ピージョのごちそう祭り

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刊行日 2022/11/10 | 掲載終了日 2022/11/10

ハッシュタグ:#ピージョのごちそう祭り #NetGalleyJP


内容紹介

きょうはピージョの国じゅうのひとが楽しみにしている「ごちそう祭り」の日。

子どもも大人も、ジョッキを持ってカンパーイ!


今夜は、まちにまったピージョの国の「ごちそう祭り」。春と秋の満月の夜にひらかれるお祭りです。

ピージョの国には4つのおおきな村があります。東のシャオヤン、北のシャングー、西のセンリン、南のナンダーハです。

お祭りでは、それぞれの村でとれる食材をつかって、料理人たちが大ごちそうをこしらえます。そして、どの村のどの料理がおいしいのか、子どもたちが投票して、その年のいちばんを決めるのです。

ごちそう祭りのもうひとつのおたのしみは、この日しかあじわえない特別な飲み物「ピージョ」。子どもたちは、甘みのある「サンピージョ」を飲みます。

いろとりどりのごちそうは、どれも絶品。みんな、どの料理に投票しようか迷ってしまいます。

おまけに、ピージョとサンピージョは、消化を助けてくれるので、食べても食べてもお腹がいっぱいにならず、好きなものをいくらだって食べられるんですよ。

さあ、表紙の6人の子どもたちといっしょに、にぎやかな夜のお祭りをめぐりましょう!

きょうはピージョの国じゅうのひとが楽しみにしている「ごちそう祭り」の日。

子どもも大人も、ジョッキを持ってカンパーイ!


今夜は、まちにまったピージョの国の「ごちそう祭り」。春と秋の満月の夜にひらかれるお祭りです。

ピージョの国には4つのおおきな村があります。東のシャオヤン、北のシャングー、西のセンリン、南のナンダーハです。

お祭りでは、それぞれの村でとれる食材をつかって、料理人たちが大ごちそうをこ...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】
ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

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ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。


販促プラン

【著者紹介】

作 川端 誠 (かわばた まこと)

1952年、新潟県生まれ。絵本作家。

『鳥の島』(BL出版)で絵本にっぽん賞受賞。

作品に『森の木』『ぴかぴかぷつん』(復刊)、『十二支のお節料理』

『十二支のお雑煮』『槍ヶ岳山頂』『うえきばちです』『地球をほる』、

「風来坊」シリーズ、「お化け」シリーズ、「野菜忍列伝」シリーズ

(以上BL出版)、「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)など多数。

絵本作家ならではの絵本解説も好評。

【著者紹介】

作 川端 誠 (かわばた まこと)

1952年、新潟県生まれ。絵本作家。

『鳥の島』(BL出版)で絵本にっぽん賞受賞。

作品に『森の木』『ぴかぴかぷつん』(復刊)、『十二支のお節料理』

『十二支のお雑煮』『槍ヶ岳山頂』『うえきばちです』『地球をほる』、

「風来坊」シリーズ、「お化け」シリーズ、「野菜忍列伝」シリーズ

(以上BL出版)、「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)など...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784033502700
本体価格 ¥1,300 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

どこかの民話のような味わいで、楽しいピージョのごちそう祭りが描かれる。消化を助けるピージョとサンピージョがあれば、このごちそうだらけのお祭りも悔いなく食べつくすことができますね。魔法のようです。新しい料理を春と秋、2回も味わえるなんて、この子どもたちはきっとお口の肥えた人になるでしょう。
歌に踊りに料理。4つの村を経巡って、それぞれの特徴的な素材と味を堪能する喜び。
ごちそうって、きっと味だけのことじゃないんだなと思います。その場の空気まで含めたもののはず。その意味では、わたしもいっしょにいただきましたよ。ごちそうさまでした。

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話の内容も絵柄も、とてものどかで牧歌的な、おおらかさを感じられる絵本です。

子どもが大好きな「お祭り」「ごちそう」「ワイワイ」といったものを、ふんだんに取り込んで書かれています。また、お祭りで重要な役割をするのは、大人ではなく子どもとなっています。ですので、子ども達はすんなりと絵本の世界観に溶け込めると思います。

冒険話のような大きなアップダウンがある話ではないですが、こういう話はそれでよいのだと思います。

家や人物の描写は、中世ヨーロッパのようなテイストです。色使いは全体的にカラフルですが、やや彩度を下げたような色味のおかげで、中世的なイメージがより膨らみます。適度なファンタジー感があって、楽しめると思います。

子どもでも、大量にごちそうを食べることができるカラクリは、なかなかうまい設定だなと感じました。

一つのページに対して、結構多くの情報が入っています。小さい子でも楽しめますが、やや大きい子(5・6歳ぐらい)の子ども達が、子ども同士で読んだりすると、様々な発見や、新たな方向に話が展開しそうだなぁ・・・と感じる本です。

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言わずと知れた川端さんの絵本なので・・・
自分はついつい、どんなふうな仕掛けがあるのか?ということを考えてしまう。ほぼ反射的に。ピージョってなんだろう?表紙にある四つの名前、地名、どんな意味なんだろう、掛け言葉なのか、後ろから読むのか、もしやアナグラムになっているのか、などとひとしきり考えてしまうのだ。そんなに深読みしなくてもいいのかもしれない、と後から気づく次第。
いろんな格好をしている人たちがいて、きているものや、髪の毛や肌や目の色が違ったりして、そして美味しいご馳走もそれぞれに特色がある。
・・・そんな当たり前のことに気づかせてくれる。

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時代劇でも落語でもない国際色の本が新鮮です。
ひとつひとつがそれぞれ特徴があり支え合う。
スターもいないし落ちこぼれもいない。
そんな理想郷が楽しさとともに描かれている。
名前なんか記号に過ぎないし、意味がある尊いものでも
どちらでもある。食べる子と遊ぶこと楽しむこと。
みんなが満足に欲しいものが昼間の風景とともにとても映える本です。

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