りりかさんのぬいぐるみ診療所
思い出の花ちゃん
作・かんのゆうこ 絵・北見葉胡
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刊行日 2024/04/03 | 掲載終了日 2024/02/08
ハッシュタグ:#りりかさんのぬいぐるみ診療所 #NetGalleyJP
内容紹介
ぬいぐるみが好きな人、
ぬいぐるみの気持ちを知りたい人、
自分の本当の気持ちを知りたい人、
大切な人に気持ちを届けたい人に
ぜひ読んでもらいたい「ぬいぐるみ童話」。
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大人気「はりねずみのルーチカ」シリーズの
かんのゆうこと北見葉胡コンビの、心のいたみを癒やす物語。
ぬいぐるみのお医者さんが、持ち主の心まで癒やします!
◎りりかさんは、ぬいぐるみのおいしゃさん。
ぬいぐるみだけでなく、ぬいぐるみの持ちぬしの心までいやします。今日は、トリケラトプスのぬいぐるみを直してほしいという少年が、ぬいぐるみのお医者さん、りりかさんのともにやってきました。このぬいぐるみの周りにある物が、次々と姿を消します。
なんのへんてつもない、ぬいぐるみは不思議な力をもっていたのです──。
◎”秘密の力をもつ”「恐竜のぬいぐるみ」、”幼い頃の思い出をよみがえらせる”「レトロな文化人形」、”探し物を必ず見つけてくれる”「はちみつ色のテディベア」の3話が読めます。
●対象年齢:小学3年生以上(自分で読むなら)
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// 江口ともみさん感涙! //
「ぬいぐるみは持ち主の心の声を聞いてくれています。それに気づかせてくれるのがりりかさん。診療所に流れる温かい時間が人もぬいぐるみも笑顔にしてくれます」
──江口ともみ
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【「りりかさんのぬいぐるみ診療所」シリーズ読者からの感想 】
「5歳になった娘の読み聞かせのために買いました。イラストがとてもかわいくて読みやすいので、これから読み進めていくのが楽しみです」(Wさん)
「この本を読んで感動して、さらに本がすきになりました」(小6)
【 編集者より 】
ぬいぐるみって、こんなに愛らしく優しい存在だったとは……!身近な人への優しさが、心の底から湧き上がってくるお話です。優しい気持ちになりたいときに、ぜひ読んで頂きたいです!
北見葉胡さんの柔らかく愛らしいぬいぐるみのイラストレーションが素晴らしいです!
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作:かんのゆうこ
東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業。
児童書に、「はりねずみのルーチカ」シリーズ、「りりかさんのぬいぐるみ診療所」シリーズ(ともに絵・北見葉胡)、 「ソラタとヒナタ」シリーズ(絵・くまあやこ)、『はこちゃん』(絵・江頭路子)、プラネタリウム番組にもなった 「星うさぎと月のふね」(絵・田中鮎子)(以上、講談社)などがある。
令和6年度、小学校教科書『ひろがることば小学国語二上』(教育出版)に、絵本『はるねこ』(絵・松成真理子/講談社)が掲載される。
絵:北見葉胡
神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。児童書に、「はりねずみのルーチカ」シリーズ、「りりかさんのぬいぐるみ診療所」シリーズ(ともに作・かんのゆうこ/講談社)、絵本に『マーシカちゃん』(アリス館)、『マッチ箱のカーニャ』(白泉社)、『小学生になる日』(新日本出版社)など。
書籍挿画に「安房直子コレクション」(全7巻/偕成社)など、ぬりえ絵本に『花ぬりえ絵本 不思議な国への旅』(講談社)がある。
2005年、2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)が、ボローニャ国際児童図書賞受賞。
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★★★
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★★
出版情報
ISBN | 9784065333488 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
ぬいぐるみ好きならたまらない優しいお話でした。「ずっと大好きだよ」という、ぬいぐるみの声が聞こえてきそう!どんな悩みや悲しみも乗り越えられる力が湧いてきます。心から癒やされ、温かい気持ちに満たされました。
「ぬいぐるみの診療所」が舞台とはなん斬新でしょう!
舞台は斬新ではありますが、診療所のりりかさんが、ぬいぐるみや持ち主とのやさしい交流に心があったまります。
また、入院中のぬいぐるみたちが、いこいの部屋に集まって話をする場面はまるで秘密話を聞いているようでワクワクしました。
こどもだけではない、ぬいぐるみたちとの世界。あなたもちょっとのぞいてみませんか?
子どもの頃は大切にしていた「ぬいぐるみ」。でも成長していくにつれて「ぬいぐるみ」の存在を忘れてしまいがち。沢山あった「ぬいぐるみ」たちが、片付けや引っ越しなどでどんどん減っていき、残った「ぬいぐるみ」はほんのわずか。でもそんなわずかな「ぬいぐるみ」は、実は何か「思い出」を抱えていて、大切な家族の一員だったりする。では、その大切な家族の一員が怪我をしたとき、心を込めて「治療」してくれる場所はあるのか?ーそれが、りりかさんがやっている「りりかぬいぐるみ診療所」。りりかさんのところへ持っていけば、持ち主の希望をきちんときいて、治療方法も説明してくれる。「ぬいぐるみ」たちは、治療が終わって持ち主が迎えにきてくれる間「いこいの部屋」で待つことができる。たくさんの友だち(「ぬいぐるみ」たち)と出会えて嬉しそうでもある。新しい持ち主を探すための「里親コーナー」もある。なんだか「里親」を探しているペットたちのよう。「ぬいぐるみ」を治療する、という以外に不思議な力を持っているりりかさん。「ぬいぐるみ」は生きてはいないが、この作品を読むと、あたかも「ぬいぐるみ」が本当に生きているように思えてくる。そして「ぬいぐるみ」と「やさしい時間」を過ごすことができる。
大人気シリーズ『はりねずみのルーチカ』の作者とイラストレーターのコンビによる作品。これはもう、優しさに満ち溢れている作品と確信できる。
シリーズ4。大好きなシリーズをこちらで先読みできるとはなんという幸せでしょう。
今回はりりかさんの秘密の呪文が少なめでしたね。その代わり、ぬいぐるみたちの身の上話や、おばあちゃんの心に訴えかけるお人形の話など、ファンタジーとリアルの混ざり具合が絶妙でした。わたしも41年いっしょに暮らすぬいぐるみがいます。色は褪せ、綿はへたり、ちょっと心配な状態ですが、りりかさんのぬいぐるみ診療所に憧れつつ、だいじにしていこうと思います。
だって、ぬいぐるみたちはこんなにも必死に自分の存在をアピールしているし、愛されたいと願っているのですから。
とても丁寧で綺麗な言葉と、それを引き立てる温かな挿絵で綴られていく物語。
百合花さん、皆からりりかさんと呼ばれる彼女の『診療所』に持ち込まれるのは、ぬいぐるみの修理だけではない。それにまつわる秘めた不思議、悩みごとも。
だからりりかさんはきっかけをつくる。自ら気付けるように。自分から変わっていけるように。そして、気持ちを届けられるように。雪割草やスイートピーなどの、それぞれの季節に咲く花の力を借りながら。
また、ぬいぐるみも持ち主を助けようとしていく。そんなぬいぐるみ達の密やかなやりとりもまた微笑ましい。
親子での読み聞かせにも、一人読みができるようになってのプレゼントにもしたい本。