ウン小話 世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業
湯澤 規子/金井 真紀
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刊行日 2022/06/24 | 掲載終了日 2022/10/31
ハッシュタグ:#ウン小話世界一たのしくてまじめでちょっとクサい授業 #NetGalleyJP
内容紹介
“どうして生きるうえでとても大切なウンコなのに、
学校ではだれも話さなくなったんだろう”(本文より)
「ウンコ」こそ、実は最も身近な環境教育!
SDGsにも関わるウンコについて、小学校を舞台にしたストーリー形式で学べる、驚きと発見の教育読本。破天荒な「もじゃ大」先生が、「ウンコを知る、おもしろがる、考える」を目標に、さまざまな教科でウンコの大切さや奥深さを紹介する。金井真紀氏のかわいいイラストも満載。
出版情報
ISBN | 9784834253573 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
金井真紀さんの書枯れるものにいつも惹かれるので・・・たくさんのテーマに真摯に取り組まれ、心のこもった文章を書かれ、単なるルポとは違う趣をいつも残してくださるので。
本作は、💩についての、子供目線での本!(金井さんは絵で参戦でした)
小学校を舞台に、型破りの先生と、子供たち生徒たち、会話形式で話が進み、楽しみながら、ウンコのなぞ(?)に迫る。
こういう試みはいろんな形でいくつもあり、各国で本が出ていると思わせる。翻訳の絵本でも最近お目にかかった。
SDGs目線で考えることの練習にもなる。
歴史、化学、文化。
先生が語る、僕らがテーマにしたいことは、必ずしも学校で習う、教科、に分かれている訳じゃないからな、と、テストには出ないぞ!という口癖も。
1年半ほど前に『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか』を勤務先の図書館で購入し、いずれ読んでみたいと思っていたので、『ウン小話』も出版社のチラシを見てからとても気になっていました。
非常勤のもじゃ大先生が、4年生の子どもたちに楽しい授業をしてくれるのですが、どの授業(給食も!)もテーマはすべてウンコです。ウンコの歴史、世界のトイレ事情、ウンコのリサイクルまで、一冊読み終わるころにはちょっと臭そうなウンコトリビアがたっぷり身に付き、誰かに話したくなってしまいます。「ウンコを知る、おもしろがる、考える」という目標が子どもにも分かりやすくてとても良いです。ウンコが恥ずかしくなってくる小学校高学年の子どもたちにぜひおすすめしたい本です。
ウンコには前から興味があってウンコ本を見かけたら読むようにしてる。科学よりのウンコ本と文化よりのウンコ本があるけど、これはやや文化よりのウンコ本かな?
身近な楽しい話題が多いけど、昔や今のウンコ活用法や、世界のトイレ格差などSDGsに関連するちょっと社会派な項目もある。
一つ一つの項目は短いけど、もっと知りたい人のために「ウンコ本ガイド」があるのが嬉しい。入門の次に読む本も分かる入門本っていいよね。
本書の内容を一言で表せば「ウンコはすごい」ということ。肥料になるのはもちろん、紙や家の材料にもなる。発電だってできちゃうし、健康のバロメータにもなる。嫌われ者のウンコだが、実はすごいやつなのだ。ある日ぼく(鈴木ハルト)のクラス4年2組の新担任として、宝土大作という型破りの新担任がやってきた。なにしろもじゃもじゃ頭でウンコ大好き。着ているTシャツにはウンコの絵。これはもじゃ大と呼ばれるその教師が4年2組の生徒たちにウンコのすばらしさを1年かけて教えるというもの。
地球の資源は有限である。だから貴重な資源であるウンコを捨てていてはもったいない。本書を読めばウンコというのは可能性のかたまりだということがよく分かるだろう。