新・ドリトル先生物語 ドリトル先生 ガラパゴスを救う
福岡伸一
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刊行日 2022/07/07 | 掲載終了日 2022/07/03
ハッシュタグ:#新ドリトル先生物語ドリトル先生ガラパゴスを救う #NetGalleyJP
内容紹介
\科学者・福岡伸一だからこそ書けた/
新たなドリトル先生の冒険の旅へ、いざ出発!
本家「ドリトル先生」シリーズはロフティングの書いた児童文学。動物と話せる医者ドリトルと動物の様々な冒険は、今も読み継がロングセラーの名作です。
本作は著者・福岡伸一が本家へのリスペクトたっぷりに、楽しい世界観や個性豊かなキャラクターはそのままに、オリジナルストーリーを紡ぎ出した児童書です。
動物と話せるドリトル先生とスタビンズ少年は、英国の調査船がガラパゴス諸島に向かうと知る。島の自然を守るべく一行は気球でガラパゴスを目指す。
本家「ドリトル先生」の世界観とキャラクターを土台に紡がれる冒険物語。科学や歴史など学びもいっぱい!
おすすめコメント
〇物語として楽しい上に、福岡ハカセだからこそ、自然科学、歴史、文化など興味深い事象をたくさん盛り込んでいます。ドリトル先生の助手・スタビンズ少年と一緒に、読みながら好奇心が育っていき、新しいこともたくさん学べます。小学校5年生以上のお子さんから大人まで一緒に読みたい本です
書店様での展開はもちろん、公共図書館にもぜひ常備していただけたらと考えております。
○朝日新聞の連載中より開始直後から大反響! たとえば、本作の著者オンラインイベントは申込人数が2600人超と最多記録。お客様窓口にも、連載小説では稀な程多くの感想が届いています。書籍化時期の問合せや、休載日には早く続きをといったお声もあり、書籍化の際は大きな話題になる可能性大!
出版情報
ISBN | 9784022518262 |
本体価格 | ¥2 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
本家『ドリトル先生』シリーズ第1作から100年余の時を経て、生物学者が故の視点で本家へのリスペクトを表し世界観を崩す事なく引き継いだ冒険ファンタジー。
本家を知らない層からお馴染みのキャラに懐かしさを覚える大人まで、わかりやすい生態学や歴史を交えて「共存」する事の大切さをユーモラスに説いた児童文学。「動物と話せる医師」という設定が大前提ではあるけれど、ドリトル先生や助手の少年が動物に慕われる理由は果たしてそれだけなのだろうか?
知的好奇心を擽る冒険旅行を満喫する事が出来ました。
子供のころ夢中になって読んだドリトル先生の本たち。
そこに出てきた不思議な動物たちのことはいまでも思い出せる。
動物たちと先生、そして助手で語り手のスタビンズ君との愉快な会話。
ドリトル先生が好きだった子どもだった人はみんなそうなんではないかなと思う。
福岡伸一氏もドリトル先生が大好きな子供だったに違いない。
あの世界をそのままに、ドリトル先生へのガラパゴスへの旅を語る。
なぜガラパゴスなのか、そこでどんな出会いがあるのか、書いてしまうと面白くないので、読んでみてください、としか言いようがないのだけれど、結末近くに現れるあっという仕掛けにはうならされた。
連載中から大反響があったという。
子供にも大人にも、みんなにおすすめ。
ドリトル先生シリーズと言ったらイギリスの作家ヒュー・ロフティングによる児童文学だが、今回はそのキャラクターと世界観を舞台に生物学者福岡伸一があらたに書き下ろした創作冒険ファンタジーだ。 動物と話ができるドリトル先生が少年スタビンズくんと共に気球に乗って冒険に出発する。生物学者である福岡伸一が書き下ろしたこともあって本家よりも博物学的な内容で、動物の生態だけにとどまらず進化論や自然淘汰、一般生物学や気象、地学、など、ファンタジーの舞台にあるにもかかわらず読んでいくにつれ自然科学への視野が広がり、より一層物語に厚みが増しているように思った。少年スタビンズくんの成長物語でもあるので、本家の物語を読んだことがない人でも充分楽しめる。朝日新聞に掲載時から子どもたちに夏休みにぜひ読んでもらいたいと思っていた。だが、図書館の購入に間に合わなかった。ちなみに図書館の蔵書に受け入れの際、分類記号は933.7ではなく、913.6なのでご注意を。