ねこでんしゃ
作:山口 マオ
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刊行日 2018/01/22 | 掲載終了日 2024/03/17
ハッシュタグ:#ねこでんしゃ #NetGalleyJP
内容紹介
ねこの ねこによる ねこのための ねこでんしゃ。
「どんがらどんがら ねこでんしゃ。
どこからくるのか ねこでんしゃ。」
ふしぎなリズムにのって、ねこでんしゃがやってきます。
ねこきちかぞくをのせて、さあ、しゅっぱつ!
山口マオがぬくもりある版画で描く、ほんわかゆる~いねこたちのでんしゃたび。
車内で魚釣りをしたり、コタツで丸くなったり。自由気ままなねこたちと、ちょっとでかけてみませんか。
出版情報
ISBN | 9784330851181 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
ねこでんしゃというのは、ねこによるねこのためのでんしゃです。このお話の中には人間は出てきません。でもねこしかいないわけではありません。おはなやさんは小鳥さんだし、ネズミクッキーがあるのでネズミもいるんでしょう。うみねこ駅で魚釣りをしているので、魚もいるようです。遠くに飛んでいるのが見える鳥もきっとうみねこなんでしょう。駅名もうみ「ねこ」駅で、もうねこ尽くしです。ねこ好きの人にはたまらないお話だと思います。一つだけ難点を挙げるとすると、出てくるねこが、いわゆる「きもかわいい」キャラだということでしょうか。これがかわいいねこちゃんだったら良かったのにと思います。
猫による猫のための電車。ねこきち家族がご飯を食べたり魚釣りしたりとっても楽しそうにねこでんしゃに乗る姿を見ていると自分も電車に乗ってどこかに遊びに行きたくなります。そして最後はコタツでぬくぬく、ねこきち達と一緒にすやすや寝たいなぁ。
版画で描かれる独特の雰囲気と鮮やかな世界が楽しい絵本です。
どこから来るのかねこ電車。どこへ行くのかねこ電車。
ゆったりのんびり走ってく。トンネル抜ければ見知らぬ場所へ。山から海へ景色も変わる。海と魚に興が乗る。
季節の移ろいもいっしょに進む、なんて不思議なねこ電車。どこまで行くのかねこ電車。ずぅっと着いて行ってみたい。
山口マオさんの版画がいい味わい。
なにこのでんしゃ、なにこのねこ、とにかく、ずっとくすくすさせられっぱなしの絵本でした。
ねこが釣りするところなんて、私的にはつぼでした。
物語が進むにつれて、季節もかわっていくなんて、これはいいですね。
こたつでんしゃになるころには、もううっとりでした。
決して、かわいいというわけじゃない(ごめんなさい)ねこちゃんたちですが、
みんな仲良くて楽しそうで、読んでいてハッピーになる絵本でした。
読ませていただきありがとうございました。
でんしゃって行き先を決めて、予定に沿って楽しむのかな
ねこはその予定の中でも、枠はおおざっぱで中身は自由に縦横無尽
でもしっかりルールは守る。そんな感じの大枠の本です
版画のしっかりとした躍動感に、力強いながらも表情溢れる猫
トンネルを抜けると景色が変わったり、トンネルの中の光る眼など
情景に変化があると気分一新、またねこたちが生き生きしだす
何か大雑把な予定を立ててどこかへ出かけたいな、と思わされる本ですよ
「どんがらどんがら ねこでんしゃ どこからくるのか ねこでんしゃ」のフレーズが印象的です。ねこまちは、お父さんお母さんとねこでんしゃに乗って出発。車内でお弁当食べたり、魚釣りもできるなんて。そして車内には、ねこさんたちが大好きなアイテムまで用意されるのでした。山口マオさんの版画のねこさんたちが、何ともいい味出していて、ほっこりしました。