こころってなんだろう
ほそかわてんてん
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刊行日 2023/04/03 | 掲載終了日 2023/04/02
ハッシュタグ:#こころってなんだろう #NetGalleyJP
内容紹介
じぶんのきもちを知って、かんがえて、安心できるえほん。
「こころってどんなもの?めにみえる?あつい?つめたい?かたい?やわらかい?」
映画化もされた『ツレがうつになりまして。』や水島広子医師との共著『それでいい。』シリーズなど心をテーマに数多くのベストセラーを描いた、細川貂々氏による、
「こころ」について学べるやさしい絵本が誕生しました。
何もわからなかった赤ちゃんから、コトバを覚えて子どもになって、「わたし」のこころがどんなふうにうまれるか、どんなことで変化するか、どうやってきもちをつたえるか、など、子どもも大人も繰り返し読んでおきたいこころとの付き合い方をかわいいマンガと直筆のやさしい書き文字でわかりやすく教えてくれます。
シリーズ化決定!第2弾は『みらいってなんだろ』先のことがあれこれ心配になる人も読めば安心できる。
『ツレがうつになりまして。』や『それでいい。』の著者による初の絵本。自分の「こころ」のことを知って安心できるシリーズ!
著者・ほそかわてんてん
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。うつ病を患った夫の闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』が大反響を呼び、2009年にはテレビドラマ化、2011年には映画化される。対人関係療法の第一人者である水島広子医師との共著『それでいい。』シリーズもベストセラーに。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。近著に『維摩さまに聞いてみた――生きづらい人のためのブッダのおしえ』(釈徹宗監修)など。
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おすすめコメント
宮崎あおい、堺雅人主演で実写化もされた『ツレがうつになりまして』(ツレうつ)や『それでいい』など心の問題を扱うベストセラー漫画家、初の絵本!
主宰をはじめた「生きるのヘタ会」も話題です。
今ますます注目の人物。神戸新聞で連載も執筆中。
宮崎あおい、堺雅人主演で実写化もされた『ツレがうつになりまして』(ツレうつ)や『それでいい』など心の問題を扱うベストセラー漫画家、初の絵本!
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出版情報
ISBN | 9784065305591 |
本体価格 | ¥1,450 (JPY) |
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そとがわ、うちがわ。ちょっとしたことでくるくるかわるこころ。
そのこころに、こうしてみようというメッセージがあり、読み終わる頃にはこころが晴れていきます。
主人公のちいちゃんがひとつずつ増やすひきだしを、大人の私もさらに増やしていきたいな。
そして第2弾も決まっているとのこと。みらいに対してのメッセージかどのようになるのか楽しみにしています!
細川貂々さんの、「ツレがうつになりまして。」シリーズのファンなので、どのようにこころについて描かれているのか興味を持ちリクエストしました。
こころってなんだろう。
そう聞かれたら、大人の私もうまく説明できないなと思いながら読みました。
そうそう、こころってこうだよねと、自分のこころも整理されていくようでした。
こころを伝えるのに必要なのはコトバ。でもそれをどんなふうに使うかは自分しだい。
これがいえれば大丈夫という三つのコトバ。「たすけて」「ありがとう」「ごめんなさい」これは大人でも言えない人もいるから、大切にしたいコトバですね。てんてんさんのコトバとイラストがとても優しいので、親子で読んでほしいです。
ほそかわてんてんさんらしい、やさしく暖かいイラストと言葉がいっぱいです。
今までほそかわさんの作品を数冊読みましたが、私も子供時代、こんな経験したなあ、こんな風に感じたなあ、と思い当たることばかりで、一度もお目にかかった事がない方なのに、親近感を強く感じています。
この本は、説明するのが難しい「こころ」についてとても丁寧に描かれています。
子ども時代、この作品をもし目にしたら、もっと伸び伸びと生きていけたかもしれません。
この本を手にした子供たちは、きっと明るく前を向いていけるでしょう。そう強く思えます。
こころってなんだろう・・・こんなことをおもったひとは、きっと、くるしいんだ、かなしいんだ、もうどうしようもないんだよね・・・そんなときじゃなきゃ、「こころってなんだろう」なんて、たちどまりはしないよね。
自分のものなのに、自分の心が暴れて、走り出して、息ができないくらい、喉の奥が重くて、なみだがとまらないかとおもえば、ぎゃくに、かなしいのになみだがでなくて、なけなくて・・・
心って、からだと関係なく死ぬことがあるんだ・・・からだはぜんぜん、いきてるのに・・・
だから、みんな気づかないで、笑いかけてくる、否定してくる、どうしたんだしっかりしろって心を殴りつける。悪気はないんだけどね、きっと。
ほそかわてんてんさんは、だから、「もう私は死んだんだ」と思って生きてるひとを放おっておけない。はげましたりもしない。でも、遠ざかったりも、嫌な顔したりも決してできない。ただ、じっと、そばでいてくれるひと。落ち着いたら、一緒に笑ってくれるひと。
ね、みんな。みんなもこれからひょっとしたら、自分の心が、「どうして言うこと聞いてくれないの」ってときがくるかもしれない。その時どうか、覚えておいて。この絵本のこと。こころが、どうやってあなたにうまれるのか。こころが動き、感じ、気持ちが生まれ、言葉を使って人と繋がり愛し合えるんだよってことを、私なりに一生懸命伝えたから。ほんとにあなたがだいじだから・・・てんてんさん。死んだこころが頑張ってまた生きるってすごいね。優しさはこうして生まれるのですね。ありがとうございました。
「こころ」という掴みどころのないものを、わかりやすく絵本にされた貂々さんに感動。
「こころ」が生まれる瞬間には、その通りだと納得。
「こころ」と「気持ち」と「ことば」は、切っても切れない関係。今まで当たり前に思っていた事が、腑に落ちた瞬間でした。
絵本ってストーリーがあって起承転結をたのしむだけじゃない。
この「こころってなんだろう」の本は読み進めると広がっていく
語りによる優しい「納得」あとに展開によるさらなる「納得」で、
テンポが心地よく、本からやさしい声かけて諭されている感覚になる。
諭されてそれが正しくて、そうだ、と思えるからこそ自分が強くなれる勇気ももらえる。
本を読むテンポでなく、明らかに語りのリズムで読み進めるので、
読まされている、文章を理解するために戻って読むこともなく運ばれていく自分。
優しいフォントとイラストにページをめくるのも軽やか、
心に残るシーンも言葉が少ないのにたくさん。語りに相性がいいこどもにはぜひ届けてあげたい本です。
目には見えないけれど自分の心も誰かの心もとっても大切なもの。分かりやすく「こころ」について教えてくれます。
そして誰かと「こころ」を通わせるためには「コトバ」も大事。
家族、友達、クラスメイトや先生、習い事など取り巻く世界がどんどん大きくなっていく子ども達が人との関わり方について学べる良い本だと思います。
心とは掴みどころのないもの。定まらず、いつもころころと違う顔を見せる。大人になって何十年にもなるのに、未だにわたしは自分の心の扱い方がわからない。
なので、やさしいことばで丁寧に説かれる心についてのあれこれに、深い安堵を覚えました。
そして、同じように他の人の心もどういうふうに理解したらいいのか、本当のところは分かっていないという不安がいつもあります。
感覚、記憶の引き出し、自分の気持ちに素直になること。人と違うのは当たり前のこと。だから、ことばにして理解し合うことがだいじ。躓いたら立ち止まって、立ち返る。心と向き合うことで得るものは大きいです。
こころは、いつどうやって生まれるのか、その正体は一体なんなのか、なぜ日々揺れうごくのか…大人が読んでも気づきがあるのはもちろん、友だちや家族との葛藤が起き始める1・2年生の子どもたちにもぜひ読んでほしい。
やわらかい絵と字は眺めているだけで落ち着くし、最後まで読むとじーんと勇気が湧いてきます。
「こころ」ってなんだろう? 自分の中にある「キモチ」のことなのかな?
楽しい、うれしい、苦しい、悲しい、ドキドキ、イライラ、恥ずかしい、不安、スキ、キライ、いろんなキモチがある。
あの時はドキドキしたなぁって思い出したり、明日は楽しいことがあるかなって想像したりすることもあるから、そういうキモチをためてあるところが「こころ」なのかな?
こどもの頃に感じていたことと、大人になってから感じることが同じこともあるし、全然違うこともある。同じ自分なのに、感じ方が変わってしまうのは、わたしが変わってしまったということなの?
でも、ある日突然、こどものころの事を思い出してニヤニヤしたりすることもあるから、やっぱり同じ人間なんだよね。
とっても素直な気持ちを書いてあり、イラストもかわいくて、読み聞かせとかに、とっても向いてるな~と思いました!
子どもにも、わかりやすく理解しやすいと思います。
読んでいて、優しい気持ちになれました。
こんなにわかりやすく、子供たちの気持ちに寄り添って”こころ”について話してくれる本が今まであったかしら。なんてあったかくて優しい本なんでしょう。読んでいるうちに、訳もなく、大人の私は泣きそうになりました。こころがとげとげしてどうしたら良いのかわからない時、この本をまた読みたいな。図書館用に購入いたしました。
こころという、目には見えない抽象的なものをわかりやすく書いてあると感じました。何かあるたびに、「こころ」というキーワードは使われるのですが、それは何?と聞かれると答えにくい。そんな疑問を具体的に答え、親しみやすいイラストで紹介してあるように感じます。小さい子どもから大人まで、みんなに読んでほしい本です。
小さな子どもでも読めるように、やさしい言葉で書いてある。
むつかしい字を使わず、漢字にはちゃんとふりがながあり。
ゲラいただいて、何度も読んだ。
おりにふれよみかえした。
そして「こころってなんだろう」と問われたらどうする、と考えると、これは途方もなく深い大きな問いであり、こうやってやさしい言葉で説きおこすのにどれだけ深く考えて、この本ができるに至っただろうと感じる。
こころってどこにある?と問われても困るだろう。胸に手を当てる?頭を触る?
心はつねに変化していて、他者に囲まれて生きている自分の心を伝えるのは、言葉。あたりまえのようで、とても繊細で、取り扱いを丁寧にすべきこと。