プロジェクト・モリアーティ 1
絶対に成績が上がる塾
斜線堂 有紀／kaworu 絵
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刊行日 2024/04/19 | 掲載終了日 2024/06/04
ミステリー/サスペンス | 児童書全般 | YA/児童読み物
ハッシュタグ：#プロジェクトモリアーティ1 #NetGalleyJP
内容紹介
「世界をちょっとだけ正しくしたい」。そう話す転校生の杜屋譲と「瞬間記憶能力」を有する和登尊。二人は同級生を助けるため、「絶対に成績が上がる塾」に潜入。そこで暴言と体罰を繰り返す傍若無人な塾長と対決することに。正義をなすために人をだますこともいとわない。そんな杜屋と和登の物語が始まる。
「世界をちょっとだけ正しくしたい」。そう話す転校生の杜屋譲と「瞬間記憶能力」を有する和登尊。二人は同級生を助けるため、「絶対に成績が上がる塾」に潜入。そこで暴言と体罰を繰り返す傍若無人な塾長と対決することに。正義をなすために人をだますこともいとわない。そんな杜屋と和登の物語が始まる。
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注目のミステリー作家 斜線堂有紀 最新作！
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784023323339 |
| 本体価格 | ￥1,000 (JPY) |
| ページ数 | 216 |
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NetGalley会員レビュー
レビュアー 781279
「中学生の話なんか誰もまともに聞かない」
現代のモリアーティこと「杜屋譲(もりやゆずる)」の言葉だ。その言葉を記録するのは杜屋のクラスメイトでごくふつうの中学生だが「瞬間記録能力」をもつ「和登尊(わとたける)」である。
この二人の名前だけでもワクワクしてくる。
「中学生の話なんか誰もまともに聞かない」と言いながら「この世界をちょっとだけ正しくしたい」そういう杜屋はいったいどうやってこの世界を正しくしていくのか。杜屋はとても中学生には思えないような言葉を使うのに、中学生という立場を存分に利用しているところも面白い。いったいこの状況を杜屋と和登がどう正しくしていくのかと大人でもとても楽しめた。
難しい言葉に注釈が入れられているので、小中学生にも楽しく読めるだろう。そして巻末の第二巻のあらすじだけでもとても楽しそうだ。
ぜひミステリー小説の入り口としてぜひおすすめしたいです。そこからモリアーティが登場する小説にも興味をもってくれたら嬉しいですね。
