのも、微笑ましくて頼もしくて。
そして最後の中にある「少しだけ〜」という言葉が、「壮大な夢を見て終わり」ではなく、現実に戻った自分に、「少しだけならいける」と一歩踏み出そうという気持ちにさせてくれました。
何歳の大人でもしみる1冊でしょう。出会えてよかったです。
写実的な感じがありながら色鮮やかで繊細で聡明な絵。
子供にも大人にも関係のない筋の通った美しい言葉。
命を輝かせたい、旅に出て新しい可能性のことを考えていたらそんなこと気にならないよ
みたいな感じで、みんなの関係性で悩むよりも、
自分自身と向き合って悩んだときに、ここにある言葉と、
繊細でち密なものを大事にする感性を大事にして進んでいってほしいと感じさせられる本でした。
とても美しい絵本でした。
イラストは全体的に白いのですが、それがピュアな印象を強めていると思いました。
「できない」とか「無理」とか、否定的な言葉を知る前の子どもの頃の気持ちのような。
イラストだけでなく、言葉も美しくて力強かったです。
怖気づいてしまう状況においても、この絵本を読んだら、挑戦してみようという気持ちになれそうです。