いよっ!えどっこだねぇ

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刊行日 2024/07/08 | 掲載終了日 2024/06/20

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内容紹介

てぬぐいをハチマキにして頭にまいたら、おいらは今日から江戸っ子でぃ。町へとびだして、重い荷物をかかえたおばあさんを背負ったり(人助け)、いじめっ子をとがめたり(けんか好き)、泣いてる子どもをなぐさめたり(人情深い)と、あれこれ大奮闘。でも、雨がふってきて・・・。馬鹿馬鹿しくもジーンと沁みる人情絵本。「本所おけら長屋」シリーズの人気作家、畠山健二の解説付き。イメージソング「えどっこでぃ!」の楽譜付き。

てぬぐいをハチマキにして頭にまいたら、おいらは今日から江戸っ子でぃ。町へとびだして、重い荷物をかかえたおばあさんを背負ったり(人助け)、いじめっ子をとがめたり(けんか好き)、泣いてる子どもをなぐさめたり(人情深い)と、あれこれ大奮闘。でも、雨がふってきて・・・。馬鹿馬鹿しくもジーンと沁みる人情絵本。「本所おけら長屋」シリーズの人気作家、畠山健二の解説付き。イメージソング「えどっこでぃ!」の楽譜付き...


おすすめコメント

日本人が忘れかけている、馬鹿馬鹿しいまでにまっすぐな、江戸っ子の心を思い出させてくれる絵本です。「今日からみんなで江戸っ子でぃ!」と、親子で笑いながら楽しめます。

日本人が忘れかけている、馬鹿馬鹿しいまでにまっすぐな、江戸っ子の心を思い出させてくれる絵本です。「今日からみんなで江戸っ子でぃ!」と、親子で笑いながら楽しめます。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652206195
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

5歳くらいの男の子が主人公。
おじいちゃんから江戸っ子セットの入った袋をもらい、すっかり江戸っ子になり切り、おせっかいなことをする。
ページの端には江戸っ子の解説もあって、男の子の行動を補足説明。

おもしろいなあ、かわいいなあ、と目を細めて読んでいたけれど、巻末の「大人の皆さんへ」という原案・解説の畠山先生からの言葉が重かった。
しかし、「日本人は多くのものを心から失ってきました」から始まる言葉は、古き良き時代を懐かしみ、殺伐とした最近の時世を憂いているのではなく、「こうして伝えていけば、まだ日本人の心を取り戻せる」という希望を込めたものだった。
『えどっこでい!』というテーマソングまでついていて、かなりお勧め。

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古き良き江戸っ子。私と同世代の人でも江戸っ子に誇りを持つ人はいたよ。
それって、尊敬できる人とか身内の人情に触れるとかかっこよさがあった。
近年東京といえば華やかでドライでお金持ちで泥臭いのが嫌、
というのが、東京のイメージになりつつある。

江戸っ子の格好良さ、気前、気質っていうのがいいものだっていう、
そういう人が芸能人でも少なくなってきた。改めてそういう人たちを敬い、
地方からの人も江戸の温かさに同化していけるような、江戸っ子気質を分け合ってほしいな。

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こんな絵本、他にない!江戸っ子リスペクトがハンパないあおいくん。
粋でいなせな江戸っ子になりきり、人助けに精を出す。困っている人を放っておけない熱い心が炸裂です。お節介で一本気。裏表ない本気の言動。ま、やせ我慢はご愛嬌。
ページの隅にある江戸っ子信条7か条、きりりと決めるポイントです。
わたしが子どもの頃にはテレビでいろんな時代劇が毎日あるような時代でしたから、ちゃんと見ていなくてもなんとなく江戸の雰囲気、義理人情や暮らしの風情などを感じ取っていましたが、現代の子どもたちには珍しく映るかもしれません。それだけに新鮮な読書になるのではないでしょうか。

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江戸っ子の心意気は「恥を知ること」とあとがきにあり、深く納得しました。強がって人助け、それがかっこいいというより、やらないのは「恥」という考え方(感じ方)が、いつのまにか失われて「同調性バイアス」にとらわれて、窮屈に生きていたようです。
心ご温かくなる本でした。発売したらすぐに購入して、図書館で純粋な子どもたちにぜひ読んであげたいです。

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