にゃははな毎日

招き猫さんたちの物語、図鑑、四コママンガ？面白くないわけないでしょう。
みんなお客様の満足感から生まれたんだなんて、素敵な設定。たくさんの個性的な猫さんたち、みな良い仕事をしてますね。銭天堂のまかないおやつの時間に参加したいものです。

銭天堂の工房で、こんなふうに作業が行われていたとは夢にも思いませんでした。
まるで季節外のサンタさんたちのよう。

大量の4コママンガも面白くって、招き猫、銭天堂の猫と言っても普通の猫とかわらない？😅と

ここは、銭天堂という不思議な駄菓子屋さんです。幸運な人だけがたどりつけ、特定の年生のコインで支払える人だけが買い物ができます。そして、売っているお菓子には不思議な力があり、客の望みをかなえてくれます。そして客が銭天堂のお菓子に満足して幸運をつかむと金の招き猫が生まれ不運のままだと、不幸虫がうまれてしまいます。そんな銭天堂の物語を漫画と文章で描いたものがこの作品となります。そして、生まれた招き猫はまた不思議なお菓子の生産に従事するのです。
　よく犬派、猫派と言ったことを聞きますが、この物語は猫だらけです。そしてどの猫ちゃんたちがも可愛い。読者は、いっぺんで猫ちゃんたちの虜になるでしょう。そして読み終わったとき、心に暖かなものが残ると思います。

いつもの銭天堂のどきどき、はらはらの展開ももちろん大好きですが、とってもキュートな招き猫さんたちにきゅんきゅんしながら読みました。
銭天堂の商品開発がこんなふうに、個性豊かなたくさんの招き猫さんたちの日々の努力でされているとはびっくりです。
それはとりもなおさず、銭天堂のお菓子を食べて、自分の悩みを克服できた人が招き猫さんたちの数だけいるということ！
品質の裏打ちがなされていますね。
招き猫さんたちの一覧表が今後役に立つことがあるかも⁉︎と、これはちょっと紙の本で手元に置きたいです。

大好きな廣嶋玲子先生の「銭天堂」本！！
キーパーソンでもあり、何かと不思議だった「招き猫さん達」のファンにはたまりません。
漫画が多いから、小学生低学年でも読めるかも。
銭天堂のお菓子を作ってるだけあって、個性豊かなキャラがたくさん出てきます。
あっという間に読んでしまいましたが、
大人でも「くすり」と笑ってしまう本でした。
猫好きにはたまらないかも。