ふしぎな図書館と消えた西遊記
ストーリーマスターズ5
作/廣嶋玲子 絵/江口夏実
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2024/03/22 | 掲載終了日 2024/04/15
ハッシュタグ:#ふしぎな図書館と消えた西遊記 #NetGalleyJP
内容紹介
★全国書店員・図書館司書から熱い支持!★
第3回「こどもの本総選挙」第1位『銭天堂シリーズ』の廣嶋玲子が贈る、大評判の新シリーズ第5巻!!
挿絵は『鬼灯の冷徹』『出禁のモグラ』の江口夏実という豪華タッグで、世界の名作を紹介していきます!!
※※プレゼントキャンペーンがございます。詳細は“販促プラン”をご確認ください!※※
★------------★
世界中にはおもしろい話があふれてる!
でももしそんなおもしろい話をひとりじめしようとする独裁者があらわれたら?
人間から想像力を奪うため、名作をつまらなくしてしまったら?
あなたの知らない世界のどこかで、この世界のすべての物語を守っているのは、ふしぎな世界の図書館司書=ストーリーマスターたち。魔王グライモンが、世界の図書館から、どんどん物語の大事なパーツを盗んでる!物語の世界を救うために、物語から盗まれた「キーパーツ」を探しだそう!
何世紀もその面白さで生き残った名作たちをめちゃくちゃにしてしまう魔王グライモンが狙ったのは、『西遊記』! 物語から孫悟空たち主人公を消しちゃった!
冒険がすべてなくなった西遊記の世界を取り戻すのは3人の小学生。孫悟空たちを探すつもりが、まさかの自分たちが孫悟空になっちゃった!今度のミッションは、『西遊記』を救って、魔王に誘拐された子供を救えるか!?
今回は、完成前の江口先生の下絵が入ったゲラをNetGalleyだけに特別公開します!
★------------★
作/廣嶋玲子(ひろしま・れいこ)
神奈川県生まれ。 「水妖の森」で第 4回ジュニア冒険小説大賞受賞、 『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。 代表作に「ふしぎ駄菓子 屋 銭天堂」(偕成社)、 「十年屋」(静山社)、 「妖怪 の子預かります」(東京創元社)「怪奇漢方桃印」などのシリーズがある。第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」で「銭天堂シリーズ」が第1位を獲得している。
絵/江口夏実(えぐち・なつみ)
東京都生まれ。「非日常的な何気ない話」で第 57回ちばてつや賞一般部門佳作を受賞。2011 年よりモーニングで連載していた『鬼灯の冷徹』(講談社)が第 52 回星雲賞コミック部門受賞。現在『出禁のモグラ』(講談社)をモーニングにて連載中。
出版社からの備考・コメント
発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方
下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
-----------------
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
おすすめコメント
★---担当編集者より---★
子どものころ、毎年300冊以上の本を読み、「本の中に入れたらなあ」と夢見ていたという廣嶋玲子先生が、子どもの頃の夢を描いた本作。子どものころ、大好きだった図書館が舞台です。放課後を、書店か図書館で過ごしていた……という廣嶋先生。本作は、その廣嶋先生の「本と本にまつわる場所」への愛がいっぱいあふれています。もうひとつの見どころは、子どもたちのリアリティ。登校拒否や、頭でっかち、ポジティブすぎて友だちの心がわからない……など、こどもたちの悩みと、名作の持つ力がリンクする物語のは、さすがの廣島力です!「本は想像力の源。想像力を失わせるのが、魔王の目的」という魔王グライモンの狙いと闘う小学生たち。ぜひ応援していただきたいです!
短編型の長編で読みやすいので、軽い気持ちでチャレンジください。
★---------------------★
販促プラン
//「ふしぎな図書館」シリーズ NetGalley2か月連続公開企画 //
《著者・廣嶋玲子さんサイン色紙プレゼントキャンペーン》実施!!
★『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』
を読んでレビューを投稿してくださった方へ、抽選で5名様に
廣嶋玲子先生のサイン色紙をプレゼントいたします!!
ぜひ、奮ってご参加ください!
(【合本版】「ふしぎな図書館」シリーズは2024年2月2日~2月29日で公開終了しました)
------------
★レビュー投稿締め切り【2024年4月15日(月) 23:59まで】
・応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします
・NetGalley登録アドレスを出版社へ開示している方が対象となります
・当選の発表は講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます
・発送の都合上、国内在住の方が対象となります
・プレゼントは5月下旬頃までの発送を予定しております
-------------
みなさまのレビューを、著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております!!
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
-------------
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。
出版情報
ISBN | 9784065347164 |
本体価格 | ¥990 (JPY) |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
このシリーズ大好きなので新作楽しみにしていました。このシリーズをプレゼントとして親戚などに贈りましたが、親子で読めて楽しいと喜ばれました。
今作は「西遊記」の世界へ。
しかもグライモンが攻撃方法を変えてきて物語をめちゃくちゃにしてしまう。
今回活躍するのは今までのシリーズで活躍してきた小学生3人。
3人が渡された「西遊記」はワクワクするような冒険が全てなくなってしまっていた。今流行りのタイパ重視の要約サイトに載っているようなつまらないあらすじだけの物語だった。
西遊記の物語を取り戻すべく小学生3人が弟子の孫悟空、猪八戒、沙悟浄となり三蔵法師とともに旅に出て、グライモンがめちゃくちゃにしてしまった西遊記ワールドで冒険が始まる。しかしこの西遊記ワールドは何かが違う。その違和感の正体が徐々に明かされていく。
三蔵法師と旅をする3人とともに、子供の頃ワクワクしながら読んだ西遊記を思い出しながら読みました。孫悟空が乗る觔斗雲は子供の頃からの憧れです。今の子供たちがこの物語を通し西遊記を読むきっかけになればいいなと思います。
そして先が気になるラストで、早くも次作が待ち遠しいです。
今まで1話完結?と思わせておいて、ここに来て全員集合!こんな手があったのか!さすがだと思いました。
今までも、十分お話の世界入り込んで面白かったのに更におもしろさが加速しました。元々の物語からプラスαの物語の世界が一気に動き出してますます目が話せません。
続きが今まで以上に気になります。
驚愕のクリフハンガーで終わった第4巻。その続きが始まった。各話完結の物語だと思っていたがそうではなかった。1〜3巻が〈起承〉、4巻が正に〈転〉だったから、5巻はとうとう〈結〉だと思って読み始めた。
その始まりは意外だった。1~3巻までの主人公の子ども達が集結(させられる)とは。各巻の経験で本の大切さを理解しているが、個性的な性格はそう簡単に変わる訳がない。更に今までならストーリーマスターズも一緒なのに、今回はこの3人だけ。これではうまく噛み合っこない。(でも、ひなたが言う文句が必ずアンデルセンにかこつけているのには爆笑)
それから忘れてはならなかったことがあった。そう、〈4人目〉の主人公もいたのだった。彼の個性が光っていた。
こうして第5巻も予想外の結末。あめのの動きも気になるし、これから先がさらに見えなくなった。第6巻が待ち遠しい。
今までの巻で活躍してきた4人の子どもたちが大集合!でもまたまたグライモンが何かをやらかしたようだ…
これまでバラバラに語られていた主人公たちが、それぞれの個性を活かして、同じ問題に立ち向かう胸熱な展開!
最後の最後で、また続編を期待したくなる文章があり、早くも次巻が待ち遠しい!!
子どもも大人も楽しめるシリーズだと思います。
家族で読んで、語り合いたい!
楽しみにしていたシリーズ5作目。今度はどんな子が出てくるのかなと思ったら、なんと前作までの子どもたちが集結。物語を修復しながら囚われの身の守くんも救わねばならず、ミッションの難易度が上がっていました。
物語の世界に入り込んだ3人と、ちょっと面倒な性格の三蔵法師の個性が光ります。猪八戒にされてお怒りの葵ちゃんが可愛い。
タイトルと「おしまい」を含めて10行に縮められた西遊記を見て、AIに要約させたらこんな文章になりそう、と思ったので、人間味溢れる子どもたちの冒険が余計に楽しく感じました。
洋の東西を問わず物語を楽しめるので、次はどんなお話が出てくるのかワクワクします。続きが楽しみです。
グライモンと天邪鬼の「あまの」は、あいかわらず物語を盗むことばかり考えています。
今回はなんと、西遊記のストーリーマスターが持つブックが盗まれ、内容を書き換えられてしまったのです。おまけに、物語を書き換えるために守がグライモンにつかまってしまっているという非常事態!
これまで物語を取り戻すために頑張って来た宗介、葵、ひなたの3人が、孫悟空、猪八戒、沙悟浄として、この物語を修復するために召集されたのです。
西遊記は、三蔵法師という偉いお坊さんが3人の弟子とともに天竺へ向かうお話です。三蔵法師が、心が広く、優しい人なのはいいのですけど、悪さをする妖怪にまで情けをかけてしまうものだから、弟子にとっては、かなり困った人として描かれているのが面白いです。
物語をごちそうとして食べるグライモンは勿論悪いヤツですけど、天邪鬼の「あまの」の方が実はもっと悪いヤツで、なかなか悪知恵が働くなぁって感心しちゃいます。
小学校司書です。
表紙を見た瞬間、「ついにキター!歴代主人公共闘パターンだっ!」と思い、即リクエストしました。(来るとは思ってたけど思ったより早かったな?)
なにこれ面白〜い♡
性格違いすぎる主人公たちが、3人揃ったらちょうどいいバランスになってるじゃないですか!?いいねいいね〜盛り上がる!これまでストーリーマスター(大人)との冒険だったけれど、子ども同士のわちゃわちゃしたやり取りが、より楽しいですね。
宗介くん(1巻)は相変わらず素直で頑張り屋だし(如意棒ではしゃいでるの可愛いね)、葵さん(2巻)が頭脳担当で大活躍(理屈っぽくて自信家なのは変わってないのが、なんだか嬉しい)、パリピ過ぎて苦手だなぁと思っていたひなたさん(3巻)もすんごくいい塩梅に仲間をまとめてて、この巻で一気に好きになっちゃったな……ひなねえって呼ぶわ、わたしも。
守くん(4巻)がどうなるのかは心配だけど、まだまだ続きそうで安心しました。リクエスト承認待ちの間に勤務校の作品ファンの子(小5男子)に「もうすぐ5巻が出るんだよ!しかも今回は表紙に3巻までの主人公が揃ってるんだよっ!激アツじゃない?」って報告したら、「えぇっ!もしかして最終巻??」ってちょっと心配していたので、早く読ませてあげたいです。新年度真っ先に発注しなければ!
シリーズ5。さらにパワーアップした印象。というのもこれまでの巻で登場した宗介、葵、ひなたの三人が力を合わせて、ブックごとグライモンに盗られた『西遊記』の世界を取り返しに行くというとんでもないストーリー。
しかも、中身のなくなった『西遊記』の孫悟空、猪八戒、沙悟浄という役割を背負って果敢に挑むのだ。グライモンに囚われて改竄をさせられている守を助けるミッションも担う。
三蔵法師の意外な一面が新鮮でした。
妖怪たちとの対決に、三者三様の個性を発揮しながらも一丸となって戦う姿勢には彼らの成長を感じる。
守奪還は次巻で叶うのか⁉︎目が離せない!
おもしろかったです!それぞれのブックで大活躍した三人がチームになってますます大活躍でした。
心配していた守くんもなんとか今のところ無事で。
それぞれの個性が光り、協力プレイが光る展開!物語のラストに向けて一気に期待が高まります。
続刊が待ち遠しい。楽しみに待ってます!
表紙からも分かる様に今回奪われる物語は『西遊記』。しかも1作目、2作目、3作目に活躍した主役達が大集合。4作目の主人公がどうなったのか気になりながらページを開くと…今までに無い位に大変な事になっている。しかも物語の登場人物そのものになるというから楽しみ倍増。性格の違う3人が、ちょっと面倒くさい三蔵法師と共に旅をするなんて楽しくない訳がない。心配事を残してあっという間に終わってしまった5作目。6作目が楽しみだ。
四巻目にして非常事態発生!魔王グライモンの攻撃は物語だけではなく、現実世界の少年にまで及んでしまった。一巻から三巻までの主人公でストーリーマスターのパートナー、宗介・葵・ひなたが登場して物語は危険でありつつも盛り上がる!
毎回どの物語がモチーフになるか楽しみなこのシリーズ、今回も西遊記を知っている子も知らない子も楽しめる作品だった。