やらなくてもいい宿題
算数バトル編 謎の転校生
結城真一郎
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刊行日 2024/07/18 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#やらなくてもいい宿題 #NetGalleyJP
内容紹介
いまもっとも注目を集める新進気鋭のミステリ作家・結城真一郎の、初めての“子どものためのミステリ小説”。
あなたは、この問題がとけますか?――謎だらけの転校生が出題する、5つの算数問題。あっと驚くどんでん返しの連続に、本が好きな子もそうでもない子も夢中になること間違いなし。楽しく読みながら算数力も読解力も鍛えられる、子どもも大人もとりこにするミステリー!
【あらすじ】
舞台は小学校。5年1組にかわいいけど謎めいた女の子・ナイトウさんが転校してきた。自分のことを何も語らない彼女について、“ある疑惑”が持ち上がる……彼女の隣の席のぼく・数斗は、その秘密を探る。そんな数斗に、ナイトウさんが「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と出題してきた。
それは一見ふつうの算数問題。算数が大得意な数斗は余裕で解いてみせる。ところが問題には実は“ワナ”が仕込まれており、数斗はまんまと裏をかかれてしまう!
数斗は果たして彼女の秘密を明かせるのか? そして彼女の正体は……!?
ナイトウさんの出す問題は、公式や解法に当てはめただけでは正解は出せない。最後まで読んで「そうだったのか……!!」とゾッとしたり、びっくりしたり。
謎を解く鍵は「よく読む」こと。頭を柔らかくしてしっかり読めば、むずかしい公式なんて必要なし。
あなたはナイトウさんの問題が解けるか? そして彼女の秘密を明かすことができるか?
【目次】※本サイトには「1問目」のみ掲載しています
1問目 奴隷とライオンのつるかめ算
2問目 逃亡者と警察の旅人算
3問目 老婆と少年の年齢算
4問目 列車とボートの流水算
5問目 別れと思い出のニュートン算
6問目 最後の暗号
おすすめコメント
著者プロフィール
結城真一郎(ゆうきしんいちろう)
1991年生まれ。神奈川県出身。開成中学・高校を経て東京大学法学部を卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し2019年デビュー。2021年「#拡散希望」が日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同作を収めた短編集『#真相をお話しします』(2022年)は20万部を越えるヒット作となる。ほかに『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』など。
販促プラン
応援メッセージ大募集!お寄せ頂いた感想を、POPまたは広報宣伝物に使用させて頂きます!
※掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。※実名を使用する場合には、事前にご連絡・確認を致します。
《レビュー募集期間》~2024年7月10日午前10時
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《レビュー募集期間》~2024年7月10日午前10時
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784074598793 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
ページ数 | 176 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
先生のお名前に惹かれてさっそく読んでみました。
謎多き転校生ナイトウさんは同級生とは思えないほど大人っぽくてどこかミステリアス。初恋が彼女という男子小学生も今後現れるのではないでしょうか??怪盗ランマとの関係性も良い感じに匂わされ、あっという間に読了。続きが気になると同時に出題されたつるかめ算も算数苦手な子でも分かりやすい解説だと思いました。小学生時代、中学受験のために泣きながら勉強していたあの頃を思い出し、もっと早く出会いたかった~と素直に感じました。
先生にしては珍しい小学生向けの小説ということでどんなものか気になりましたが読み終わってからより一層、期待が高まりました。
まず、多くの人が苦手であろう算数(数学)をテーマにしていたところが魅力的。小中学生にはやや難解に感じるテーマもイラストを入れて漫画感覚で解説していたので、算数嫌いでも夢中になって読み切ってしまいそうな作品だと思いました。ただし、正攻法だけでは作中の謎は解けないというのも本格ミステリーならではのエッセンスで、新鮮な気持ちでこの本に出会う子どもたちが羨ましいくらいです。ヒロインのナイトウさんのミステリアスなキャラにも好感が持て、彼女が一体何者なのかが気になるところです。キャラクター小説っぽいテイストなので、著者の作品が好きな大人の読者にも楽しめそうです。
面白かったです。
子供向けに読みやすい文章なのに、しっかりオチが決まっていて、大人でも「なるほど!」と唸ってしまう内容でした。
数学の問題を理解しやすくするための挿絵の工夫もとても良いと思いました。
今年のブックサンタ候補になりました。
「#真相をお話しします」の結城真一郎が書く、子どものためのミステリ小説。
そんなの、面白いに決まってる!
ということで、読んでみたら、やっぱり面白かった!
ミステリアスな転校生に、天才的に算数ができる主人公・数斗。
算数問題の裏に隠れたひっかけに、「なるほど!」と思わされる。算数とも国語とも言える問題に、小学生に戻った気分で、頭を使った。
ところどころにイラストや漫画があり、問題の解き方も理解しやすい。
算数好きにも国語好きにも、そしてミステリ好きにもオススメできる本です!
最近よく名前を目にする作家の子供向け小説。昔はジュブナイルと言ったが、今はヤングアダルトと言えばいいのだろうか。
このジャンル、舐めてはいけない。たまに大人でも楽しめる作品が潜んでいるからだ。
この作品もそう。けっこうキッチンと小説になっている。
私が読んだのは冒頭の一編。どうやら連作の中の一編のようだ。
つるかめ算を題材にした「算数」小説。中学生になると方程式を習うのでつるかめ算がわからなくても答えは出せるが、その前段の小学生にとってはつるかめ算はなかなかの難問だ。それをストンと腹落ちする形で教えてくれる新しい「学び」の小説だ。
しかも、ただの「勉強」ではなく、理解して納得する「学び」の小説。令和の小学生、うらやましい!
続きも読んでみたくなった一冊。
夏休み明けにやってきた転校生は自分の素性を明かさない芸能人みたいな見た目の女の子ナイトウさん。
ぼくはナイトウさんが家族で泥棒を働く怪盗ランマという三人組のグループの一員ではないかと疑う。
数学が得意なぼくはナイトウさんに勝負を仕掛けられる。
説明がマンガ入りでわかりやすく、謎も少し捻ってあって面白いので大人にもオススメ。
※1章だけの部分公開である旨を明記していないのは不誠実だと感じた。
好きな作家さんの新作であり、「算数」というテーマにも惹かれ、リクエストを送りました。
転校生ナイトウさんのミステリアスな雰囲気がとても良かったです。
鶴亀算の説明や、本書に出てくる問題の解き方の説明が丁寧な点、挿絵を使って目で見てわかる様にしている点がとても良かったです。自分が小学生の時に出会いたかった……と悔しい気持ちになりました。是非とも購入して、第二章以降も読みたいです。
ありがとうございました!
5年1組に謎めいた女の子・ナイトウさんが転校してきた。
自分のことを何も語らないナイトウさんを、数斗は「『仲良し委員』だから」と質問攻めにする。
そんな数斗に、ナイトウさんが「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と出題してきた。
本文は抜粋されていて、読めたのは、1問目(第一章)の「奴隷とライオンのつるかめ算」のみ。
一問目の問題は、鶴亀算をアレンジしたものだったけど、鶴亀算をちょっとひねっていて、ただの算数の問題ではなく、なぞなぞの要素も入っていておもしろかった。
算数が苦手な子にもわかりやすいように、鶴亀算のところは、文章だけでなく漫画でも解説してあったので、鶴亀算がわからないから読み進めることができない、という人は稀だと思う。
ナイトウさんが謎だらけなので、読んでいるこちらも数斗と一緒にナイトウさんの秘密を知りたくなった。
これは、ナイトウさんが気になって、本を読むのが苦手な子でも、どんどんと先を読んでいくのではないかと思う。
わたしも、続きが気になって仕方がない。
すっかり騙されました!!!
とんちの効いた引っ掛け問題を出すなんて、まるで令和版一休さんのよう!
これを読んで大人に問題を出したら、きっと数斗と同じ答えが返ってくるのでは?
謎解きしながら柔軟な発想力も養える。
大人も一緒に楽しめるオススメミステリです。
イラストと一緒に分かりやすい解説が書かれているので、算数が苦手な子にもわかりやすいのでは?と思いました。続きが気になります!
5年1組に転校生がやってきた。大人っぽくてなんだかミステリアスな彼女の名はナイトウカンナさん。人見知りな訳ではなさそうなのに、どんな質問をしても「内緒」と答えるナイトウさんにクラスメイトはいまいち心の距離を縮められない様子。誰とでもまるで一定の距離を保ったままのナイトウさんがクラスに馴染んでないように感じてしまう隣の席の数斗は、航平の入れ知恵もあり自分なりに探りをいれてみる。「内緒」というお決まりの返事をもらう日々でもめげない数斗にナイトウさんからの意外な提案が…。
算数が得意なだけあって、数斗の答えへ導く過程は細やかで、絵でも丁寧に解説されるからこれなら算数苦手でも興味が持てるはず。
そして、謎めいた存在のナイトウさんが何者なのか?怪盗ランマ一家と関係があるのか?深まった謎は発売日を待つしかないようです。
結城真一郎さんが児童書ねーと興味半分で読みました。
今回は第一話だけでしたが単なるツルカメ算かと思いきやそんなひっかけが!!とつかみはバッチリ👌ですね。
続きも読みたくなりますね。結城さんの面目躍如といったところかな。
算数を題材にしているのが面白いと思います。絵で解説しているのもわかりやすくてよかったです。最近の子どもたちは、なんとなくですが、読んで知識が増えるものを読みたいというのが増えている気がするので。
また、怪盗ランマと転校生・ナイトウさんの関係など、始まりのつかみとしてはいいなと思いました。続きが気になります。
なにこれ?おもしろい!続きも読みたい。転校生の正体も気になります。
児童向けのミステリーも人気回復しているので、きっとこれもたくさん読まれそうです。
初恋や怪盗が出てくるのも興味を刺激します。算数が嫌いでも読める。
結城真一郎さんが子供向けの作品、しかも数学を絡めてということで、期待大。
さすが、という話の展開で、続きが気になります。絵もあることで、数学の問題も分かりやすく、解説も丁寧。
また、よく読めばという展開、気づくとそうだよなと考えさせられます。
結城さん初の子供向けミステリということで、どんな作品になるのか楽しみでした。
ミステリアスな転校生のナイトウさんと数学が得意な数斗の勝負は、算数が苦手でもわかりやすいように丁寧な説明とイラストもあるのでとても引き込まれます。
「つるかめ算ならわかるぞ!」と意気込んだ私ですが、すっかりしてやられました。参った!
今回は残念ながら1問目のみでしたが、全部読みたいので探してこようと思います。
子供のためのミステリが有名作家さんによって次々と書かれるのはミステリ好きとして素直に嬉しい。これはミステリ小説だが、謎だらけの転校生が出題する5つの算数問題を解く形で進み、算数の力も読解力も必要なことにニヤリとする。一話目だけ読ませていただいたがとても楽しく、この先の算数問題も彼女の正体もとても気になった。実際に本を手に取って読むのが楽しみだ。
気になります~早く続きが読みたい!
ナイトウさんがカタカナ表記のままなのも気になるし。
つるかめ算についての解説まんががとても分かりやすく、今まで見たどの参考書よりも一目で理解できた。
算数の学びにもつながる謎解き小説!あたらしい!
子どもに向けた謎解きミステリーみたいですが、一話のみの掲載でしたので気持ちとしては中途半端。
これから先を読めば面白そうだと感じながら読み終わりました。
でもこういう本がもっとたくさん出版される事によって、子どもの文字離れが減って欲しいと思うし、
考えることが苦にならなくなるといいなぁと思う。
図書館で貸出できたら残りも読んでみたい。
結城先生の作品でしかも児童書。わくわくして読みました。一部分のみですが、先がどうなるのかと面白かったです。算数の謎解き。でも難しくなく、イラストもあって分かりやすく親しみやすかったです。転校生は一体何者なのかと続きが知りたくて仕方ないです。小学生の日常が舞台で、児童の読者が身近に感じて楽しく読んでもらえるのでは。これはもう本で続きを読みたいと思います。
表紙絵とタイトルに惹かれて読んだが、物語としての面白さは残念ながら感じなかった。つるかめ算のパロディとして読むならいいかもしれない。怪盗団の一味かもしれないと転校生を疑う展開は悪くないと思ったが、その転校生の描き方が弱くて、彼らの背景を想像するのが、難しかった。
子供に分かりやすい内容になっていて良かったです。
ちゃんと算数の問題→解説しつつ、クイズ要素もあり、ミステリー作家らしい捻りが面白いと感じました。
続きの話も、とても気になるので購入して読みます。
読ませていただいたのは短編一作分。一般書の短編ミステリ集も話題になった結城先生ですから、YAミステリも期待度大。こちらの作品にはまんまと騙されました。大人が読んでもミステリの愉しさ、数学的思考のトレーニングになりました。さて、他の短編はいかがか。謎の転校生ナイトウさんが何者なのか、という大きな問題も残っています。発売後はぜひ手にとって読みたい、一冊まるごと楽しめる予感しかありません。
ミステリー作家の結城真一郎さんな初めての子ども向けのミステリーです。
転校生のナイトウさんに出された算数の問題を主人公の数斗が解いていくというあらすじで、登場人物が少なく読みやすい作品になっています。
大人には少し物足りなさもあると思いますが、算数の問題も懐かしく、続きも読みたい作品でした。
面白いです。子供にも謎解き要素がありお話も面白く読みやすいので人気が出そうな本だと思いました。
以前出された真相をお話ししますもとても面白かったので大人も子供も楽しめる一冊になるなあと思いました。挿絵などもありとてもわかりやすかったです。
先が気になる!
算数の問題も面白かったですし、怪盗に関する謎もとても気になりました。
読みやすい中にも本格的なミステリーで親子で読むのもオススメですし、朝の読書時間に読んだり、大人が読んだりしても楽しめる作品だと思います。
中学受験で必須の特殊算。この本はそれらが取り上げられていて、しかも、面白い。
凝り固まった?頭で計算でなんとか答えを出そうとする。でも本質をみていますか?
やり方をただ使っているだけではありませんか?
そんな根本的な問いを投げかけられているように感じて、それもまた興味深い。
子どもたちに、出題してみたら気づくだろうか?
やらなくてもいい宿題、ではなく、やってみたら目から鱗な宿題である。
面白かった!
先が気になりました。
今の小学生は「謎解き」が大好きです。
つるかめ算を知らない学年の児童でもイラスト付きでわかりやすいと思います。
児童からもこの本を読んで「面白かった」という感想が聞けそうです。