おくちのたいそう あいうえお
木坂 涼 / 文 スギヤマカナヨ / 絵
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刊行日 2023/01/12 | 掲載終了日 2023/01/19
ハッシュタグ:#おくちのたいそうあいうえお #NetGalleyJP
内容紹介
「子どもたちが言葉を取得するのに役立ってます!」(支援学校の先生)
あ行から始まる、ユニークな発声あそび
あいうえ あいうえ あいうえお
いうえお いうえお いうえおあ
うえあお うえあお うえあおい
えおあい えおあい えおあいう
おあいう おあいう おあいうえ
見ひらきで左に発声あそび、右に「あ」行なら「あ」から始まるものの絵をのせた構成です。
(あり、アイスクリーム、ありくい、など)
ユーモアあふれる絵が、飽きずに発声あそびを楽しませてくれます。
ご高齢の方も、お孫さんといっしょに発声あそびをすれば、お口の健康に役立つことでしょう!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751531181 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
ページ数 | 30 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
マスク論争黙食論争。さまざまな困難にさらされる子供たちの日常。
大きな声を出す、っていう機会も奪われてきたのではないだろうか。
ひらがなのならべ方、にも視覚的にもきれいで楽しい工夫。
あのつくもの、かのつくもの、と一つのページに沢山の絵が書かれていてなんの言葉なのかを考えてみたり。
言葉を覚えよう、とする子供にも。
とにかく声を出してみよう、という子供や大人にも。
最初にうがいして喉をうるおすのもよし、口のまわりをもみほぐすのもよし、という出だしから気持ちがよくて元気が出る本でした。
ひらがなを学び終わる1年生の1学期末あたりに、実物投影機で前に映し出して
みんなで声を合わせて読むと楽しいし
口の動きで、苦手な子もすぐに支援に
つながりそうだと感じました。
ですが、「お」のいちばん初めにくる
言葉が、「おっぱい」なので
学校の授業に使ったり、図書室に購入したりすることは、ないと思います。
子どもたちは敏感にめざとく反応しますから。
命、赤ちゃん、生命の本の中で
必ず必要な記述としてあるわけではなく
この場合は、必然性を感じられません。
お口の「体操」ですから、当然準備運動から。口周りの筋肉をほぐすのはいいことかもしれませんね。
あいうえお五十音を、ただ声に乗せるのではなくて、「くねくねと」とか「ぷりぷりと」とか「くねくねと」とかいう指示通りにやってみると、なんか声に感情がこもってとってもおもしろい!ページごとに文字もビジュアル的にパッと惹きつけられる並びになっているのが楽しい。五十音のそれぞれの文字が頭にくるものの絵がまた明るくて楽しい。スギヤマカナヨさんのはっきりしたイラストがぴったりです。
子どもたちの知らないことばはここで覚えればいいし、そこから広がるものもあるでしょう。
当方シニアで、滑舌が衰えたり、呂律が回らなかったりするので、お口をほぐすいい練習になりました。
リズムよく「あいうえお」を声に出して楽しむ本。
「ぴちぱちと」「しんこきゅうしながら」など、各ページのアドバイスや文字の配置もおもしろい。
「あ」のつく絵、「か」のつく絵など、絵もたくさん描かれています。「これは何の絵?」とわからなくても、巻末にちゃんと答えが用意されていて親切!
小学校を過ぎてから日本語を習い始めた、日本の国籍を持つ子供たちがいて、基本的に学校では日本の教材で教えるのですが、なかなか難しい。日本語はほとんどやってこず、今少しずつ単語を勉強しているところ。
そういう子たちにぴったりじゃないかなと思いました。
基本的に幼稚園の子供たちによさそうですが、これだと単語も少しずつ覚えられそうなのでひらがなを覚え、物の名前を学習するのにぴったりだなと思いました。
声を出してあいうえおをリズムよく読むことでだんだんひらがなの形を覚えるようになる。
「あ」のつく言葉の絵を見て、この絵の名前が何か、物の名前をわかるようになる。
日本語教材としてもすぐれているのではないかなと思いました。
視覚的に読んでもらう感じで見守ると形として音と一緒に入ってくる。
あいうえお、の順番と共に、それぞれの文字が色で彩られ、
パッと見ではなくじっくり見て判断しようとするとわかりやすいかわいい絵。
よんでもらって、一緒に読んで、とりあえず絵と声と形と文字と、
身近になって一人で読めるといいねという本でした。