こうもり

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刊行日 2022/07/07 | 掲載終了日 2022/07/10

ハッシュタグ:#こうもり #NetGalleyJP


内容紹介

日本絵本賞を受賞し、小学校低学年の課題図書にも選ばれた『もぐらはすごい』(アリス館)の著者によるとっておきの科学絵本!


空を飛ぶ唯一の哺乳類、こうもり。

わたしたちの生活のすぐそばで、たくさんのこうもりたちが暮らしていることを知っていますか? 夕暮れどき、空を見上げれば、そこにも、あそこにも。この本では、都会にすむこうもり、アブラコウモリの生態を紹介します。

えさをとったり、おしゃべりしたりするのに使う超音波、長い冬を乗り越えるための知恵、トーパーなど、こうもりたちの暮らしにはふしぎがたくさんあります。

こうもりって、かわいい。知れば知るほど好きになる、こうもりたちの魅力を愛情たっぷりに描いた絵本です。



日本絵本賞を受賞し、小学校低学年の課題図書にも選ばれた『もぐらはすごい』(アリス館)の著者によるとっておきの科学絵本!


空を飛ぶ唯一の哺乳類、こうもり。

わたしたちの生活のすぐそばで、たくさんのこうもりたちが暮らしていることを知っていますか? 夕暮れどき、空を見上げれば、そこにも、あそこにも。この本では、都会にすむこうもり、アブラコウモリの生態を紹介します。

えさをとったり、おしゃべりしたりする...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは刊行前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。


販促プラン

【著者紹介】

作 アヤ井アキコ(あやいあきこ)

絵本作家。1967年、北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、美学校シルクスクリーン工房で学び、絵本創作をはじめる。『もぐらはすごい』(川田伸一郎・監修/アリス館)で第24回日本絵本賞大賞を受賞。作・絵の絵本に『くまがうえにのぼったら』(ブロンズ新社)。絵を担当した絵本に『山菜の絵本』(農文協)、『ろばくんととらねこ ふたりでかいもの』(フレーベル館)、『なんでもモッテルさん』(あかね書房)、『とりになりたかった こぐまのはなし』(福音館書店)などがある。いま見てみたいのは、ウサギコウモリが耳をたたむところ。


監修 福井 大(ふくいだい)

東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 講師。1976年、岐阜県生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士後期課程修了。学振特別研究員(森林総合研究所北海道支所)や韓国国立生物資源館、和歌山大学を経て、2014年より現所属。コウモリの生態が専門分野。著書に『コウモリのふしぎ』(技術評論社)、監修した本に『コウモリ識別ハンドブック改訂版』(文一総合出版)、『ボクが逆さに生きる理由―誤解だらけのこうもり』(ナツメ社)などがある。いま注目しているコウモリは、ヤマコウモリ。

【著者紹介】

作 アヤ井アキコ(あやいあきこ)

絵本作家。1967年、北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、美学校シルクスクリーン工房で学び、絵本創作をはじめる。『もぐらはすごい』(川田伸一郎・監修/アリス館)で第24回日本絵本賞大賞を受賞。作・絵の絵本に『くまがうえにのぼったら』(ブロンズ新社)。絵を担当した絵本に『山菜の絵本』(農文協)、『ろばくんととらねこ ふたりでかいもの』(フレー...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784032326802
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

『もぐらはすごい』は本当にすごい絵本でしたけれど、『こうもり』もまたすごい。わたしの家の前でも、夕暮れになるとこうもりが飛び交うので、もぐらよりは数百倍の頻度で遭遇します。ただ、その実物をじっくりと見たことはなくて、ピュンピュン飛ぶ黒いシルエットを見るだけ。そんな自分のすぐ近くにいるアブラコウモリの生態、暮らしを初めて知りました。飛べる唯一の哺乳類であることと冬眠すること、超音波でエサやモノのありかを捉えているのは知っていましたが、「トーパー」という身体機能は知らなかった。寒さに慣れるための、冬眠前の身体の調整の仕方なのでしょうか?寝ながら太れるというのも、非常に合理的。うちの屋根の隙間にもきっといるんだろうなと思います。これから迎える、夏。見かけたら子育て中かな?と思い出すことでしょう。

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身近な野生動物として、こんなふうにコウモリをとりあげてくれる絵本は今までになかったと思います。夏になると本当によく見かける生き物にもかかわらず、それをコウモリだと認識していない子どもは多いのではないでしょうか。
おばちゃん、あれなぁに?コウモリだよ、えええ〜
という会話を何度かかわしたことがあります。
手のひらサイズの空飛ぶ哺乳類。これを機に人気者になるといいなぁ…

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こうもりというのは、街中に住んでいても思ったより身近な動物である。しかし見たことがないという人も多いかもしれない。実際私も大人になるまで見た覚えはなかった。こうもりのたくさんいるはずの洞窟が近くにあるにもかかわらずだ。それは彼らが主に夜に活動するからである。だから活動している様子はなかなか目に入らないのだろう。夕方暗くなってきたころ空を見上げると、こうもりが飛んでいるのに気が付くことがある。「こんな街中でも、たくさん見ることができるのか」と感心することだろう。
 さて、本書であるが、そんなこうもりの生態を描いているので、読むことによって、案外と身近なこうもりという動物が子供たちにとって身近になるに違いない。こうもりという動物に興味を持つことにより、理科好きの子供たちが増えることを願いたい。

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見たことあるある、夕方の空、鳥とは違う、揺れながらヒュンヒュンと飛ぶこうもりを!でも動きが素早くてその姿をしっかり見たことはなかったし、いつもいったいどこからやってくるんだろう?そういえば寒い時期には見かけないな?と不思議だった。こうもりは私たちと同じ哺乳類。案外身近にいるのに、彼らについてあまり知らなかったことに気づく。この絵本は、そんなこうもりの生態が詳しくわかるばかりではなく、アヤ井さんの柔らかなタッチの豊かな表現の絵で、こうもりが可愛らしくおちゃめに見えてきて、親近感が湧く。ぜひ親子で読みたい1冊です!

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味わいのある絵がすごくいい。なんだか、ノスタルジーをくすぐるような温かい絵柄。
説明が主体の文章だけど、とてもわかりやすくて、親しみがもてて、ああそうなんだと、こうもりたちのことがより身近に感じられた。もっと早くに読みたかったと思った。
苦手なは虫類がちょっとだけ出てくるので、それだけは抵抗があったけど、多くの子どもたち大人たちに読んでほしいと思える本でした。
後書きに書いてある内容も貴重な情報で、シリーズとしてまだまだ続けることができるんじゃない?って、感じました。読ませていただき、ありがとうございました。

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こうもりは、何となく少し怖いような気味が悪いような感じがする。夕方、薄暗くなりかかった空に気がつけばワサワサと集団で飛んでいたり、暗くて高い隅っこにひっそりとぶら下がっていたり。特に注目したい愛らしさもなくて。
だからこそ、幼い子どもに向けて生態を分かりやすく読む事ができる本書は珍しくて面白いと思います。ふんわりと優しい絵柄で怖さや嫌悪感を無くし、姿の特長や食べ物、活動する時間や一年を通しての生活をとても優しく描かれていて、グッと興味を惹かれました。
意外と街中でもよく見られるこうもりを、この絵本を読んだ子ども達が興味深く観察できると良いなと思います。

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一風変わった夏の絵本として紹介したい。夏といえば太陽がさんさんと照りつける日中の描写が多いのに、こちらは夕暮れから夜の夏。ホンワカ愛らしい絵が「コウモリ」とても親しみやすく感じさせてくれる。気楽に自然科学に触れられる素敵な絵本でした

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こうもりの紹介だけれど、実物を見たときに暗い場所で不規則に動く黒い生き物はとても不気味だった。当然近くで見ることもなくこういう風にサイズ感の対比だとか生活や家族などを紹介されると不思議に身近にも思えてくる。自分たちが生活するうえでこうもりっていう存在も一緒に暮らしているんだよって優しく子供に伝えることができる本って今まで見たことなかったしこういうのの違う動物でもあればもっと自分たちも多様性っていうのを実感できるのかなって思いました。

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こうもり…見ていないようで実は町中にいる野生動物。
そんなこうもりの実態が優しいイラストと文章でわかりやすくかかれています。
科学絵本は少しの子どもの興味を引き出すのにいいなぁと思いました。
図書館内で展示出来るのであれば、積極的に飾りたい一冊です。

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『くまがうえにのぼったら』にハマってしまったアヤ井さん。その後に読んだ『もぐらはすごい』も、すごかった!
今度は「こうもり」だって? ワクワクしながら、読んだ。

身近な生き物なのに、空想の生き物のように思ってしまうのは、私だけだろうか? だって、不思議な形をしているし、夜行性で、近くで見ることはない。
そんなこうもりについて、様々な情報が満載。絵と言葉の両方とも、わかりやすい。エサの量にはビックリ!
どの絵も、ふんわりとして、優しく、温かい。夜の場面は水墨画のような味わい深い絵になっていて、特に素敵だった。
この本を読んだ子どもたち、夜の探検に行きたくなりそう!

#こうもり #NetGalleyJP

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コウモリのすべて。という感じの素晴らしい絵本。
都会の空を音もなく舞い飛ぶコウモリたち。少し不気味なイメージ?いや、映画にも出てくるかっこいいヒーロー?シュトラウスのオペレッタにもそういう名前のものがありますね。あまり気づかないけれど実は人間のすくそばで暮らしている動物。その生態を、子供にもわかりやすく、楽しく描かれています。コウモリのプロの方が監修なさっています。

「この本に登場するアブラコウモリ (イエコウモリ)は、北海道の函館より南の市街地に生息するコウモリで、 なぜか人間がつくった建物ばかりをねぐらとして利用しています。 春から秋の夕暮れ時になるとねぐらを飛びだし、 川や池の上、 街灯のまわりをひらひらと飛びまわりますが、 そのすぐそばを行き交う多くの人はあまり気づいていません。コウモリたちは、毎晩のようにたくさんの昆虫を食べます。 中には、人間の血をねらう蚊もたくさんふくまれています。 そういう意味では、コウモリはわたしたちにとって役に立つ動物だといえるかもしれません。(あとがきより)」

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こうもりってなんとなく不気味で怖いイメージがありました。空を飛ぶのに鳥ではなく哺乳類。
人間の仲間のはずなのに、知らないことがたくさんあって。
身近にいるのに知らないことが多いこうもりのことを、こんなにわかりやすく親しみやすく教えてくれる本ははじめてです。
ぜひ図書室に置きたいと思います。子供たちは新しいことを知るのが大好きです。
こどもたちに読み聞かせしたいなあ。反応が今から楽しみです。

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