給食室のいちにち
大塚菜生/イシヤマアズサ
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刊行日 2022/07/22 | 掲載終了日 2023/05/31
ハッシュタグ:#給食室のいちにち #NetGalleyJP
内容紹介
第69回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部
給食はどうやってつくるの? 栄養士って何をするの? 給食が教室に届けられるまでの給食室のいちにちをのぞいてみよう!
第69回青少年読書感想文全国コンクール
課題図書 小学校中学年の部
給食はどうやってつくるの? 栄養士って何をするの? 給食が教室に届けられるまでの給食室のいちにちをのぞいてみよう!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784879817600 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
お昼になるとどこからか漂ってくる美味しそうな匂い…給食は、私にとってわくわくするイベントの一つでした。
そんな給食、どんな人たちが、どんな風に作っているのか、意外と知らない人が多いのでは。覗いてみたくても、入り口の限られた部分しか見えないし、そもそも給食室が学校になかったり。
そんな長年の疑問を、漫画で分かりやすく解説してくれる本書。とても興味深く読ませていただきました!また給食が食べたくなってきます。。
絵本で描かれている給食メニューは大人気のカレーライスで、ページ全体に香ばしさが広がってとてもおいしそう!
子どもたちの楽しみでもある給食の過程、給食を作る人達についてはなかなか知ることがなかったので新鮮でした。このことを知ると、給食がより身近に感じると思うのでたくさんの子どもたちに読んで欲しいですね。
そして、献立を考える栄養士の山川さんの楽しそうな表情は
子どもようにワクワクしているみたいです。
ほんと知らないことばかりで、しかもとってもわかりやすく描いてあって、すっごく勉強になりました。
この本は全国の小学校で、子どもたちにぜひぜひ読んでもらいたいです。学校をかげでささえている栄養士さんと調理師さんに心から感謝です。すっごくいい本。まさに課題図書にふさわしいですね!
栄養士さんが男性で、調理師さんが国籍や年齢もいろいろというところが、すっごく深いです。読ませていただき、ありがとうございました!
給食が、どこで、どのように、どんな人によって作られているのか、書かれた絵本。
絵本というより図鑑のような感じだろうか。
普段見ることのない裏側が垣間見ることができて興味深かった。
これだけ安全に気を配って、手間暇かけて作られているということが分かれば、子どもたちは給食をより味わって食べるようになるかもしれない。
文章では説明してないような、アレルギーのある子ども用の食事も用意してある絵もあり、絵をじっくり見る楽しみもあると思った。
文で書かれていることを絵で確認することができるので、文を読むことが苦手な子でも感想文が書きやすいのではないかと思う。
みんなが毎日当たり前のように食べている給食。でもその給食を当たり前においしく安全に提供するために多くの人が色々な作業をしている様子がリアルに分かる絵本。知っているようで意外と知らない栄養士さんの仕事も分かりやすい。給食への理解と感謝が一層深まります。
読ませていただき、ありがとうございました。
子どもの頃給食というものを食べたことがありません。年代的、地域的なもののせいで、小中は家が近い人は食べに帰ってもいいことになっていました。わたしは遠かったので、お弁当。
ようやく大人になって子どもたちの給食参観で申し込んで保護者も給食を試食する機会が得られました。子どもたちの小学校では、自治体がまとめて給食センターで作って配達というシステムでした。
ここでは自校式の給食づくりで、校内で作ってもらえると、熱い冷たいが保持できておいしく頂けるでしょうね。そして、毎日自分たちの給食を作ってくださる方々を目にすることで、感謝の念も湧くでしょう。
栄養士の山川さんの仕事ぶりから、どんなことが給食には求められているのかがよく理解できます。
あってはならないことですが、万が一の時のために検査のための保存もしているのですね。万全のチェック体制で栄養豊かでおいしい給食が子どもたちに供されること、この本によって子どもたちにそれがきちんと届くことと思います。
みんなが大好きな学校給食。
こんなに細かく給食室の1日を描いた絵本がなかったので、学校の図書室にこの本があったら、子どもたち大喜びして、借りて行きますね。
調理員さんたちが一生懸命に作った様子がわかれば、食べ残しが減るかな?
最近、勤務の関係で週1回学校給食をいただいています。
今は、食べる前から自分の嫌いな献立は減らして食べています。そんな児童が多いのを見るにつけ、食生活の偏りが残念でたまりません。
この絵本は暖かい絵のタッチともあいまって、作っているたくさんの人たちが仕事に対しての責任感を持ちながらも、どれだけ愛情をもって給食を作っているかが伝わってきます。
それに加え、担当者や工程ごとの説明がとても細かいのに分かりやすくて、引き込まれてしまいました。
これを読んで、作る人たちのことまで想いをよせ、感謝する心が芽生えれば、お残しが少なくるかなと期待してしまいました。
学校において子供であるころには当たり前にあるのが給食。
大きくなって、安くて安全で健康的でありがたいことしか思いつかないものも給食。
おしゃれなカフェ丸見えのオープンな環境ともちがい、
食品工場のような徹底的ともいえる管理を万全に行い、
尋常ではない量の食材を一気に手配をして、調理もする。
もしも、あなたが将来自分の店を出したり、食べ物屋さんで働くことになっても、
この給食というものがいかに合理性を追及して衛生的かを、知ることができる。
あたりまえ、とされるこの、給食っていうありがたい制度を、
読書を通して多種の様々な感想によって、世間に届けていいものを届けてほしいと思わされる本でした。
給食って、こうやって作ってもらっていたんですね。ページをめくるたびに、カレーのいい匂いがしてきます!給食を食べたくなります!”食べ物を残してはいけませんよ”と、口やかましく言うより、この本を読むだけで、給食を全部おいしく、感謝の気持ちで食べることができるようになるでしょう。給食の献立を考え、給食にかかわっている皆さん、本当にありがとうございます。久しぶりに、小学校の校舎で給食を食べてみたくなりました。
小学校の給食室は、ステキな秘密の場所でした。
生徒は入れないし。
そんなステキな空間を優しい絵と文章で描かれてます。
私の時代とはまた違って食器が可愛かったり。
アレルギーに対応していたりしてるのがなかなかに今時です。
しかもメニューがカレーライスというのが鉄板です。
イシヤマアズサさんだ!と表紙見て気づいた瞬間ああ間違いないな絶対最高だわ、てなりました。
小学校の時、給食センターの見学がある日を楽しみにしていたのにインフルエンザで行けなかったことが本当に悲しかった。…あの頃の私が救われたような気持ちです。
なんて素敵な人たち、なんて美味しそうな給食、笑顔に溢れた世界、全ページが素晴らしい。良いな、良いなあ、良いなあ、この課題図書で読書感想文書けるなんて羨ましいよ子どもたち。
給食室を受け取る、食器を返却する時にはいる。調理室はちょこっと覗けるけど、その奥がどうなっているかは考えて事もなかった。そして、調理の段階によってエプロンや手袋の色をかえたり、トラブルが起きないように細心の注意が払われている。ありがたい事だな、と思う。
いつも当たり前のように食べている給食がどのように作られているかが詳しく書かれている本です。沢山の人が係わってできる給食に感謝の気持ちを感じました。こんなにいろいろな作業があるんだな!とか、調理器具はとても大きい!など、子どもと一緒に楽しめると思います。
給食を作るだけでなく、どんなことに気をつけているかやその対策、道具や配置、作り方、食べた後の片付けまで、身近な存在なのに普段なかなか知ることのできない場所である給食室の様子が1日の流れに沿って丁寧に描かれています。カレーを作る工程は絵と文章の効果で匂いがしてくるようでした。調理員さんが年代や性別が多様なこと、栄養士さんについても説明があるのもよかったです。栄養士さんがクイズで食育をしたり、健康に暮らせるように栄養を考えたりアレルギーに配慮した献立作りをされているなど、知らない一面を知ることができました。給食を食べている場面は本当に美味しそうで、私も一緒に食べたい!と思ってしまいました。