ちいさな ハチドリの ちいさな いってき

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刊行日 2022/06/27 | 掲載終了日 2024/07/26

ハッシュタグ:#ちいさなハチドリのちいさないってき #NetGalleyJP


内容紹介

古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。

世界で活躍するウノサワケイスケの初めての絵本となります。



JPIC 第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」「読者賞」2位受賞。

古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。

世界で活躍するウノサワケイスケの初めての絵本となります。



JPIC 第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」「読者賞」2位受賞。


おすすめコメント

古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。

世界で活躍するウノサワケイスケの初めての絵本となります。



JPIC 第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」「読者賞」2位受賞。

古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。

世界で活躍するウノサワケイスケの初めての絵本となります。



JPIC 第4回「親子で読んでほしい絵本大賞」「読者賞」2位受賞。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784909809384
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 48

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NetGalley会員レビュー

ハチドリって変わっているよなあ。自分がハチドリだったらこういわれると不安になるかな。
特に自分が秀でた能力を持っていなくても、変わっていると思われていても、
それが実を結ぶかどうかわからない場面だったとしても、
自分の想いを行動に移せば、思いが伝われば、広がりが大きければ大きいほど、
0だった可能性も少しずつ増えていくっていうことが起こりうるよ。
と、信じて周囲を気にしないハチドリさんの想いをみんな大事にして欲しいと思わされました。

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豊かな森の中、小さなハチドリは誰とも話さず、独りでいた。ある時、雷で山火事がおきて獣たちは逃げ出す。でもハチドリだけは黙って行動を始める
意志とは勇気とは、また謙虚とは何かを考えさせる絵本。

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花、葉、更には動物達が、グラデーションを控えた鮮やかな色合いで描かれた絵。それを見ているだけでもウキウキしてくる。そして、それに乗って語られていく古来から伝わる民話。

自慢も何もしないハチドリ。自分のことをちらんとわかっているのだろう。でも、何か話すことがないのかな? だから、ほかの動物たちも話しかけようとしないのに。寂しいよね。と最初は思っていた。

そして、突然のカミナリからの山火事。絵の雰囲気が一変する。熱さを肌で感じるほどの迫力。

でも、ハチドリだけは逃げずに、自分が口に含むことができる精一杯の水、一滴の水を何回も山火事にかけていく。無言で、ただ、一人。
その繰り返す様子の絵に息を呑む。何という回数。何と言う意志。

そして、初めて口にした一言が、「できることをしているのさ」。それがきっかけ。動物達が一斉に動き出したきっかけ。動物達も私も何という誤解をしていたのか。

全てが終わったあと、皆が活躍の自慢話をする中、また自分から一人きりになるハチドリ。でも、動物達も心のどこかが変わっているはず。ハチドリはきっとそれを見取ったからこそ、また自分の立ち位置にもどったのだろう。

動物達もまたハチドリに話しかけることはないだろう。でも、その姿を見る目は今までとは変わっている。絶対変わっているはず。

読み終わった時、思わず自分を振り返るだけでなく、周りの人々の様を思い出していた。

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「今、自分にできることをする」という単純明快なメッセージが込められた絵本。

南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話ということで、「自分がいいと思ったことを周りに働きかけ、みんなで力を合わせて問題を解決しよう」という日本的な展開にはならない。
ハチドリは、ただ淡々と自分のやれることをやるだけ。
それでも、周りはその姿を見て、自発的に自分たちも自分たちの出来ることをしようと行動する。

力強い色といい、大胆な構図といい、とにかく絵が素晴らしかった。

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たいへん美しい絵本でした。
グラフィックデザインのお手本のような、ダイナミックでバランスのとれた画面。
お話の内容も、「自分のできること」をする、という地味で大切なことを伝えており、素敵です。
とても控えめなので、子どもよりも大人に響く絵本のように感じました。

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