ウソがはびこるネット社会を生き残れ!
佐藤和紀/監修
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刊行日 2022/10/27 | 掲載終了日 2024/02/09
フレーベル館 | JAPAN
ハッシュタグ:#ウソがはびこるネット社会を生き残れ #NetGalleyJP
内容紹介
【本文一部抜粋版】
信州大学教育学部・准教授 佐藤和紀/監修
■対象:小学校中学年〜
■セット定価:9,900円+税(各3,300円+税/分売可)
■各36ページ/29×22cm /NDC371/図書館用特別堅牢製本
●「インターネットのウソ」を見抜く力を手に入れろ!●
インターネットが当たり前に生活と結びつき、
教育現場でもICT教育が活発となった現代。
でも、それほど身近なインターネット上で、もっともらしく語られている情報の多くが、実は「ウソ」かも知れない。情報社会を生きる子どもたちが、膨大な情報を理解し、使いこなすためには、「ウソを見抜く力」が必要となりました。
本シリーズでは、ICT社会において気を付けるべき情報の「ウソ」にクローズアップ。
「ウソ」にだまされず、正しく情報を扱えるようになるための知識や気づきを促します。
●1巻『信頼できる情報をつかみとれ』●
ミッション1:情報を集めろ
ミッション2:新鮮な情報か見きわめろ
ミッション3:情報を見やぶれ
そもそも、情報とは?という基礎的な学びから、
信頼できる情報はどこにあるのか、その入手方法や判断方法を学びます。
「チャレンジ」ページでは実践的に学習内容をおさらいし、「ウソ」を見抜く確かな知識が身につきます。
●2巻『使える情報に整理せよ』●
ミッション1:情報の質をあげろ
ミッション2:整理した情報を分析せよ
ミッション3:情報を捨てろ!情報を選べ!
目的によって、集めるべき情報は変わってきます。
集めたたくさんの情報を、いろいろな角度から見て、整理・分析する方法を紹介します。
●3巻『情報を使いこなせ』●
ミッション1:かんちがいされない情報を発信しろ!
ミッション2:気になる情報を発信しろ!
ミッション3:ウソの情報を止めろ!
必要な情報を入手し、見やすく整理できたら、いよいよ発信の段階です。
情報発信の便利さと危険性を合わせて理解することで、インターネットの「ウソ」に惑わされない、モラルのある情報活用スキルが身につきます。
出版社からの備考・コメント
■情報教育については「総則」に以下のように記されています。
各教科等の指導に当たって、児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ、コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付けるとともに、情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動を充実する。
■また、情報教育の目標については第1節1項において、次の3つの観点に整理されています。
(「教育の情報化による手引き」文部科学省HPより一部抜粋)
1)必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力
2)情報を適切に扱ったり、自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解
3)情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577051252 |
本体価格 | ¥3,300 (JPY) |
ページ数 | 36 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
地球は丸い・・・思えばこれだって、自分で見たわけじゃありませんよね。でも、長い年月をかけ、多くその道の専門家の方々の検証を経て、ああ、これは真実だと、固く信じるに値するものだとして、私たちはその知識をありがたく拝受してきました。おかげさまで、ガガーリンを待つまでもなく、地球は、それ以前から人間にとって丸いものとなっていました。これは、本当に、すごいことです。
その集大成が、学校で学ぶ教科書の中に慎重に並べられているわけです。私たちは、あまり、疑うこともせずそれを自らの努力で検証することなく真実と認め、ずいぶんな時短をして、次へと進むために限られた時間をできるだけ無駄なくすごそうとしています。大人たちが、敷いた子どもたちへの教育の道はしばらくは機能してきました。
でも、今は、50年くらい前の常識は風前の灯。玉石混交の情報があふれ、大人だってそうなのですから、子供はあっという間に、のみこまれてしまいます。一昔前は、自分で求めて初めて得られた、最新の情報も、今は、子供の持つタブレットや、スマホから、家にいて、流れ込む時代になりました。
贅沢な迷いの森の中に、迷いの大海原に、無防備な子どもたちは独り立ちむかっているようなのですね。
この、『ウソがはびこるネット社会を生き残れ』以前ならホントおとなになってからで良かった社会との距離のとり方を学ぶ方法。今は、子供にこそ必要なメソッドになりました。漠然とした批判めいたマスコミの意見とは一味違う、ICT(情報通信技術)マスターを目指す虎の巻。ときには地図と方位磁石のように、ボートの櫂のように丁寧で、明確で、頼りになる指南役になってくれそうな三冊ですね。
この本が書かれたときにはなかった、ChatGTPが急速に普及している今、その、情報へどうアクセスし、どう切り分けるか、これが問われています。基本、本書を熟読すれば、この新しいアイテムであっても、真理に導く心強い味方にしていけると信じます。ありがとうございました。
インターネットが普及する前ってどうやってたっけ?と思うほど、インターネットはなくてはならないものになっている。
読み方がわからない。ネットで検索。
今日の夕ご飯はどうしよう。料理サイトを検索。
買い物しよう。ネットでポチッと。
友達と連絡とろう。SNS経由でリアルな電話番号知らなくても連絡取れる。
海外の情報だって知ることができるし、こちらの状況も手軽に発信できる。
とにかく情報はクリック一つで集まり、クリック一つで手軽に発信できるようになった。
しかし、その情報は玉石混合。
だからこそ情報の取捨選択と、その信頼性は大切。
誤った情報を気軽に発信し、それが拡散されたり。
誰が発信したのか…信頼に足る情報なのかの裏付けなしに自分に都合のいい情報を鵜呑みにしたり。
危ない情報を信じ、信憑性に疑問がある情報を発信している人を横目にSNSを利用したりしている。
大人ですらこのネット情報の波に溺れてしまう。
本書では「信頼できる情報を得るにはどうしたらいいか」「集めた情報の整理の仕方」「情報をどう活用するか」という3つのテーマを
ケイとジェイがわかりやすく紹介している。
わかっているつもりの大人も「本当に大丈夫?」もう一度学んでみては?
全部は見てないが、大体のところ拡散するだけでも罪となるというのは自分でも気が付かなかった。今後気をつけたいと思う。
他のシリーズも読んでみたいと思った
家族にはきちんとこれを伝えようと思う。
このシリーズは定期的に更新してやりたいところ
タブレットを使って学習することが当たり前になっています。小学生も本だけでなく、インターネットで調べることが増えています。子供は知りたいことをそのまま文章で入力したり、キーワードを一つだけ入れて検索することが多いです。調べたことをきちんと検証したり、まとめたりすることを学ぶ機会も少ないように思います。この本では、情報を扱う方法を基礎から学ぶことができます。小学生のうちから上手に情報を扱うことができると、その力は大人になっても活かせます。
情報を扱う基礎の基礎として大人も学ぶことができる本だと思いました。
デジタルネイティブ世代にぴったりのシリーズ。
内容や構成からすると、小学校高学年~中学2年生くらいまでといった感じだ。
生まれた時からインターネットが普及している世代だが、そもそも小学校の授業で一からきちんと教えるというカリキュラムが存在しない。
この本のように子ども向けにネットなどについて詳しく書かれた優れた書籍は結構出ているが、活用される場が少ない。
中学校になると、国語や技術で情報に関する単元があるが、割合としては小さく、どれくらい重要視するかは教員にかかっている。
授業で扱われないなら、学校図書館に置いて子ども達自ら学んでもらおうと思っても、なかなか手にとってはもらえない。
味見読書や図書館だよりなどで取り上げるのがせいぜいだ。
クロームブックの授業利用も多くなってきたため、今年度は教員と話し合い、学校図書館で情報に関する授業支援を行うこととなった。
このような本が蔵書にあれば、スライドなどの資料作りにも役立つだろうし(もちろん引用はきちんと明記するが)、生徒が実際に手に取る機会も増ええるだろう。