ちいさな しまの とりの おはなし

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2024/04/28 | 掲載終了日 2024/06/03

ハッシュタグ:#ちいさなしまのとりのおはなし #NetGalleyJP


内容紹介

今、日本で絶滅に近い固有の鳥ってご存じですか?それが小笠原諸島に生息しているオガサワラカワラヒワなのです。日本で11番目の新種とされていますが、同時に絶滅寸前であることも分かりました。 本土のカワラヒワと比べると体は小さく、くちばしが大きいのが特徴です。 1995年頃から年々減少傾向を示し、母島列島でも近年急速に数を減らしています。まずこの現状をより多くの人たちに知ってもらいたいと思い絵本を作りました。

今、日本で絶滅に近い固有の鳥ってご存じですか?それが小笠原諸島に生息しているオガサワラカワラヒワなのです。日本で11番目の新種とされていますが、同時に絶滅寸前であることも分かりました。 本土のカワラヒワと比べると体は小さく、くちばしが大きいのが特徴です。 1995年頃から年々減少傾向を示し、母島列島でも近年急速に数を減らしています。まずこの現状をより多くの人たちに知ってもらいたいと思い絵本を作りま...


おすすめコメント

今、日本で絶滅に近い固有の鳥ってご存じですか?それが小笠原諸島に生息しているオガサワラカワラヒワなのです。日本で11番目の新種とされていますが、同時に絶滅寸前であることも分かりました。 本土のカワラヒワと比べると体は小さく、くちばしが大きいのが特徴です。 1995年頃から年々減少傾向を示し、母島列島でも近年急速に数を減らしています。まずこの現状をより多くの人たちに知ってもらいたいと思い絵本を作りました。

今、日本で絶滅に近い固有の鳥ってご存じですか?それが小笠原諸島に生息しているオガサワラカワラヒワなのです。日本で11番目の新種とされていますが、同時に絶滅寸前であることも分かりました。 本土のカワラヒワと比べると体は小さく、くちばしが大きいのが特徴です。 1995年頃から年々減少傾向を示し、母島列島でも近年急速に数を減らしています。まずこの現状をより多くの人たちに知ってもらいたいと思い絵本を作りま...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784909809568
本体価格 ¥1,700 (JPY)
ページ数 40

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

2020年にDNA解析によりカワラヒワと別種と判明し、絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)及び国内希少野生動植物種(種の保存法)に指定さているオガサワラカワラヒワ。

そのオガサワラカワラヒワの生態を綺麗な絵と、シンプルで心地よい文で浮き上がらせていく絵本。
野鳥としての美しい姿と生きる姿が、綺麗な自然をバックに描かれていく。もちろん、生きることの辛さも。ただそれは、人が抱きがちな感情移入を抑え、食物連鎖の中の重要な鎖の一つとしてたんたんと描かれていく。そしてまたさえずりが響いて、命は続いていくものだとさとしてくれる。

詳しい説明は前書きと後書きの最小限に抑え、「生きる」という事を伝える姿勢に、とても好感を感じた。
まさに、「私たちが知るべきであることを伝えてくれる」絵本。

このレビューは参考になりましたか?

自然というのは時に残酷だ。
レッドリストに載っていようとも、食物連鎖のなかで餌となり個体数が減る。
気候によって命を落とすこともあろう。
それが自然のなかで生きるということ。

この絵本は、その自然の摂理を見せてくれる。命が続いていくことを。
私たちはそこに何かできるのだろうか?という問いも起きるけれども、
ヒトがそこに介入して果たして何かを変えられることがあるのだろうか。

そう考えながら、それでもできることはなんだろうか?と思わずにいられない。

このレビューは参考になりましたか?

ちいさなしま。その島がどこにあるのか私は今気になってくる。
ちいさなとり。どんな鳴き声でどこに行ったら声が聞こえるのだろう。
そう思った瞬間から、オガサワラカワラヒワのことを知ってほしいという作者の願いに触れることになる。

島のたたずまい。色や空気感。どんな生態があってどう生きているのだろう。
その気持ちが膨らんで、生き物やその生活に親しんでみたいと思う人が一人でも増えますように。

このレビューは参考になりましたか?

魅力的な絵が「動物が生きる」ことをしっかりと伝えてくれました。


「ちいさなしまのとりのおはなし」
そのままなので、何も考えずに読むことができますね。

オガサワラカワラヒワのことは、説明が必要ですが、
注目するところを変えて読むことができるのはいいなと思います。

オガサワラカワラヒワのことを伝えたいのなら、少し足りないように思います。

ただ、純粋に絵本として素敵です。

絵本の読み方は自由であると再確認することができました。

このレビューは参考になりましたか?