カタリン・カリコ
mRNAワクチンを生んだ科学者
増田ユリヤ
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刊行日 2023/08/09 | 掲載終了日 2025/03/31
ハッシュタグ:#カタリンカリコ #NetGalleyJP
内容紹介
新型コロナワクチン(mRNAワクチン)を開発し、2023年にノーベル生理学・医学賞を受賞した女性研究者カタリン・カリコ氏の生き方と研究を紹介する児童向けノンフィクション。研究費が出なかったり、降格させられたりなど、さまざまな憂き目にあいながらも、あきらめることなくRNA研究を続けてきたカタリン・カリコ氏。その原動力は何なのか。社会主義体制下のハンガリーに生まれ豊かな自然の中で科学の目を培った幼少期から、信念を曲げずに研究を続けてノーベル賞を受賞した現在に至るまで、その知られざる人生に迫る。
販促プラン
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 5 ジェンダー平等を実現しよう】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 5 ジェンダー平等を実現しよう】
出版情報
ISBN | 9784591178621 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
ページ数 | 142 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
素晴らしい中学生まで向けカタリン・カリコ(Katalin Karikó)博士に関する生活話です。
もちろん、カリコ博士は今、世界中的に有名な人になりました。2023年の際、mRNAワクチン等のためにノベル賞を受賞されました。カリコ博士は辛かった生活でしたのにいつも積極的にし続きました。結局、成功したと言うのに、カリコ博士によると目的ではなかったし、「命あるかぎり、研究を続けていきます」と言うふうな形で生き続いたといいます。カリコ博士はアメリカで、女の科学者で外国人として、いろんな壁があったり、長年を通じてmRNAの研究は効果的だったと確認しなかったり、敬意がないような行為をされたり、家族と別居しなければならなかったり、そんな辛い出来事がありました。それでも、彼女は頑張りました。
この本を読み終わった時に深く敬意してなりました。私自身の状況を考えざるを得なくなります。日本に住んでいる外国人で女(見た目的に)科学者として、同じような状況があります。外国の仕事の経験は、法律に伴って、低い給料と判断されますし、私の研究について成功があるのに日本の同僚、生徒、メデイア、大体皆さんが見下ろしていますし、日本人の皆さんはほとんど私のことを日本の方・長期に日本に住んでいるつもりな人として扱い・歓迎しませんし、そんな状況の下に、私とカリコ博士は、同じような辛い生活があるとわかりました。違いがありますが、それは重要な違いと思います。一つ目は、別居の時がありますが、カリコ博士はほとんど家族と一緒に住んでいたなのです。その上、一緒に住んでいない時でも、いつも支援してもらいました。そんな支援はとても大切と判断します。二つ目は、カリコ博士の性格はものすごくポジティブなのです。私自身、同じことは言えません。それでも、インスパイアを得たいと思います。
この本について文句は少ないですが、やっぱり、カリコ博士の翻訳された言い方はガックリされました。なぜなら、「わ」は多かったなのです。その上、他の研究者・教授の名前を表れると「氏」または「博士」を付きがありますが、カリコ博士にかけては「さん」使いました。なんででしょうか?やはり、無意識バイアスかなぁと思ってしまいます。
それにもかかわらず、現代には大事な人に関する素晴らしい本と強く感じています。
ハンガリー生まれの科学者の伝記。
貧しい家で暮らした好奇心溢れる少女は、
苦難の道を越え、コロナワクチンの開発に
革命をもたらして多くの人々の命を救います。
栄光までの歩みは、まさに苦難の連続でした。
あきらめないことの大切さを
教えてくれる作品ですね。
彼女がくじけなかったのは
「命を助けたい」という志を
ブレずに抱き続けたから。
そういった尊いマインドだけでなく、
研究を続けるためには、研究室の外で
人を説得することも重要だと
しっかり伝わるよう描かれていましたね。
この点が特に素晴らしいと感じました。
自分ができることに集中して
ほかの人を気にしないという考え方や、
不安定な立場にいたからこそ強くなれた
という経験談などは、たくさんの
子どもたちの人生の糧になるはず!
(対象年齢は10歳以上かな?)