100ねんごもまたあした

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刊行日 2024/09/13 | 掲載終了日 2024/09/13

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内容紹介

うおー100年後って天国じゃん!?

授業で100年後の世界を描くことになった。
ロボットの活躍、タイムマシン、空をとべるクツとか…
みんなで思い思いの未来を描いていると、とつぜん知らない子がこんな事をいったんだ。

「未来をなんだと思ってるんだよ」

じゃあ、100年後の未来はどうなっているんだろう?

『幸福な食卓』、『そして、バトンは渡された』の瀬尾まいこが手掛ける、初の絵本!

うおー100年後って天国じゃん!?

授業で100年後の世界を描くことになった。
ロボットの活躍、タイムマシン、空をとべるクツとか…
みんなで思い思いの未来を描いていると、とつぜん知らない子がこんな事をいったんだ。

「未来をなんだと思ってるんだよ」

じゃあ、100年後の未来はどうなっているんだろう?

『幸福な食卓』、『そして、バトンは渡された』の瀬尾まいこが手掛ける、初の絵本!


おすすめコメント

もう一度、未来にドキドキするために。

かつて、未来を想像してわくわくドキドキした時代がありました。
パンデミック、終わらない戦争、分断されていく社会……先の見えなくなった世界のなかで、いま、みなさんはどんな未来を想像するでしょうか?

絵本は子どもたち、つまり「これから」を生きていく人のためのメディアです。
こんな時代だからこそ、あらためて未来に向き合い、
描くことで、そのなかにある希望を見出すことが、
絵本に求められているのではないでしょうか。

それぞれのジャンルで活躍する創作者たちが、
想像力を駆使して、絵本を舞台に描き出す100年後の未来。
それは一体どんなものになるでしょうか?

もう一度、未来を想像してわくわくドキドキするために。
「100年後えほん」シリーズの開幕です。

------------------------------------------------------------
◆瀬尾まいこさん コメント

100年後。驚くような変化はなくても、
私たちを楽しませてくれるものは、
あちこちにあるだろうと思います。

そして、それは遠い未来だけでなく明日や明後日も同じなのではないかと。

絵本を書くのは初めてなのですが、
くりはらたかしさんが絵を付けて行ってくださるたびに、
作品が動き出すようでわくわくしました。
皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。

------------------------------------------------------------
◆「100年後えほん」シリーズラインナップ

『100ねんごもまたあした』
瀬尾まいこ・作/くりはらたかし・絵

『うちゅうじんに なる み』(仮)
星野智幸・作/nakaban・絵

『ぎんいろせいじん、100ねんごは どんなところ?』(仮)
藤野可織・作/ゴトーヒナコ・絵

『はなれてみれば』(仮)
道尾秀介・作/しりあがり寿・絵

もう一度、未来にドキドキするために。

かつて、未来を想像してわくわくドキドキした時代がありました。
パンデミック、終わらない戦争、分断されていく社会……先の見えなくなった世界のなかで、いま、みなさんはどんな未来を想像するでしょうか?

絵本は子どもたち、つまり「これから」を生きていく人のためのメディアです。
こんな時代だからこそ、あらためて未来に向き合い、
描くことで、そのなかにある希望を見出すことが、
絵本に...


販促プラン

◆『100ねんごもまたあした』サイン本プレゼント!

本作品にレビューをご投稿いただいた方の中から、
抽選で20名様に、著者の瀬尾まいこさん、
絵のくりはらたかしさんご両名のサインを入れた『100ねんごもまたあした』をプレゼントいたします。

【サイン本プレゼント要項】
●レビューを投稿いただいた方の中から抽選で20名様
●レビューをオビ・POP・ポスター等の販促物、及びSNS広告等に掲載する許可をいただける方(掲載の際は、一部を抜粋させていただく場合がございます)
●NetGalley 登録メールアドレスを出版社に開示している方

●応募期間終了後、レビューを投稿いただいた方のネットギャリー登録メールアドレスへ、ご送付確認のメールをお送りします。
●発送の都合上、国内在住の方を対象とさせていただきます。

【レビュー投稿締切】2024年9月末日まで

皆さまからのすてきなレビューをお待ちしています!

◆『100ねんごもまたあした』サイン本プレゼント!

本作品にレビューをご投稿いただいた方の中から、
抽選で20名様に、著者の瀬尾まいこさん、
絵のくりはらたかしさんご両名のサインを入れた『100ねんごもまたあした』をプレゼントいたします。

【サイン本プレゼント要項】
●レビューを投稿いただいた方の中から抽選で20名様
●レビューをオビ・POP・ポスター等の販促物、及びSNS広告等に掲載する許可をいただける方(...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784265079865
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 32

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

未来のことを考えるって楽しい?それとも暗くなる?
いろんな想像が膨らんで天国のようにも感じるけれど、ほんとかな。
好きな時間や食べ物が増えると嬉しい。でも友だちと遊ぶことが一番楽しいんだ。
そう、今日の友だちは明日の未来!

アニメ動画と錯覚するようなイラストが物語をさらに引き立てます!

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100年後どんな未来が待ってるのかな?
大人になってしまった私の頭にはグレーで暗い想像しか出来なくて…
この絵本を見た時あまりにカラフルで眩しいくらい自由な未来が広がっていて、子供の想像力ってやっぱり凄い!
100年後、海も歩けないし、そんなに化学も進歩してないかもしれない。
それでも今とは違った未来が待ってると思うとなんだかワクワクしてくる。
そんな気持ちを思い出させてくれる絵本でした。

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100年後、わたしはもう確実にいない。そんな世界に生きる人たちに託す思いはいろいろあるけれど、明日が来ることをまっすぐに信じていられるような世界であったらいいなぁと願わずにはいられない。子どもたちの楽しい毎日が何の心配もなく続いていますように。
くりはらたかしさんのレトロモダンなイラストが、気持ちを掴みにきます。
100年後、笑って過ごせる日々が当たり前でありますように。美しい夕焼けに願いをかけておきますね。

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色合いがはっきりしていて、眺めるのが楽しい絵本でした。絵柄も可愛い。主人公やサクヤくん以外の書いた100年後の絵も、手を抜かずに描かれていたのがよかったです。そこだけを見ても「こんな未来を考えているのかなぁ」といろいろ想像することができました。
100年後は遠いように見えて、意外と近い。さらに明日にも夢や楽しみはある、と気づかせてくれるストーリーの運びは流石です。100年後の未来は楽しみですが、目の前の楽しさも大切にしていきたいです。
「お話を絵にするコンクール」というわけではありませんが、絵にするのに映えるストーリーだな、と思いました。

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図工の時間に100年後の世界を描くことになった。
子どもたちは、100年後の世界を想像する。

100年後というと遠い未来のようだけれど、今日の延長線上にあって、それほど大きな変化はないのかもしれない。
今の世の中、暗いニュースばかりで不安になるが、100年後は、今よりも便利になっていて、それなりに楽しいこともあって、わくわくすることもきっとあるのだろう、と期待を抱かせてくれるエンディングだった。
クリハラタカシ氏のイラストが、子どもたちの想像する100年後の世界にマッチしていて、とてもよかった。

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大好きな瀬尾まいこさんが
絵本を出版されるということで、
早速読ませていただきました!

瀬尾まいこさんの
あたたかく、すてきなお話と、
クリハラタカシさんの親しみやすい
カラフルなイラストで
世界観に惹き込まれ、一気読み。

子どもたちの想像する100年後の世界が
希望に満ち溢れていてとても幸せでした。
サクヤくんの、お姉さんと一緒に
描き直した絵も是非見てみたいです。

100年後の未来はすごく楽しみ。
けれど、この絵本を読むと、
明日のこともとても楽しみになります。
1日1日の積み重ねが、未来に繋がっていくのですね。

今後発売される、シリーズ他作品も
楽しみにしております。

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もう子供だった時代がかなり過去となってしまった私には、100年後の未来にわくわくドキドキするものを想像することができませんでした。だからこの本を読んだ時、子供たちが描いた賑やかなカラフルな未来にはっとしました。そう、子供たちには楽しい未来が待っていることを信じて想像してほしい。瀬尾まいこさんの文にぴったりのクリハラタカシさんの絵で、私もワクワクする未来があることを信じたくなります。「そのころ おれたち じじいなんだよな」と100年後の子供を羨ましがる彼らがキラキラ輝いて見えました。実は100年ってそんなに先じゃないのかもしれない。少なくとも、「うんどうじょうがつかえる」明日から繋がった未来なのですから、きっとわくわくドキドキするものに違いありません。

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瀬尾まいこさん、初の絵本ということで楽しみながら読ませてもらいました。
クリハラタカシさんの絵も素敵なので、絵本の開いた感じでぜひ読んでみたいです!

100年後を想像する楽しみも、明日、友だちと遊ぶ楽しみも、子どもには同じくらい楽しいのかもしれませんね。
「100年後も『またあした』」と言える友だちに出会えるといいな。

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確かに昨今の世の中をみる限りサクヤの絵に一票を投じたくなる。現代の子供たちは未来を想像できているのかな。一見すると暗くなりがちな話題にクリハラタカシさんの絵が明るく表情豊かで、子どもの絵本に仕上がっている。細かいところまで描かれて見てるだけで楽しくさせてくれた。私は既に100年の半分も生きてしまってるが、ぜひ幼い子供たちに読んでもらって感想を聞いてみたい。

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未来に対して明るく楽しい想像をふくらませることは、きっと自分自身や大切な人達のパワーになるはずなんですよね?私たちは大人だから、不安な気持ちやマイナスなイメージをつい抱いてしまうけれど、そうだと信じたい。
娘がもう少し大きくなったら実際に描くかもしれないな…と想像しながら読みました。運動場ド〇えもんみたいでワクワクしますね。鮮やかな色で描かれていて、見ているだけで笑顔になれます。

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すごくあたたかな読了感。
100年後の世界を想像する子どもたち。遠い未来にワクワクしたり、不安を感じたりしている姿が、本当に愛おしかった。大人たちも不安を感じているように、子どもたちも不安なんだよね。それでも今を生きる子どもたち。今を楽しもうとする、今を大切にしようとする姿に元気づけられたと同時に、前向きな気持ちになれた。

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100年後…?
思わず私も想像してしまいました。
子供のころ考えていた未来は楽しいテクノロジーでいっぱいだったのに、いつからだろう、未来を想像するとき怖いことばかりが浮かんでくるようになりました。
大人になったから?それとも?
子供たちの描く100年後。
まっくらな絵にはドキッとしたけれど、たくさんのカラフルな未来予想図に、そっかそっかと安心しました。
子供たちの未来がこれからもずっと、楽しい想像にあふれていますように。
あかるい明日を楽しみにして眠りにつけそうな、素敵な絵本でした。

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図工で描くのは「100年後の世界」。一枚一枚、様々な夢が溢れる絵が並んでいく。それはきっときっと叶っていく。
そして、100年後でも変わらないものがある。それを願い伝えてくれる絵本。

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個人的な事だが、以前、小学生の子ども達に「多分みんなはあと90年以上生きているよ。その時は2100年を過ぎて、22世紀になってるんだ」と話したことがある。それを聞いたみんなが驚いていた。その時、話をするだけでなく、この絵本のように絵を描かせればよかった。

こんな事を話した子ども達の、曾孫くらいの子どもが暮らすのが、100年後の世界だろう。
その世界はどのようになっているのか考える様が、鮮やかな色使いの絵とともに語られていく。

そして張り出された、みんなの絵。ビル、動物、宇宙ステーション、タイムマシン、ロボットなどなど。夢がいっぱいに溢れた世界の絵がたくさん並んでいく。

そこに、不思議な女の子の登場。妙に身近に感じる未来の話。更にサクヤの話。ん? もしかして???

きっときっと、100年後の世界はびっくりするような、素敵な夢の世界になってるだろう。でも、そこで暮らすのは、そして学校に通うのは、今と同じ「子ども」。学校が終わってからの合言葉は「またあした」。今の子どもも、夢溢れる未来の100年後の子どもも、きっと同じ合言葉。「またあした」

今も、昔も、未来も、子どもは元気。変わらない。

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大好きな瀬尾まいこさんの絵本!どんな感じだろうーとわくわくしながら読みました!
木のジャングルジムと、休み時間10分ふえるとことか最高!さすがこども心を忘れない瀬尾さんやなーと思いました!
絵もおおらかで明るくて、素敵でした!
是非うちの店で新刊発売イベントをさせてほしいです!(ただのパートなのでなんの権限もないので、店長にアピールしてみまーす)

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大好きな瀬尾まいこさんの初の絵本‼️
瀬尾まいこさんらしく、優しい気持ちになれる絵本でした。
最後、じんわりしみわたる。
とっても好きなかんじでした。
読み聞かせにも、よさそうだと思いました。

読ませてもらって、ありがとうございました。

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色鮮やかでポップなイラストが、ワクワクした気持ちで未来を想像させてくれます。
宇宙人、タイムマシンに、ロボットが大活躍したり…100年後に期待を膨らませて想像するのも楽しいけど、ものすごい進歩がなくてもお昼休みが10分長くなったり、給食の揚げパンがたくさん食べれたり、それだけで天国じゃん!と身近な幸せを喜べる主人公が、いい意味で子供らしくてよかったです。
そして、大きな変化はなくても友達と遊べる明日を楽しみにできることが、すごくいいなと。
晴れやかな気持ちでいっぱいです。
子供はもちろん、大人が読んでもわくわくできる作品だなと思いました。
素敵な作品をありがとうございました!

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瀬尾まいこさんの作家をする前から子供たちが大好きだ!という気持ちと優しさが言葉とクリハラタカシさんの絵で表現されている絵本。
100年後もまたあした、と子供たちが笑顔で安心して言える社会のバトンを今の大人、これからの大人、未来の大人、一人一人が考えていこう。
そんな子供たちだけでなく、一緒に読む大人へも向けられたメッセージと思えた。

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先日、近くの小学校のイベントで「未来の小学校」というテーマでおはなしをする機会がありました。
そこでは給食やそうじのロボットがいたり、子供たちは空飛ぶ車で登校したり、
また、遠足は月探検とか。
でも、100年くらいでは、大して変わらない。
絵本にあるように、給食のメニューとか、休み時間の長さくらいしか
変わらないのかもしれません。
未来に向けて何ができるか、SDGzについて考えるきっかけにもなるような絵本でした。

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ドキドキしながら、読み進めました。
100年後の未来。という課題に、素直に楽しい未来を想像でき、描く子供たちの中で、主人公の友達サクヤくんの描いたものと説明が衝撃的。
今のニュースばかり見ていたら、そう思ってしまう子もいるのだろうな。と思いました。
親子で読んで、「あなただったら100年後どんな未来を描く?」と一緒に考えたくなる絵本です。
そこから、自分の子ども時代の話やおじいちゃんおばあちゃんの時代など、いろんな話から、今は過去からみたら未来だし、
どんな風に変化してきて、どんな思いが形になっているかなど、高学年の子どもとも読み聞かせして話を膨らませたい一冊。
※サクヤくんの絵について、衝撃でしたが、最後はほっこりできるので、小さいお子さんにも安心して読める絵本です。

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100年後……近い未来を想像するとわくわくして楽しくなってきます。
あったらいいな、と思うものができて、これがあると便利なのにというものが開発されて。
あの子が教えてくれた嬉しいことが増えてる未来。ぐーんと便利にはなってなくてもちょっとの進化で豊かな気持ちになれる。
笑顔の子どもが増えるといいな。
またあしたね、と笑顔で言える、そんな100年後になりますように。
子どもたちの思い描いた夢と希望の未来に想いを馳せながら、大人も楽しく拝読しました。

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こんなこどもに わたしは なりたい (60歳 女性)

価値観を試された本でした。
便利に楽したいとか何処にでも行けるとか
欲だらけじゃんねーわたし。

まいにちのおやすみなさいのまえに
またあした がいえますように

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100年後って、どんなだろう。
図工の時間に、100年後の絵を描くことになりました。
友達は「地球なんか滅びてるよ」なんて言うけれど…。

100年後は案外近い未来で、でも自分たちはずいぶん年を取っていて、
それよりも明日が楽しみな小学生たちが、ほほえましい!

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100年って先のことを考えるのってわからないことだらけ、明日のことだって不確定なのに。
自分たちのちからで100年後を作る。作れるんだ。そう思って前向きに生きてほしい。
そんなずっと先のことは分からないけれど、明日の約束ができる今日も素晴らしい。

この本は小学生の日常だけれど、とても色合いもはっきりしていてメリハリがあるイラスト。
今自分が見ている景色も、もう少しクリアに鮮やかにわかりやすく子供たちが生きてほしいな、この本のようにと思います。

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作者名とカラフルな表紙、前向きな題名に惹かれて読みました。
そうそう、私が子どものころも未来を想像したけれど、
透明のチューブの中を走る車も、タイムマシンも、万能家事ロボットも、
どれも実現していない。
でも、もしかしたら学校の休みが増えるって想像した子がいたら、
「ふつかに増えた! やった!」って思ってるかもね。
そんな地続きな未来がある、そんな未来がきっとくるって
思わせてくれる、希望に満ちた本でした。

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100年後の世界を描いてみよう!って言われても大人の私に思いつくのはあまり良くない未来ばかり。子どもたちが思い描く楽しそうな未来の絵は見ているだけでワクワクします。たくさん素敵な未来を思い描いて、子どもたち自身でそんな未来を作っていって欲しいな。夢も見なければ実現もしないですよね。こんな授業を実際でもやって欲しいと思いました。そして100年後も変わらずに友達でいられたらいいね😊

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明日を明るくむかえられる古い海外絵本『あすはきっと』を読んだときに、この絵本の日本の子向けがあったらもっといいな、と思った、その気持ちが満たされた読後です。未来は明るい。今がどうあれ、そう信じる力があってこそ。それを子どもの目線に立って伝えてくれるすてきな絵本だと思いました。

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瀬尾まいこさんが絵本⁈ 作者を見て驚きました。なぜなら瀬尾まいこさんの作品が好きで、ほとんどの小説を持っており、何度も読み返していた私だからです。
瀬尾まいこさんの温かな文章は変わらずに、100年後というずいぶん遠い未来を想像する物語は、主人公と一緒になって楽しむことができます。
子供と一緒に読んでも、子供同士で読んでも、もちろん子供一人だけで読んでも、未来を楽しく想像でき、ワクワクできそうです。
それに題名がとても素敵です。「またあした」そう笑顔で言える100年後、もっとワクワクしてしまいました。

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100年後、どうなっているのでしょう。私には先のこと過ぎてとても想像できませんが、子ども達の発想は自由で楽しいです。
自分はもちろん、我が子も生きていないだろう100年後。
どうか、地球は元気でいてくれますように。

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瀬尾まいこさんの初めての絵本ということで楽しみに読みました。
授業で100年後の世界を描くことになる。
クラスメイトがそれぞれに100年後を想像して描いていく。

私は100年後の世界は見られないでしょうが、子供の頃は楽しい時間が永遠に続くように感じていました。
休み時間、給食、放課後、友達と過ごす時間は足りないくらい楽しいものでした。
今の子どもたちも同じように過ごしているのではないでしょうか。
辛い思いを抱えている子どもたちもいると思います。
それでも子どもたちが想像する未来が明るいものであってほしい、そう願わずにはいられません。
だからこそ「またあした」と遠い未来だけでなく、明日も明後日も待ち遠しく感じるような絵本でした。
このシリーズの他の作品もどんな100年後が描かれているのか面白そうで読んでみたくなりました。

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100年後の未来はどうなっているか。
少子高齢化、地球温暖化、戦争など暗いニュースが多く未来の明るい想像なんてできない世の中を明るく照らしてくれる絵本でした。
担当している子供たちにも100年後の未来を描かせてプレゼンテーションしてもらいたいなあと思いました。
子供ならではの視点が微笑ましくてとても良かったです。

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100ねんごのせかいって、どんなふう?
魔法みたいな発明で、夢みたいな暮らしをしてるかな。ニュースで言ってた問題のせいで、暗い未来が待ってるのかな。それとも…??

100年前に生きた人も、100年後に生きる人も、そして今を生きるぼくも、きっとみんな「またあした」って思いながら暮らしてる。その「またあした」に、ささやかな幸せと、誰かを大切に想う気持ちがあれば、きっとあしたは楽しみだし、未来は明るい。1つ1つのあしたの積み重ねが、100年後の未来へと繋がっていくのだから。

いつの世も、子供があしたと100ねんごのせかいに希望を持てるようであって欲しい。そして、どんな未来であろうと、日々の中に楽しみや喜びを見出せるようでありたい。あしたを待ち望むぼくの姿に、心が晴れやかになりました。

瀬尾まいこさんの豊かな表現力による文章と、クリハラタカシさんのポップで魅力溢れるイラストが、わたしたちの想像力を掻き立ててくれます。
未来はどんなふうになるのか、あしたはどんなことがあるのか、大人も子どもも一緒になって、この絵本を囲んでお話ししてみたくなりました。

あなたの「あした」は、どんなふうですか?

追記:よーく見ると、「あれっ、コレって!?」とビックリする「何か」が見つかります!これこそ、絵本ならではのワクワクドキドキですね!ぜひじっくり味わってご覧ください。

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大好きな瀬尾まいこさんの初めての絵本。
発売自体がとても嬉しかったし、読む前から楽しみでした。

瀬尾さんらしい温かみを感じられて、明日が楽しみになる絵本。
小学生男子の学校でのひとこまに、懐かしさと子どもの未来を夢見るまっすぐな気持ちに思わず笑顔。ほっこりました。

子どもの想像力って自由で楽しくってすごい。
今を全力で楽しんだうえに、未来の想像でもこんなに楽しめる。
ストーリーも、見ていて思わず笑顔になるくりはらさんの絵も良かった。
ラストページの絵で、更に心を鷲掴みにされました。

大人の私でも、子どもになって彼らが思い描く未来の世界を体験したい。
悲観的な未来を嘆く大人に引っぱられず、子どもには沢山の楽しい未来を思い描いて欲しい。
明日の未来も、100年後の未来も。
読みながら、こんなふうに毎日が小さな楽しさで溢れたらいいなと思いました。

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大好きな瀬尾まいこさんの作品ということで、楽しみに読ませていただきました。
案の定、あたたかな幸せになるお話でした。またクリハラタカシさんのポップな色使いがとても良かったです。
明日が楽しみだったあの頃を思い出させてくれる素敵な作品でした。
ありがとうございました。

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100年後、遠いような近いような未来
まだ見たことのない未来を思い描くのは楽しい
子どもたちの想像力を駆り立てる
身近になりつつあるロボットの活躍
学校の給食がどんな風に変わっているか
そんなこんなの束の間の夢の時間
いつものようにまた明日と日常に戻っていく
楽しく賑やかな絵にワクワクさせられました
瀬尾まいこさんの控えめな未来像も良かったです
思い描くのは自由でもぶっ飛び過ぎては現実感がない
そのさじ加減がさすがでした

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大人が100年後を想像すると、あまりいい未来は思い浮かばないかもしれないし、現実の延長のような未来しか描けないかもしれない。だけど、子どもが未来を描くと楽しくてワクワクするような未来を描くんじゃないかな。そして、未来でも、今と同じように、遊びに夢中になれる子どもたちがいる。
ちょっと未来の「あした」のワクワクが、ずっーと未来の100年後まで、続きますように、、、そんなふうに思った絵本でした。

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図工の時間、100年後の世界という課題に、「ぼく」は「タイムマシン」や「宇宙人」を想像する。ほとんどの子が同じように明るい未来を描いたのに、友達の「サクヤ」だけは画用紙を黒く塗りつぶした。でも、実は……。
ハートフルな小説を書く瀬尾さんの初めての絵本には、やっぱり、ささやかな幸せを大切にする気持ちがこめられていた。サクヤの気持ち、ぼくの思い、100年後の世界、そして今現在を、クリハラさんが軽やかに、鮮やかに描き出す。
今日も、明日も、そして100年後も、元気に「またあした」って、言いたいね。そんな気持ちになる絵本だった。
#100ねんごもまたあした #NetGalleyJP

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100年後を想像するのはとてもワクワクします。
子供たちの絵も楽しそうな明るい未来です。
ただ今一番楽しみなのは明日も友達と遊ぶこと。これも大事ですね。明日を楽しまないと未来もこない!?
文章と絵が合っていて素敵な作品です。シリーズだということで今後の作品も大変楽しみです。

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ある日授業で100年後の未来について考えるという課題が出される。

僕がそれを張り出していると未来から来たとおぼしき少年が未来について教えてくれる。

瀬尾さんらしいほっこりした物語とかわいらしい絵がマッチしていてかつ未来について考えさせられる内容でとても示唆にとむと感じました。

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瀬尾まいこさん初の絵本ということで興味を持った。小学生の子どもたちにとっての100年後の未来は、こうなったらいいな、ということが次々に実現している明るい希望の方が多いだろう、という描き方に安心する一方で、お先真っ暗…と悲観的な予想をする子がいたら、それは今の大人と社会の責任だ。今と未来はつながっている。楽しみも幸せも、つながって行く先にも同じようにあると信じて今を生きることは希望であり、おはなしに出てきた"あの子"の言う未来の様子がまさに子どもの日常の範囲内、という親近感が、今の子どもたちに伝えたい未来への願いだと感じた。

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瀬尾まいこさん初の絵本。
100年後の世界を描くこども達が描かれる。
クリハラタカシさんのポップな絵はこども達を生き生きとさせ物語との相乗効果を生み出しているように思えた。

こどもの頃、図工の時間に私も未来を描いたことがある。
今現実にはないものを想像したり、ドキドキわくわくしたっけ…
その頃は未来は楽しくて明るいものだとしか考えていなかったような気がする。
今のこども達もそうであって欲しいなと思いながら読んだ。

想像することって楽しい。
100年後ってどんな世界になっているんだろうな。
こどもの頃には果てしなく長く思えた100年、今の私には短くはないけれどそう長くはないように思える100年。
驚くような大きな変化はないかもしれないけれどちょっとした変化はきっとあるはず。
ロボットが活躍する世の中になっているかな?
宇宙が身近になっているかな?
なんてことを想像しながら読んだ。

ドキドキわくわくを楽しめる1冊。

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まだあれから100年もたっていないけれど子どもの頃に自分が思い描いていた未来と今現在の世の中を比べるとどうだろう。戦争や災害、疫病の蔓延などサクヤのように画用紙を黒く塗りつぶしたくなるような出来事がある一方、デジタル化が進んで生活は便利になり医療の進歩でひとびとは長寿になりいい面だっていっぱいあるはず。100年後というとすごく遠い未来に感じるけれどひとびとの営みはいつの時代も同じようなものではないかな。毎日の積み重ねが未来に続いている。またあした、と明日を楽しみに毎日を過ごせることが今を生きる子どもたちにも未来の子どもたちにも幸せなことなんだと思った。明日への希望が未来への希望へとつながっている。

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瀬尾まいこさんの初めての絵本は100年後の未来を絵にする小学生の授業風景でした。
今までは未来には夢がいっぱい溢れてていろいろ進歩した世界だったはず。
クラスのほとんどの子がそんな楽しい世界を描いていたのに一人だけ暗い未来を描いている男の子。
確かに今の世界の状況を見てると過去に比べると科学や医療など進歩してるのに、
まだまだ人と人との関係が飛躍的に良くなったとは言えないこの世界。
お互いのことを尊重しあってこそ100年後の未来が輝いた世界になっているはず。
未来のことも大事だけど今この時を大事にすることだと最後に教えてくれました。

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小学校2年生と年中2人の娘たちと読みました。
鮮やかな色彩の絵本に影響されて、自分たちも同じテーマで絵を描きたいと思ったよう。
保育園や学校の授業で絵本を読んでからみんなで絵をかいても楽しそう。

100年後なんて途方もないほど先に感じるけれど、またあした、またあしたを
積み重ねて必ずやってくるもの。今の日常の延長線上でちょっとの
こうなったらいいな、楽しいなを想像するワクワク感をたくさん
感じさせてもらいました。

ネットギャリーのアプリでは左右片方のページずつしか見れないので、
実際の本を手に取って、どどんと見開きで鮮やかな挿絵を見てみたいです。

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瀬尾まいこさん初の絵本!(興奮!)

図工の授業で100年後の世界を描く。
大半の子供たちは、夢のある明るい未来を想像する。そこに見知らぬ子があらわれて…?!

現実を知る私たち大人は、明日を夢見ることができない子供も少なからずいることを知っているし、未来の世界が抱える不安要素を考え途方に暮れてしまうのだけど。
いやいや、未来は希望に満ちているなと思いをあらためる。100年後って日々の積み重ねの先にある地続きの未来。まずは明日を楽しみに毎日を過ごそうと思わせてくれる素敵なお話でした。

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瀬尾まいこさんの新作は絵本。
どんな作品かとワクワクして読み始めました。
小学校の図工の時間、お絵かきのテーマは「100年後のせかい」
みんながワクワクするような未来を描く中、友達のサクヤの絵は真っ黒に塗りつぶされている。
100年後の地球は滅びているんだ・・・って
ちょっと悪ぶっるこんな男の子、いたなぁ、って思い出しました。
絵の掲示係のぼくは、放課後、一人絵を貼っていたら・・・
ラスト、真っ黒の絵をかいていたサクヤと、また明日もいつも通り・・・の展開、まいこさんらしくとてもよかったです。

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瀬尾さんが絵本の形で、どんなお話を紡がれるのかと楽しみに読ませていただきました。残念ながら、くりはらさんの画が私には合わず、やはり絵本は作画も大きな比重を占めることもあり、お話がすーっと入ってきませんでした。

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瀬尾まいこさんの初めての絵本ということで、手に取った。
100年後の世界ってどんな感じなんだろう?
楽しい未来も悲しい未来も想像できるけれど、どうせなら子どもたちには、楽しい方に考えてほしいなぁと思う。
そのためにも、今の大人たちがどう過ごすかが問われるなぁとも考えた。
明日の楽しい約束が、100年後にも繋がっていけるといいなと思う。

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大好きな瀬尾さんの初の絵本!淡々と飄々とした瀬尾さんの文章にポップで鮮やかな色彩の絵がとてもよくマッチしていました。
100年後って聞かれると、確かに劇的になにもかもが変わってしまっているような期待をしてしまうけれど、毎日の地続きの先にあるんだよと優しく教えてくれているような気がしました。明日に期待したい小さな願いを大事に見つけてみよう!と考え方のヒントを出してくれていて、たくさんの人に読んでもらいたいなぁとわくわくしました。

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あたたかく親しみやすい作風で人気の作家・瀬尾まいこ初の絵本。
授業で「100年後の未来」を描く事になった小学生が、子ども特有の自由な発想力を活かしてカラフルな未来を創造する、豊かな希望を繋ぐ物語。

これからの未来に何が遺せるのか。今の私たちに何が出来るのか。微笑ましいファンタジーのようなものから、大人には見えなかった新しい視点での小さな進歩まで、若い力が世界を引っ張る未来が浮かんだ。子どもたちの力を伸ばすべく、想像力を培う手助けのひとつとなる作品。

子どもたちの内に秘めた可能性が溢れ出る様子がうかがえる、エネルギッシュなイラストも魅力。

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本作は、図工の時間に
「100年後の世界をかいてみましょう」
というのが始まりです。

100年後…。
100年前は大正時代末期。
服装も生活も食事も、家族制度のあり方や教育制度も…
随分変わったと思う。

100年後は、
更に温暖化が進み、
少子高齢化が進み、
シンギュラリティが起きてAIが台頭している世界だろう。

大人である私は、
つい現実を厳しく考え過ぎているかもしれない。
でも、より良い未来を築くためには
未来に対して「希望を信じられる事」が
力の源になる。

瀬尾まいこさんが描いた100年後を見つめる瞳は、
瀬尾まいこさんらしい、
とても暖かなものでした。

100年後も「またあした」という未来を
私たち大人は作らなければ。

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小学校の図工の時間に絵を描く子供達。テーマは『100ねんごのせかい』。ロボットや宇宙人の登場率多めの明るい色彩で夢ある楽しそうな絵の中で黒一色の絵が…。100年後は地球は滅びている…戦争や環境破壊…。なるほどと思う一方で未来に夢を持てない子供を出現させてしまう今の状況をどうしたら良いのだろうと暫し考えに耽ってしまう。結局、一人一人が出来る事をやっていくしかないのか。間に合うのかなぁ。なんて思うのだけれど絵本は穏やかに終わっていて良かった。瀬尾まいこさん初の絵本は素敵な絵と共に瀬尾さんらしい物語だ。

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100ねんごもまたあした・・・それは、「今」を「今日」を、ぎゅっと抱きしめる言葉です。
何もかもが思うようにはいかなかった、そんな今日でもなんとか生きていられたありがたさ。そんなことを感じる感性は、現代の人にはなかなか持てないのかもしれません。でも、わたしたちの国の先人たちは、一日を終えようとする夕方、仰ぎ見る茜の空に、「お天道様、ありがとうございます」と手を合わせるような、美しいく、心のたおやかな人たちでした。それが、「ノルマ」の格段に増えた現代の人達には、こんな心を持つ習慣は、どうやら至難の業ですね。
でも、それは、こころが「ノルマ」に囚われているからではありませんか?少し、立ち止まってみてください。ほんとにその「ノルマ」はあなたの人生に必要不可欠なものですか?人より遅れてはならないと、あせっていませんか?本当は、信じ込まされた、その「ノルマ」を掴んで離すのが怖くなっているのではないですか?100年後もそれって、大事だったっておもうと思いますか?その「ノルマ」はあなたのしあわせそのものですか?
そんなとき、ふと、立ち止まれる魔法の言葉「100ねんごもまたあした」・・・それは、何もかもが100%じゃない現実の今日を愛して、頑張って生き抜いた自分を抱きしめ、認め、信じ、未来に生きる、そんな夢見る言葉です。親友のサクヤくんと、また、明日何をして遊ぼうか?やっぱりキャッチボールだよね!って。明日も、きっと今日と同じくらい、いい日になるさ。だって、サクヤもいる。かわらないもののすてき。そして、ほんの少し新しいことのおこるかもってドキドキ。ほんの少しでいいのです。一日の終りに、ほんの少しの、夢を信じるシアワセの連続が、きっと素敵な100年という時間を輝かせてくれるこころの財産になるはずです。たとえ、100年後、生きていないとしても、わたしたちは「今」にしか生きられないことお忘れなく。「今」、あなたが、どれだけ美しく光ることができるかなんです。
もし、これが、「今日が地球最後の日です、さようなら」ならどうですか?あせってしまって、「今」は逆に忘れ去られてしまいそうですものね。
屋上の給水塔。すこし、あやしいですね・・・なんども、なんどもゆ~っくり、じ~っくり味わえる絵本です。くりはらたかしさんの描く夕景は永遠を感じさせてくれます。メッセージにピッタリの絵です!
「100年後」・・・ちょっと心を自由にしてくれますね。ありがとうございました。

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図工の時間にいきなり先生から「きょうは 100ねんごのせかいをかいてみましょう」と言われ、戸惑う生徒たち。自分に置き換えてみても、100年後って遠い遠い未来のようで想像するのは難しい。でも、AIがもっと発達して色んなことがもっと便利な世の中になっている、とか、地球温暖化が進み、戦争が世界各地で起こっている今、地球が滅びてしまっているとか、夢や希望のある世界とそうでない世界を同時に考えてしまうかもしれない。物語の「ぼく」はタイムマシンがあったり、空を飛べる靴があったり、宇宙人がいたり、と夢のような世界を絵に描くけど、その絵を見た近くの席にいたサクヤに「おこさま だよな」と言われてしまう。サクヤの描いた絵は、黒い色で塗りつぶされた白い画用紙。戦争や環境破壊で100年後はこうなっちゃう(地球が滅びる)と言う。そして終了のチャイムが鳴って掲示係の「ぼく」がみんなの描いた絵を貼っていると、サクヤの絵がないことに気づき、そして、見たことない子が「ぼく」のそばに立っていた。ーなぜ、サクヤの絵がなくなっていたのか、そばにいた見たことない子は誰なのか、そして、「ぼく」が考えた100年後の世界とは。子どもにとって100年後の世界は希望のあるものであってほしい。そんな気持ちを色鮮やかなイラストの中に抱いた。

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100年後の未来を想像するとき。
何を思いますか?

ドラえもんをみて育った子供の頃、
未来にわくわくしたのを思い出します。

学校の授業で100年後の未来の絵を描くことに
なった子供たち。
ロボットやタイムマシン、まだ見ぬ未来に
期待して想像を膨らませます。
どうか未来に悲観しないで。
真っ暗だなんて諦めないで。
そう願わずにはいられない、優しい絵本。
瀬尾さんの描く未来が、とっても素敵でした!

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図工の時間に100年後の絵を描くことになった。空を飛ぶとか海の上を走れるとか、想像するだけで楽しい!でも、サクヤの絵は…。ウキウキするような未来もちょっと不安な未来も、子どもなりに考えて、前向きに進む結末にほっこりしました。

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100年後の未来を予想するのは困難ですねえ。それは今も昔も変わらないようで、明治初期にも新聞に100年後を予想した記事が掲載されました。テレビのように実現したものもありますが、宇宙旅行や個人での飛行などは、21世紀の今日でも難しいものです。

小学校で子どもたちが描いた100年後の世界。それも明治の新聞と同様に夢あふれるものでした。夢のような技術は、果たして実現するのか? そして100年後も今も変わらないものってなんだろう?
その変わらないものこそが、とても大切なものなんじゃないだろうか。
子どもたちに、その気づきをくれる本です。

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絵本を頻繁に読むわけではないので、本書が絵本の中でどのような位置付けになるのか詳しく言及することは難しい。しかし、本書のテーマを「夢」ではなく、「未来」としたのが個人的には良いなと思った。「夢」をテーマにすると、子どもたちは往々にして大人や既存の職業を模倣したり、知識や経験の差に基づいた現実的なものに落ち着いてしまうことがある。夢は想像力を求められるようで、創造的ではない。しかし、テーマを「未来」にすることで、途端に創造力を発揮していろいろと考えることができる。

この絵本を読んで、ふと気づいたのは、大人になった今、いつから未来を見据えることをやめてしまったのかということだ。100年後の未来について真剣に考えたのは、おそらく小学生の頃が最後かもしれない。

私自身は小学生の頃、無知であったこと、ドラえもんなどの影響もあり、未来は科学技術がどんどん発展していくものだと思っていた。タイムマシンですら、本当に実現しているのかもしれないと思うほどに。しかし、大人になるにつれて未来を見るというより現実に追われるようになった。未来を自分で掴む、創造するというより現実の延長が未来になるといったイメージ。だから、未来に対して劇的に明るいことを想像することがなくなってしまったように思う。けれど、技術の発展は誰かが思い描き、実験することから始まる。ライト兄弟が空を飛びたいと思ったからその実験をしたように。未来に対して真剣に考え、実験していくことが今の私にとって必要なのかもしれない。

理想的な未来像を持つことは、現在の自分を変えるきっかけになる。この絵本は、過去の自分(非現実的とも思える未来を想像していた小学生時代)と現在の自分の未来の捉え方の違いを自覚させてくれた。

今を生きる子どもたちが100年後をどう描くのか、とても興味深い。絵本を通して子ども達と一緒に考えてみると楽しそう。子どもも大人も、未来を創造する力を取り戻すことで、より豊かな人生を送れるのではないだろうかと改めて思った。

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瀬尾まいこさんの絵本ということで気になり読みました。100年後の真っ暗なページをみてハッとさせられました。
子どもたちにこんな絵を描かせるような街を世界を作っちゃいけないんだ!こどもの想像力が消えない世界にしたいです。

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100年後と聞くと、ずっと先のように感じますが、明日の積み重ねが、100年後に繋がると思うと、意外と身近なものなのかな…と楽しみになりました。
子供たちが自由に考える100年後の未来を見ていると、ワクワクします!

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100年後の未来をテーマに小学生が絵を描く。子供ならではの希望も込みのいろんなカラーの世界が描かれていました。これからの100年の発展はそう大きいものではないかもしれませんが、みんながより良い未来のために想像する事が大切なんだなと感じました。それをまわりと共有し、より華やかな物にしていくための1冊になるといいなと思いました。

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【100年後の未来はどうなってるだろう】
自分の未来や将来に思いを馳せることはあれど、100年後の未来を考えることはどれくらいあるだろう。
この作品は小学生達が、未来を自由に想像していく絵本だ。
空飛ぶ靴、宇宙人と暮らす、海を歩くなど…子どもならではの発想と絵が読んでいて楽しい。
未来は明るいものだと思える、心がワクワクする絵本。

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100年後どうなっているか想像して描く子どもたちの絵が楽しくて自由で、今の私には思いつかない想像だと感じました。
100年後と聞いて、私が思い浮かべてしまうのは、どちらかと言うとサクヤくんが描いた灰色に塗りつぶされた世界。だけど、これから先、子どもたちの子どもたちが住む世界がそんな悲しいものにならないようにと心から願う。
未来に目を向けつつ、今目の前の瞬間を楽しもうとするラストもよかった。

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何十年も生きてきた今では、100年後ってそこそこ想像可能な未来だと感じた。子どもたちにとっては、すんごい未来だと思うけど。
でも「明日」が「今日」になる毎日を重ねていけば、必ず未来はやって来る。子どもの「明日」が理不尽に奪われるような世界ではなくなってほしい。

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子供に繰り返し読み返してほしい一冊だと思いました。

「100年後」自分事とは考えられないかもしれない。まずはそれに対する明るい予想図を描いている子供たちが多かった。絵が教室に掲示されている場面でそう思わされてよかった。子供たちがまず未来に希望を持たなければ「休み時間が増える」とか「揚げパンが増える」などに向けた行動を取ることができない。今の行動で未来が明るく変わる。逆に先人たちの努力で今がある。そんなことを改めて考えさせられました。


多くの教科書会社の中三の国語の教科書に、魯迅著「故郷」という小説が載っています。人々が世の中に絶望しているなかで「歩く人が多くなれば道になるのだ」という主題が書かれています。

希望を持ち、希望を叶えようと行動する人が多くなれば希望は叶う

そんなことを子供たちに示唆したいと思わされる一冊でした。

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友達と口喧嘩したって、今日が良い1日なら、明日も絶対に良い1日。
だから、100年後だって、絶対子供たちが幸せに暮らせる明るい未来だと思わせてくれる絵本。
子供の時は毎日がキラキラしていたのに、大人になるにつれ、”今”ではなく”未来”の事ばかりを心配するようになる。
どうしてなんだろう。
友達とおしゃべりしながらの帰り道。
”じゃあ、またあした!”と言える今日。
未来の話をしているけれど、”今”をもっと味わおうよ!ということも伝えてくれる。

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瀬尾さん初の絵本、とっても楽しみにしていました!
100年後の未来、自分たちはもう生きていないかもしれないけれど、子どもたちの描く未来はとてもカラフルで自由で希望に満ち溢れていて素敵でした。
どの未来も実現するかは分からないし、大きな変化があるかもわからないけれど、子どもたちに100年後を想像してわくわくする気持ちも、友達に「またあした」と言える今も大切にしてほしいと思えるような本でした。

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「100ねんごのせかいをかいてみましょう」

図工の時間に書くことになった「100年後の未来」

ロボットと生活しているのかな。
学校はどうなっている?

私は明日は今日より明るい未来だと思っていませんでした。
『そして、バトンは渡された』の瀬尾さんは明るすぎず、でもちょっとした楽しみを読者に与えてくれます。

くりはらさんの絵も明るくてワクワクします。

子どもたちに紹介しようと思った本で私の気持ちも軽くなりました。

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100年後、どのようになっているか?100年後はすぐのような気もするのでそんなに変わっていないかもしれない。過去100年前から今日までの変化を考えると、目まぐるしい変化をしているかもしれない。近年の世の中の変化は、すごく早くて、追いついていくのが大変(?)でも、人間の本質は変わらないで欲しい。人と人との繋がりは、今より強度であって欲しい。そんなふうに思った。

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またあした

この言葉はとても重いですね
明日が来なかったら100年後は来ない
カラフルでとても賑やかな元気な子どもたちの感じている世界
みんながこの絵本を楽しめる世の中を作る大人の責任を考えました
大人も子どももそれぞれ楽しませてくれる絵本だと思います

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みんなが描いた絵を教室の後ろの壁に貼りだされて、みんないろんなこと想像してるなって思いながら見てたんだけど、すごいことに気がついちゃったんだ。

100年後にぼくらは生きているのかな?
それとも、おじいさんになってまだ生きてるのかな?

サクヤと未来の話をしていたら、ふたりともおじいさんになっても仲良くしてられたらいいなって思ったんだ。

いくつになってもふたりで遊んで、「またあした」って別れる。

100年後もそうだといいな。

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個人的に瀬尾まいこさんの世界観はぱっきりした色ではなく、
なんとなくパステルカラーのイメージだったので、
表紙から「どんな感じなんだろう?」と思いながら読みましたが、
絵本だからこそ表現できるお話が描かれているなと感じました。

主人公の隣の席の男の子の、描いた絵とその理由、
「わかる!」と思うし、「その発想、うまい!」とも思い、
だけどそのまま終わらせないあたりが瀬尾さんらしさかな。

読んだ後にいろいろ話し合うのにおすすめの本。

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「〇〇年後の世界を描こう」と言うのは、将来の夢を書くのと同じくらい、子ども時代にとっては普通の問いかけに違いない。半世紀以上前の私の子ども時代でも空飛ぶ自動車や動く鋪道、宇宙旅行などテクノロジーを駆使した世界を描いたのを記憶している。それが自分の子どもたちの時代になって環境汚染という視点が入り「大人はずるいなあ」と言われるようになった。この絵本のサクヤ君のように、上手に描けないだけではない未来への漠然とした不安や実体のない世界に手放しでは喜べないものがこの世界には嫌というほど存在している。それでも子どもには「楽しむ」という権利も力もいっぱいある。自分が生きたい世界は、今の自分の生活の延長線上に、今感ずる喜びを広げていくことの中に見つけることができる。そんなメッセージはありきたりなより高度な世界を人間が作り上げることができるという神話に疑問を感じる子どもたちに安心感を与えてくれるのではないかと思う。

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たまには絵本も読んでみる。何しろ作者は瀬尾まいこだ。どうやら「100年後えほん」」というシリーズの第1作らしい。100年後、私たちの生活はどうなっているのだろうか。大人は色々考えられる。でも子供は感じるしかない。まだ知識も経験も浅い子供たちは、感覚で100年後を予測する。

学校で「100年後を予想して絵を描く」という課題が出される。友達は灰色で絵を塗りつぶす「100ねんごは、ちきゅうなんか ほろびてるよ」ほんとかなあ。けいじががりのぼくは疑問に思いながら、みんなの絵を教室に貼る。そして起こる不思議な体験。

たまに絵本を読むと、心が洗われる。全然思いもつかないような展開の物語がカラフルな絵の中で展開するからだ。このシリーズ、星野智幸〜藤野可織〜道尾秀介と続くらしい。これは楽しみだ。しかも道尾秀介回のイラストは「しりあがり寿」だ。これも楽しみ。

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