ぼくのとうさん わたしのおかあちゃん

この作品は、現在アーカイブされています。

ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。

出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。

1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2020/10/19 | 掲載終了日 2022/08/31

ハッシュタグ:#ぼくのとうさんわたしのおかあちゃん #NetGalleyJP


内容紹介

「ぼくのとうさん」「わたしのおかあちゃん」の二つの作品が収録されています。

両作品とも、親のしごとをモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得て、物語にしました。

「ぼくのとうさん」のしごとは、市の清掃車でのしごとです。暑かったり、くさかったり、ときには残飯の水しぶきを浴びたりすることもあって、決して容易なものではありません。

そんなとうさんのしごとをバカにされた主人公(3年生)のこころの葛藤、またバカにしてしまった友人のこころの痛みと成長を「はたらくこと」の意義と尊さをとおして描きます。

「わたしのおかあちゃん」は、居酒屋で働きながら二人の子どもを育てています。明るく元気なおかあちゃんですが、主人公(4年生)の女の子は、母親の働くことの苦労も理解しています。ある日、平穏な三人の生活のなかに、居酒屋の店長さんが登場します。他人を受け入れることへの不安と苛立ち、故人である父親への想いを家族の絆、社会とのつながり、将来への希望をとおして描きます。

ささやかだけど、お互いを思いやる日常のひとこまを描いた二つの作品は、わらいとなみだのなかに、「とうさん」と「おかあちゃん」への限りないエールであふれています。同時に、「はたらくこと」や「しごと」を意識することで、「未来の自分」や「社会の一員としての自分」、また人々とのつながりについて、考えるきっかけにもなると思います。

今回はこの2作のうち、「ぼくのとうさん」を公開いたします。


「ぼくのとうさん」「わたしのおかあちゃん」の二つの作品が収録されています。

両作品とも、親のしごとをモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得て、物語にしました。

「ぼくのとうさん」のしごとは、市の清掃車でのしごとです。暑かったり、くさかったり、ときには残飯の水しぶきを浴びたりすることもあって、決して容易なものではありません。

そんなとうさんのしごとをバカにされた主人公(3年生)のこころの葛藤、また...


出版社からの備考・コメント

【発行元】フロネーシス桜蔭社
【発売元】メディアパル

【発行元】フロネーシス桜蔭社
【発売元】メディアパル


おすすめコメント

夏の読書感想文の課題にもおすすめの一冊です。



夏の読書感想文の課題にもおすすめの一冊です。




販促プラン

書店様向け注文書をダウンロードできますので、ぜひ夏の課題図書コーナーに併売ください!

書店様向け注文書をダウンロードできますので、ぜひ夏の課題図書コーナーに併売ください!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784802131988
本体価格 ¥1,200 (JPY)

閲覧オプション

NetGalley Shelf App (PDF)
ダウンロード (PDF)

NetGalley会員レビュー

今回公開分の「ぼくのとうさん」の感想です。市の清掃員の父さん。その仕事は、必ず誰かがやらなければいけない仕事。臭いし、暑いし、時には汚い残飯の汁を浴びたりする仕事。そんな父さんをぼくは密かにすごいと思っている。汗して働く姿を実際に見学させてもらったことがあるから。とても自分には耐えられないと思ったことを恥じてもいる。それなのに、クラスメイトのバクダンに父さんの仕事をバカにすることばを投げつけられた。そのことで、ぼくはもやもやじくじく、気分が凹んだ。そんな折、父さんが口にした思いがけないこと。バクダンと「男の約束」をしたと言う!回り回って、その内実がぼくと母さんの耳に入る経緯は偶然だが、人の心はどこかで本当のことと繋がっているのかもしれないなぁ。働く姿、仕事の運び、人のためにできうる限りのことをする親切心。父さんのすばらしさを目の当たりにしたぼくは、尊敬と誇りを新たに胸に抱いた。真摯に働く大人の姿は、こんなにも子どもたちにまっすぐに届くものなんだなぁと感涙でした。
「わたしのおかあちゃん」は、紙の本で読み継ごうと思います。きっかけを下さり、ありがとうございました。

このレビューは参考になりましたか?

ぼくのとうさん。小3のぼくのとうさんはごみ収集の仕事をしている。外でばったりとうさんに会うととっても嬉しい。とうさんが大すき、じまんのとうさんなんだ。
でも、ごみ収集の仕事はとても大変だし、時々臭いことがある。
そんなとき、ぼくはなんだかはずかしいような、ともだちにみられたくないような、ちょっと変な気持ちにもなる。
こんなふうに揺れ動く気持ち、きっと誰でもあったことを思い出すのではないだろうか。
とうさんの仕事を馬鹿にするような口を聞いた同級生への怒り。
とある出来事を経て、物語は、みんながそれぞれ色々な気づきを得る終わりを迎える。
とうさん、あったかくて素敵な人だ。
家族、仕事、友達、のお話。

このレビューは参考になりましたか?

とうさんの仕事に関して友達から思わぬ言葉をかけられて、ぼく自身もとうさんの匂いなどで心がざわめく男の子。
ぼくのとうさん。でも、ぼくだけのとうさんではなく社会の一員として大切な役割を担っていることがわかり・・・

とうさんとぼくの関わりだけでなく、とうさんとぼくの友達との出来事を通して、“仕事への向き合い方”を描き出している作品。男の約束を守るとうさん、かっこいいです!

このレビューは参考になりましたか?