ひゃーちゃんの まかしといてんか!

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刊行日 2021/08/02 | 掲載終了日 2022/08/31

ハッシュタグ:#ひゃーちゃんのまかしといてんか #NetGalleyJP


内容紹介

京都の小さなひやしあめ屋さんで働くやかんのひゃーちゃんは元気で明るくお人好し。

ある夏の日、店番をひとりでしていたひゃーちゃんのもとにお友達からSOS!

これは僕が助けにゃあかん。まかしといてんか!

冷たくて美味しい冷やし飴をおなかにいっぱいいれて、店番を気にしながらもひゃーちゃんは助けに走り出します。

しかし、転んだり、おっちゃんにからまれたりと、様々なアクシデントがおそいかかります。でもそれを乗り越えひゃーちゃんは大活躍するのです。


京都の小さなひやしあめ屋さんで働くやかんのひゃーちゃんは元気で明るくお人好し。

ある夏の日、店番をひとりでしていたひゃーちゃんのもとにお友達からSOS!

これは僕が助けにゃあかん。まかしといてんか!

冷たくて美味しい冷やし飴をおなかにいっぱいいれて、店番を気にしながらもひゃーちゃんは助けに走り出します。

しかし、転んだり、おっちゃんにからまれたりと、様々なアクシデントがおそいかかります。で...


出版社からの備考・コメント

【発行元】木木舎
【発売元】メディアパル

【発行元】木木舎
【発売元】メディアパル


おすすめコメント

夏にぴったりの新キャラクター!

ひやしあめをたっぷりからだにいれたやかんのひゃーちゃんの絵本です。

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販促プラン

関西以外ではあまり知られていないかもしれない「ひやしあめ」ですが、ひゃーちゃんの丸いフォルムとやさしく愛らしい京都弁に全国のお子さんが夢中になることうけあいです。

書店様向け注文書を添付しましたので、ぜひ全国の書店さまで並べていただければうれしいです。

関西以外ではあまり知られていないかもしれない「ひやしあめ」ですが、ひゃーちゃんの丸いフォルムとやさしく愛らしい京都弁に全国のお子さんが夢中になることうけあいです。

書店様向け注文書を添付しましたので、ぜひ全国の書店さまで並べていただければうれしいです。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784802132732
本体価格 ¥1,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

まさに夏絵本。京都の夏の一服の涼は、冷やしあめ。仕事熱心、義理にも厚く、今できる精一杯をいつでも100パーセント!汗かいて、奮闘するひゃーちゃんのがんばりに、はらはらしつつもどこかでしっかり信用しているわたしがいます。お客さんには愛想良し、はんなりした京ことばも耳にやさしい。京都の文化を知る一端としても、楽しいお話としても、いいテキストだと思います。かどのまりこさんのイラストのかわいらしさもgoo!!心に涼風が吹きぬけます。

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主人公は、やかん!
関東の育ちなので、この、ひやしあめ、に馴染みがないので、想像がつきませんでした。主人公のやかんのひゃーちゃんの名前も、関西に根付く文化のひとつとしての、ひやしあめ、の音、ひんやり涼しそうな擬音、も絡まって、知っているものには独特の響きなのかもしれないと想像した。暑い夏に気持ちがよさそう。まんまるお目目の可愛らしいやかんのキャラクターが表紙いっぱいに踊っているけれど、実はかなりの冒険譚。自分にとっては知らなかった飲み物や習慣との出会いです。飲んでみたい!作れるかな・・・?生姜入れるのかな。。。?

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今日は、わたしの住んでる町も、ほ~んま、暑かったわぁ。
目の前に走ってはる、ひゃーちゃん見かけたら、「なあ、家によって、ひやしあめいっぱい、もらえへんやろか!」と引き止めてしまいそう・・・きっと、わたしが呼びかけてても、やっぱり、「まかしといてんか!」って、冷たいひやしあめを、くれはったやろなあ。急いではんのに、嫌な顔なんてせえへんのやろな、ひゃーちゃんは・・・
京都弁がなんともいいですね。ちょびっと意地悪なおっちゃんも、可愛く感じる不思議。
ひゃーちゃんは、やかん。やかんだから、お茶を入れても、氷水をいれても、やかんはやかんのはずなんです。でも、ひゃーちゃんは、ひやしあめ屋のおばちゃんところの、やかんなんですね。だから、自分の中に満たされた、ひんやり冷えた、ひやしあめでみんなを喜ばせるのがひゃーちゃんの生きる道なんです。
おばちゃんに店番をまかされたひゃーちゃんにとっては、店番は、じっとそこでいることじゃないみたいです。まっちゃんのお母さんが熱を出したら、助けることだって、ひやしあめ屋のるすを任された者のお仕事のうち。いや、とっても重要なものなのです。まかされたのは、じっと、店でお留守番することとは違うのです!
おばちゃんが帰ってみると、あれ、可愛い、兄弟のようなピンクのやかんのはなちゃん!
いろいろたいへん、まわりみち。困ったことも会ったけど。でも、ひゃーちゃんは、ちゃんとひやしあめ屋をおばちゃんのお留守の間まもりました。みんなをひやしあめで笑顔にしました!がんばらはったね、ひゃーちゃん!

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ひやしあめって飲んだことあるのでしょうか?どうなんでしょう?というのが初見の感想で、読みすすめていくうちに「ひやしあめ飲んでみたい」になるんだろうな、と感想が変わっていきました。
まず絵がかわいらしい。そして、まっすぐで素直なひゃーちゃんの可愛さに心打たれます。思わず「頑張れ」と応援したくなるようなひゃーちゃんはきっと子どもたちも大好きになるんじゃないでしょうか。

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漠然と岡田よしたかさんの絵本のような表紙かな、と思って読み始めましたが人情本で、ひゃーちゃんは見た目の可愛さと裏腹に随所に強い意志が感じられて場面に出くわした時の腹の据わり方が気持ちいい。京都弁はおもうより読んでみると読みやすくて誰かの為にいつも動いてるひゃーちゃんがとてもいいです。酒臭いおっさんに蓋をなめられて返してもらっても少し気持ち悪いのも気にしないのもよかったです。ひやしあめ夏の暑い時こういうので思い出すのもいいな。

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ひやしあめって何だろうというのが最初の感想でした。ひやしあめは麦芽水飴をお湯で溶いて、生姜の絞り汁を加えて冷やした冷たい飲み物だとの事。夏バテ防止にもなり、滋養強壮にもなるというひやしあめ。どんな味なのか飲んでみたい。京ことばで書かれており、読んでいて元気を貰える1冊でした。

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京都の山の中にある冷やしあめ屋のやかん・ひゃーちゃんが「まかしといてんか!」といって困った人たちを助けます。
途中でふたをなくしたひゃーちゃん、大丈夫?かわいいひゃーちゃんと関西弁に癒されること間違いなし!

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ひゃーちゃんは困っている人がいるとほっとけない、心優しいやかんです。
たとえ怒りの感情が沸き上がってもぐっとおさえ、助けを求める人のところに向かう心意気があるのです。
そんなひゃーちゃんだからこそ、ひやしあめはさらにおいしさを増していくと思います。

おいしさの秘密はやっぱり”愛情”ですね!

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