きみの人生はきみのもの 子どもが知っておきたい「権利」の話

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刊行日 2023/01/27 | 掲載終了日 2025/03/31

ハッシュタグ:#きみの人生はきみのもの子どもが知っておきたい権利の話 #NetGalleyJP


内容紹介

心・体・お金を守る! 子どもの権利の使い方

「校則を変えたい」「いじめにあっていてつらい」「親にお年玉をとられた」…子どもが抱える24の悩みや問題を取り上げ、「権利」を紹介しながら解決への道を示す。相談先の情報も収載し、子どもが自ら考えて行動したり、人生を切り拓いたりしていける。学校では習わないけれど、生きていくうえで重要な知恵と情報が詰まった一冊!

心・体・お金を守る! 子どもの権利の使い方

「校則を変えたい」「いじめにあっていてつらい」「親にお年玉をとられた」…子どもが抱える24の悩みや問題を取り上げ、「権利」を紹介しながら解決への道を示す。相談先の情報も収載し、子どもが自ら考えて行動したり、人生を切り拓いたりしていける。学校では習わないけれど、生きていくうえで重要な知恵と情報が詰まった一冊!


おすすめコメント

荻上チキ氏と谷口真由美氏による子どもの権利ガイド

家族にも、先生にも、友達にも話せない悩みについて、自分で解決する為のヒントや権利、知識と情報を手に入れるために。こどもの心身とお金を守るための武器になる。


○荻上チキ:1981(昭和56)年生れ。評論家。ニュースサイト「シノドス」編集長。著書に『セックスメディア30年史』『ウェブ炎上』『彼女たちの売春(ワリキリ)』『未来をつくる権利』『災害支援手帖』など多数。ラジオ番組「荻上チキ・Session-22」(TBSラジオ)パーソナリティ。同番組にて、2015年度、2016年度とギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティ賞およびラジオ部門大賞)。


○谷口真由美:大阪国際大学准教授。専門分野は、国際人権法、ジェンダー法、日本国憲法。大阪大学共通教育賞を4度受賞。2012年に「全日本おばちゃん党」をFacebook上で立ち上げ、党員は世界各地から5500名を超える。世界のメディアからの注目も高く、仏紙リベラシオンのポートレイト欄に紹介されたほど。また、新聞、TV、ラジオのコメンテーターとしても活躍。

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販促プラン

児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2024年版

特集 SDGsに取り組もう 選定作品

【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】

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特集 SDGsに取り組もう 選定作品

【テーマ 10 人や国の不平等をなくそう】


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784140819302
本体価格 ¥1,400 (JPY)
ページ数 160

関連リンク

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NetGalley会員レビュー

「権利」は知っていないと主張できないし、主張しても受け入れられない。だから「権利」を知る権利を守ることが大事。早いうちに知っておいた方がいいことがたくさん書いてあると思う。
ただ、当時はあまり気にしていなかったけれど大人になってから気づまりに思うようになったことが「お年玉」。この本の中でも、自分がもらったお年玉は自分のもの、取り上げられてよいものではないし、財産権が認められる、と書かれていて、確かにその通りなのだけれど、そうではない視点ももう少し丁寧に書いておいてほしいと思ってしまいました。「親戚のおじさんがお年玉をくれたのは個人でなくて家」「家計が苦しい」といった言葉は一応ありますが、自分の子どもがお年玉をもらう=相手の子どもにお年玉(子どもがいなければ何がしかの返礼)をあげる必要が出てくる、というなかなか避けがたい図式があり、家計の状態は親戚一同が等しいわけではない、ということも、子どももどこかの時点で納得する必要があるように思うからです。これを親ガチャという人もいるかもしれませんが、親戚のおじさんが自分にくれたお年玉はおじさんの懐を傷めないお金でも、自分の親が親戚の子どもに渡すお年玉はそれこそ食費や生活費を削るものかもしれない。そんな状態だとなおのこと臨時収入は大きい、ともいえると思うのですが、自分の子ども時代を思い出し、どうしてもそこが気になってしまいました。

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場面がまさにあるあるなので、今日にでも使えそうなのがいいと思いました。世界の「目」としての権利を知ってると知らないとでは、そもそもの問題の捉え方がまるで変わってくるので、視野を広げるという意味でも非常に有益な本です。

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「子どもが知っておきたい」とタイトルにありますが、まずは子どもを取り巻く周囲の大人が知っておくべきことばかりです。

自分の子どもは、自分から生まれてきた存在ではあるけれど、自分の従属物ではない、ということを常に思いながら子育てしていました。
常に思わないと、ついつい親である自分の思う通りに子どもを動かしたくなるからです。
自分にとって子どもというのは、とても怖い存在でもありました。
自分の接し方や、考え方が影響を及ぼしてしまうからです。

そこにこの本があれば、視点を持つことができた、と思いました。
子どもをとりまく「権利」。きちんと知ることが、子ども自身が悩んだときに、自分以外の外側にその原因と解決方法を求めることができます。

この本は、想定される具体的な事象を、さまざま取り上げられています。
きちんと知ることで、解決が得られる。そういう経験を子どものうちから積む、考えを身に着けることが大切と感じました。

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「子ども」向けの本のため、漢字には、ルビが記載されており小学生からでも読みやすいと思います。また、難しく感じてしまいそうになる「権利」についても、わかりやすい例と優しい言葉で説明されているため「権利」は、遠い誰かのための事ではなく自分事として捉えながら読むことができます。そして、子ども向けの本として出版されていますが、子どもと関わる大人にとっては「子どもの権利」について知ることができる1冊です。そうではない大人にとっても参考になる情報が多く書いているため、おすすめしたい本です。

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