森のちいさな三姉妹 はじめてのおたんじょう日!

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刊行日 2024/06/28 | 掲載終了日 2024/06/30

ハッシュタグ:#森のちいさな三姉妹 #NetGalleyJP


内容紹介

作:楠 章子さん × 絵:井田千秋さん による2024/ 6/ 25発売予定の最新刊『森のちいさな三姉妹 はじめてのおたんじょう日!』を読むことができます。

本作は、『へんくつさんのお茶会 おいしい山のパン屋さんの物語』(神奈川県児童福祉審議会 優良図書等に選定)の姉妹編、

『森のちいさな三姉妹 森ネコさんのおかしをどうぞ』の続編です。

対象年齢は小学低・中学年向けですが、世代を問わず大事なメッセージのため、おとなも楽しめる作品となっています。

さらに、井田千秋さんによる描き下ろし挿し絵が30点以上!

井田千秋さんファンも見ごたえたっぷりなつくりになっています。


茂市久美子さん作「つるばら村」シリーズ、

いわむらかずおさん作「14ひきの」シリーズ、

ジル・バークレム著「野ばらの村」シリーズ

ビアトリクス・ポター「ピーターラビット」シリーズ、

王道な絵本・児童書がお好きな方にぜひおすすめです!


◆あらすじ◆

もりもり森は、ぽっこり山の中にあります。森にはウサギやサル、リスなどの動物、そしてこびとたちが仲良く住んでいます。そしてその片隅に、三姉妹のこびと、長女のエリカ、次女のフタバ、末っ子のココがくらしていました。

ココはある初夏の夜、お姉ちゃんのお話から、森のみんなのためのおたんじょうパーティーの開催をひらめきます。しかし、バースデーケーキやプレゼント交換が大変なことに!? さて、パーティーは無事に開けるのでしょうか?


【作者:楠 章子(くすのき あきこ)】

大阪府に生まれる。第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年に『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。2017年『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)で課題図書に選定、児童ペン賞童話賞を受賞、のちに映画化される。『スタート』(あかね書房)など著書多数。ねこが好き。

【絵:井田千秋(いだ ちあき)】

イラストレーター。書籍の挿し絵、装画などで活躍中。装画を手掛けた作品に「ぼくのまつり縫い」シリーズ(偕成社)、「魔女のマジョランさん」シリーズ(ポプラ社)、著書に『わたしの塗り絵BOOK 憧れのお店屋さん』(日本ヴォーグ社)、『家が好きな人』(実業之日本社)などがある。くまが好き。

作:楠 章子さん × 絵:井田千秋さん による2024/ 6/ 25発売予定の最新刊『森のちいさな三姉妹 はじめてのおたんじょう日!』を読むことができます。

本作は、『へんくつさんのお茶会 おいしい山のパン屋さんの物語』(神奈川県児童福祉審議会 優良図書等に選定)の姉妹編、

『森のちいさな三姉妹 森ネコさんのおかしをどうぞ』の続編です。

対象年齢は小学低・中学年向けですが、世代を問わず大事な...


出版社からの備考・コメント

本作は、王道な児童書でありながらも、令和を生きるあらゆる世代の人たちにむけた作品シリーズです。
お誕生日は、つらかったり悲しかったり、楽しかったり嬉しかったり、様々な1日を364回乗り越えてようやく迎えられる、特別な日です。
本書を通して、自分が生まれたこと、いま生きていること、これまで生きてきたことの喜びを、子どもたちだけではなく、かつて子どもだったおとなたちにも感じていただけたら幸いです。

本作は、王道な児童書でありながらも、令和を生きるあらゆる世代の人たちにむけた作品シリーズです。
お誕生日は、つらかったり悲しかったり、楽しかったり嬉しかったり、様々な1日を364回乗り越えてようやく迎えられる、特別な日です。
本書を通して、自分が生まれたこと、いま生きていること、これまで生きてきたことの喜びを、子どもたちだけではなく、かつて子どもだったおとなたちにも感じていただけたら幸いです。


販促プラン

本作品にレビューをご投稿いただいたかたの中から、抽選で5名様に、表紙イラストのクリアファイルをプレゼントいたします。

ぜひ本作のご感想をお寄せいただけますと幸いです。


また、この本の内容や今回のプレゼントキャンペーンにつきましてご意見などがありましたら、「非公開」のコメント欄にお書きいただきたく、お願いいたします。編集部で今後の作品作りや企画に活かしていきたいと思います。


★レビュー投稿締切:2024年6月30日まで

★応募期間終了後、当選されたかたのNetGalley登録メールアドレスへ、送付先等の確認メールをお送りいたします(※メールアドレスの開示設定を行っているかたが対象となります)。

★お寄せいただいたレビューは、ネット書店やオビ等に活用させていただきます。文言が長い場合は、抜粋して掲載させていただきます。

本作品にレビューをご投稿いただいたかたの中から、抽選で5名様に、表紙イラストのクリアファイルをプレゼントいたします。

ぜひ本作のご感想をお寄せいただけますと幸いです。


また、この本の内容や今回のプレゼントキャンペーンにつきましてご意見などがありましたら、「非公開」のコメント欄にお書きいただきたく、お願いいたします。編集部で今後の作品作りや企画に活かしていきたいと思います。


★レビュー投稿締切...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784052059551
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 120

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

人には「お誕生日」というものがあると聞いたココは、もりもり森のみんなと1回目の「お誕生パーティー」を計画する。その中で大切なことに気づいていく動物達やココ。
こびとの三姉妹の物語はまだまだ続く。

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また、読むことができた。

井田千秋先生の淡く明るい絵。三姉妹の豊かな表情と活発な姿。
それにのって、楠章子先生の素敵な文が流れていく。

人がお祝いする『お誕生日』というものを知って大ハッスルするココの様子が、本当に微笑ましい。そのニコニコ顔で、あっという間にもりもり森のみんなを巻き込んでいく。それも、「みんな揃っての第1回お誕生パーティー」と言うのがすごい。
そして、エリカが上手に「物々交換」と「プレゼント」の違いを説明していくうちに、動物達は産んでくれたこと、生まれてくれたこと、生きていることがいかに大切で感謝すべきことに気づいていく。だから、準備もプレゼントもうきうきして心がこもったものに。
そして楽しいパーティーの始まり。その中で、ココ懸案のアライグマさんとモグラさんの仲違いも解決。やっぱり、楽しさは皆の心を結びつけるものだから。
そしてココも、姉たちが言っていた「仕事は大変だけど楽しいもの」を体感する。また一つ成長できたね。
そしてココの新しい友だち、アオとのこれからのやりとりが楽しみ。

最後の見開きにある手紙。特にその最後の一文を読んで、三人姉妹のこれからが更に読みたくなった。

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小人の三姉妹と、もりもり森に住む他の小人や動物たちとの暮らしが、優しく柔らかな文章で綴られている。
井田千秋さんのイラストが、この世界観にとてもマッチしていて、とても良かった。

人間たちが年に一度行う「誕生日パーティー」なるものをやってみたい!
そのワクワクする気持ちだけで、周りを盛り立てて準備していく末っ子・ココの推進力と、それを見守り、時に必要なサポートを惜しまない姉たちの優しさにほっこりする。
森の動物たち同士のいさかいもあって、その対処に悩んだりもするけれど、ケンカの原因もまたほっこりするもので、何もかもがあたたかな世界。
現実を忘れてほっとできる一冊。

前作を読んでいないので、そちらも読みたいと思う。

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シリーズ2、待っていました。小人の三姉妹、いよいよ個性も豊かに自分の仕事に励んでいます。小人や動物には誕生日がないと知って、ちょっとびっくり。その誕生日をみんないっしょにという発想がやさしい。そして、末っ子のココのパーティー屋さんの仕事とちゃんと結びつくこともすてき。仲違いしたままのアナグマさんとモグラさんの仲直りもひっくるめて、森の仲間みんなが心を合わせて初めてのお誕生会、そしてプレゼントの交換会を開催するために、ココはがんばりました。プレゼントの意味がとても深く解釈されていて感動しましたし、森のみんなが心を開いていくさまにわたしまで喜びが湧き上がってきました。
新しい小人の友だちアオとの、やりとりもとてもピュアな印象でよかった。これからの友情の行方も知りたいな。
井田千秋さんの豊富なイラストがキュートでそこにも気持ちを掴まれました。

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やっぱりまずは、絵の可愛さで興味を惹かれます。毎日楽しいことを探して、楽しく生きている森の住人たちが疲れ切った私の心を癒します。
個人的に、一番良かったなと思ったのが、最後、アオの人見知りを簡単には解決させなかったところです。流れ的に、「みんなの輪のなかに入っていく様子で終わるのかな」と思っていましたが、そういった伏線も何もなく……。
「いろんなパーティが、あっていいんじゃないかな」というところが、ココのパーティ屋さんらしくてよかったです。

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生まれた日をおぼえていなくても、生まれたこと、生まれてくれたことに感謝しあうことはできる。
こまったときは、助けをもとめてもいい。
素直になれないときは、プレゼントで仲直りできる。
ひとみしりで大きなパーティーに出られなくても、小さなお茶会で友情を育むことができる。
そんな素敵なメッセージが、可愛らしい絵とともに手渡され、心が温かくなる物語でした。

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