【合本版】「ふしぎな図書館」シリーズ
ストーリーマスターズ①~④
作/廣嶋玲子 絵/江口夏実
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刊行日 2023/09/21 | 掲載終了日 2024/02/29
ハッシュタグ:#合本版ふしぎな図書館シリーズ #NetGalleyJP
内容紹介
//「ふしぎな図書館」シリーズ2か月連続公開 //
最新刊『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』
2024年3月22日発売予定!!
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「銭天堂」シリーズの廣嶋玲子と「鬼灯の冷徹」の江口夏実がタッグを組んだ!
物語を愛するすべてのひとに捧げる「本を読むのが、とっても楽しくなる」大人気シリーズ!!
▪ふしぎな図書館と魔王グライモン ストーリーマスターズ①
▪ふしぎな図書館とアラビアンナイト ストーリーマスターズ②
▪ふしぎな図書館とやっかいな相棒 ストーリーマスターズ③
▪ふしぎな図書館とてごわい神話 ストーリーマスターズ④
最新刊の発売に先駆けて
既刊4タイトル合本版のNetGalley限定公開です!
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ふしぎな図書館と魔王グライモン
世界に残る最高の名作たちがめちゃくちゃにされちゃった!
人間から「最高にワクワクする物語」を取り上げて、ひとりじめしようとする魔王グライモンから物語を守れ!
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ふしぎな図書館とアラビアンナイト
難しい話が読めるのが自慢の読書家の葵が『千夜一夜物語』の世界にほうりこまれちゃった!
ファンタジー嫌いな主人公が、謎の美少年とアラビアンナイトを大冒険!
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ふしぎな図書館とやっかいな相棒
転校生が読んでいた『アンデルセン童話』がきっかけで、アンデルセンワールドの修復を頼まれたひなた。
アンデルセン童話の世界を救うのは超ポジティブ小学生とヤバすぎるパートナー!
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ふしぎな図書館とてごわい神話
先生にいじめられ、不登校になってしまったギフテッドの守。
理不尽が許せない守は、ふしぎな美少女から理不尽だらけの物語『ギリシャ神話』を「正しく」直すことを頼まれるが……!?
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最新刊
『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』
2024年3月22日発売予定!!
※※プレゼントキャンペーンがございます。
詳細は“販促プラン”をご確認ください!※※
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作/廣嶋玲子(ひろしま・れいこ)
神奈川県生まれ。 「水妖の森」で第 4回ジュニア冒険小説大賞受賞、 『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。 代表作に「ふしぎ駄菓子 屋 銭天堂」(偕成社)、 「十年屋」(静山社)、 「妖怪 の子預かります」(東京創元社)「怪奇漢方桃印」などのシリーズがある。第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」で「銭天堂シリーズ」が第1位を獲得している。
絵/江口夏実(えぐち・なつみ)
東京都生まれ。「非日常的な何気ない話」で第 57回ちばてつや賞一般部門佳作を受賞。2011 年よりモーニングで連載していた『鬼灯の冷徹』(講談社)が第 52 回星雲賞コミック部門受賞。現在『出禁のモグラ』(講談社)をモーニングにて連載中。
出版社からの備考・コメント
大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
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○フィードバック率の低い状態が長く続く方
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おすすめコメント
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世界の名作をめちゃくちゃにしている魔王グライモンの目的は「人間から想像力を奪いとって、いがみ合わせること」!
想像力がなければ、人は相手の気持ちを考えられず、傷つけ放題! そんな世界にならないための大事なストッパーである「本」を子どもたちが守ります。
「物語の中に入ってみたい」「作者と話してみたい」「自分だったら物語こう変えちゃうけど?」そんな子どものころの夢がかないます!
読んでいるうちに、世界の名作が、なんだかふしぎと読みたくなる、本が主人公の大人気シリーズです。
新刊『ふしぎな図書館と消えた西遊記』の発売前に
ぜひこれまでのお話の世界も体験してみてください!!
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販促プラン
//「ふしぎな図書館」シリーズ NetGalley2か月連続公開企画 //
《著者・廣嶋玲子さんサイン色紙プレゼントキャンペーン》実施!!
2024年2月2日~2月29日まで公開
★【合本版】「ふしぎな図書館」シリーズ
2024年3月1日~公開予定
★『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』
上記2作を読んでレビューを投稿してくださった方へ、抽選で5名様に
廣嶋玲子先生のサイン色紙をプレゼントいたします!!
ぜひ、奮ってご参加ください!
※【合本版】「ふしぎな図書館」シリーズ、『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』の両方にレビューを投稿すると当選率アップ!!
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★レビュー投稿締め切り【2024年4月15日(月) 23:59まで】
・応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします
・NetGalley登録アドレスを出版社へ開示している方が対象となります
・当選の発表は講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます
・発送の都合上、国内在住の方が対象となります
・プレゼントは5月下旬頃までの発送を予定しております
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みなさまのレビューを、著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております!!
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
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作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。
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出版情報
ISBN | 9784069497377 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
『ふしぎな図書館と魔王グライモン ストーリーマスターズ①』
4年生の宗介とストーリーマスターのグリムがペア。三つの壊れた物語を修復する「キーパーツ」は、単なる『物語を修復するキーワード探し』かと思っていたら、現実界での人の在り方にまで結びついていたとは。その緊迫感がぐっときた。
『ふしぎな図書館とアラビアンないと ストーリーマスターズ②』
最初に第1巻の主人公宗介が出てきて、ストーリーマスターになりたくて物語を描き始めていると言うのが印象的。
それを批判した今回の主人公、葵の気持ちもわかないでもない。でも今回のストーリーマスター、フランの物語に対する真摯な態度に腹を立てるとは困ったものだ。かろうじて事を収めた葵は、彼の性格から当然の本名を受け入れ、やはり鉛筆を手にする。人の気持ちがわかる、それが物語を生み出す第一歩だから。
『ふしぎな図書館とやっかいな相棒 ストーリーマスターズ③』
悲しいお話が多いアンデルセン物語をきっかけに本が苦手になったひなたと、臆病なアンデルセンその人のペア、と今回はきた。
様々な捉え方でいいと諭すアンデルセンを否定するひなた。でも、アンデルセンさえ堕ちるほどの冒険の先に、ひなたはその深い魅力にたどり着く。それは、現実のひなたをも変えていく。人を見る目を広げていく。
『不思議な図書館とてごわい神話 ストーリーマスター④』
頭が良いがかたくなな守は、自分の正しさを譲らず「ふしきな図書館」シリーズ最大の危機をもたらす。今回のストーリーマスターの小さな女神達も手立てがないほどに。でも、登場人物ハデスの言葉に対し、自分の非を認めるだけの心を守がもっていてよかった。
そしてギリシア神話はもとにもどり、守は前向きに新しい生活を始める。ところが、現実にグライモンの腕が?
シリーズ初のクリフハンガー、物語の途中での突然の終わり。次巻『ふしぎな図書館と消えた西遊記 ストーリーマスターズ⑤』では、守はどうなっているのだろうか?
この『ふしぎな図書館』シリーズは、毎回異なる小学生の主人公とストーリーマスター達が個性的と言うだけでなく、巻を追う毎に物語の深みが増していくことと、ラストで主人公達に気づきと変化を持たしていくのが魅力。
「ふしぎな図書館と魔王グライモン ストーリーマスターズ1」はグリム童話
「ふしぎな図書館とアラビアンナイト ストーリーマスターズ2」はアラビアンナイト
「ふしぎな図書館とやっかいな相棒 ストーリーマスターズ3」はアンデルセン童話
「ふしぎな図書館とてごわい神話 ストーリーマスターズ4」はギリシャ神話
世界中のみんなが楽しんでいる物語を食い散らかしてストーリーを壊していく魔王グライモン。
そんな危機的状況を助けるのがストーリーマスターのお仕事だけど、彼らを助ける子どもたちが、いろんなことを感じ、考えるところが、このシリーズの面白さですね。
どの物語も知っているようで、ちゃんと知ってはいなかったということがよくわかります。
このシリーズを読んだおかげでグリム童話とアンデルセン童話の違いがよくわかるようになりました(笑)
そして、改めて読み直してみたいなぁって思います。
1冊目を読んでとてもおもしろかったので、3巻まで図書室に入れたところ、こどもたちにも大人気になっています。
4巻は以前にネットギャリーで読んで新たな展開に胸が躍りました。
元になっているお話を知らなければそちらを読んでからでもいいし、知っていても、もう一度読みたくなるので、1冊で2冊読書の世界が広がり、楽しめます。
続きが気になっているので、5巻も楽しみにしています。早く読みたいです。
【シリーズ1作目】図書館に本を借りに来た少年が見つけた『グリム童話』。その本を手にしたところ『世界の図書館』でグリムと出会い物語を救う冒険へ。兄妹仲の悪い『ヘンゼルとグレーテル』や、塔から出たがらない『ラプンツェル』。『白雪姫』に至っては暴飲暴食をする貪欲で肥満体の魔女と化している。物語を食べてしまうグライモンから物語を救うべく『キーパーツ』を探して物語を元に戻す物語。読みながら主人公と一緒にあれこれと推理出来て大人でも楽しめる。『想像力』がいかに大切なのか。続く冒険が楽しみ。【シリーズ2作目】今回の主役はちょっと、いや、かなり性格の悪い少女・葵。自称頭が良くて読書家らしいが、物語やファンタジーを馬鹿にしている。読んでいても大人気なくイラつく主人公だ。グライモンに盗まれたのは『千夜一夜物語』。その中から有名な『アリババと40人の盗賊』『アラジンと魔法のランプ』『シンドバッドの冒険』。物語の美しい終わり方や、ファンタジーの完璧な嘘などについても語られていて、少し現実的過ぎる感じはしたが、千夜一夜物語らしい冒険の旅は今回も面白かった。【シリーズ3作目】今回の主人公は明るくてクラスの人気者の少女。今の悩みは暗い感じの転校生に嫌われてしまったこと。そんな主人公が出会ったのはストーリーマスターのアンデルセン。このアンデルセンがネガティブな人でとてもめんどくさい性格。物語修復の旅に出る2人だが…。この本を読んで気がついたのだが、確かにアンデルセン童話は悲しい結末の物語が多かった。飢えと寒さで亡くなるマッチ売りの少女、全てを失い泡となる人魚姫などなど…。単なるハッピーエンドにしなかったアンデルセンの思惑に納得。【シリーズ4作目】今回グライモンとあめのの標的になる物語は『ギリシャ神話』。大人の私が読んでも『えっ?』となるほど自由奔放、やりたい放題の神々なのだからどのように物語がかきかえられるのか楽しみだ。主人公は先生や同級生からイジメにあい学校へ通えなくなった4年生の少年。頭の良い彼は間違いを認める事がどうやら苦手のよう。悪役に目をつけられて物語を変えてしまう。自分の正義が他の人の正義とは限らない。良かれと思っても独りよがり、自己満足なのかもしれない。大人の私にも考えさせられるものがある。
想像力が失われると他人への思いやりや痛みへの気づきに欠けてしまう。だから昔から語り継がれてきた物語が失われるということは、世界へ思いのほか影響を与えてしまうのではないか。
この作品は本を読む機会が減ってきた子どもたちへの廣嶋先生からのメッセージなのかもしれない。加えて、天の邪鬼あめのの存在は、世界中の名作を読んで子どもたちが感じる矛盾などに一石を投じる役割。廣嶋先生が描く悪役はどこか憎めなくて好き。トリックスターとしてこれからも暴れてくれそうで注目したい。毎回登場するストーリーマスターが誰なのかが楽しみのひとつ。そして、それぞれの巻で活躍する子どもたちはみんな何かしら欠点を持っている。まるで自分の身の回りにいるクラスメイトのような存在。決して完璧ではない主人公と一緒にわくわくしながら読み進められる作品だ。