応仁の乱

終わらない戦いが始まる

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ものがたり日本の乱 第1巻
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刊行日 2024/04/18 | 掲載終了日 2024/04/16

ハッシュタグ:#応仁の乱 #NetGalleyJP


内容紹介

歴史小説作家・小前亮、渾身の書き下ろし作品!

日野富子は、室町幕府将軍・足利義政の正妻になったが、後継ぎになる男子をなかなか産めずにいた。そこで義政は、弟の義視(よしみ)を後継ぎにすると決めた。その直後、富子は男子・義尚(よしひさ)を出産したことから、幕府の有力者たちが、後継をめぐって対立していく。やがて多くの者を巻き込んで、京都の街では、東軍と西軍に分かれた戦いが始まる。「応仁の乱」として知られるこの戦いは、11年間も続くことになる。

歴史小説作家・小前亮、渾身の書き下ろし作品!

日野富子は、室町幕府将軍・足利義政の正妻になったが、後継ぎになる男子をなかなか産めずにいた。そこで義政は、弟の義視(よしみ)を後継ぎにすると決めた。その直後、富子は男子・義尚(よしひさ)を出産したことから、幕府の有力者たちが、後継をめぐって対立していく。やがて多くの者を巻き込んで、京都の街では、東軍と西軍に分かれた戦いが始まる。「応仁の乱」として知られる...


おすすめコメント

「応仁の乱」は、名前は知っていても、具体的に説明するのが難しい争乱です。この一冊では、歴史小説のような面白さをとおして、初めてスッキリ理解できます。

「応仁の乱」は、名前は知っていても、具体的に説明するのが難しい争乱です。この一冊では、歴史小説のような面白さをとおして、初めてスッキリ理解できます。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652206089
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 144

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NetGalley会員レビュー

11年も続いた後継争い「応仁の乱」を、将軍の正妻・日野富子の視点から描いた、歴史入門にピッタリの爽快なYA作品。

なんとなくわかるけど、「◯◯の乱」が色々あって詳細までは浮かばない、という大人にも、これから学ぶというお子さんにも、どちらにもオススメの歴史小説。現代人にもわかりやすい言葉と、いつの時代も共通する人の心情を、魅力的に描く事で飽きさせない構成が良い。挿画もありイメージが膨らみやすく、より感情移入もしやすい。
有力者たちが頼りない中、強くブレない日野富子の在り方に敬意を抱きながらも、バカな身内を見捨てられなかったという唯一にして最大の過ちがまた面白かった。

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応仁の乱は戦国時代の幕開けになった歴史上の重要な出来事ですが、関係する人物が多く人間関係が非常に複雑です。応仁の乱では敵と味方の立場が頻繁に変化するため、大人でも応仁の乱のあらすじを理解するのは難しいのですが、本書では歴史に興味をもつ子供たちに分かりやすい表現と話の展開が工夫されています。さらに、将軍足利義政の正妻の日野富子を主人公として、登場人物の心の動きや人間関係が分かりやすく書かれているので、興味をもって読み進めます。通説では悪女とされる日野富子について、応仁の乱を終息させようと努力した人物として再認識させる読み応えのある作品です。

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「応仁の乱」と聞かれれば「グチャグチャのダラダラかな?」としか答えられない私。
児童書だと軽く考えない方が良いです。この1冊で頭が整理されました。

将軍の正妻にして悪妻、と言われた日野富子の目線で11年もの応仁の乱について語られています。
「日野富子」のイメージはNHKの大河ドラマ「花の乱」。三田佳子が凛々しくお綺麗でした。

この本でも富子は冷静で、室町幕府将軍、足利義政を始めとして男たちは情けない。
元々弱くはなかったのでしょうが、富子も強くならざるを得なかった。

日本の乱シリーズ。今後も読んでいきたいです。

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