理科と算数で検証したら、わかってしまった昔話の真実

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刊行日 2021/10/15 | 掲載終了日 2023/03/17

ハッシュタグ:#昔話の真実 #NetGalleyJP


内容紹介

【本文一部抜粋版】

<図書館用セット書籍>

理科と算数で検証したら、

わかってしまった昔話の真実(全2巻)


1巻 日本のお話編 

収録話:かぐやひめ/さるかに合戦/へっこきよめさん/雪女/塩ふきうす/一寸法師/だいだらぼっち


2巻 世界のお話編 

収録話:ブレーメンの音楽隊/ありときりぎりす/ヘンゼルとグレーテル/おおきなかぶ/七夕伝説/うさぎとかめ/ラプンツェル


「かぐやひめ」や「一寸法師」など、なじみのある昔話は、よく読んでリアルに考えてみると、奇想天外で無茶なストーリーだとわかります。

そこで本書は、そのような昔話の「なんで?」「ほんとうに?」「可能なの?」などの疑問を、科学的に検証してみました。

それも、小学生で習う理科と算数の知識だけを用いてです!

監修は「空想科学読本」シリーズ等でおなじみの柳田理科雄先生です。

国語から、理科や算数など科学的な分野へと興味をつなぐ内容です。STEAM教育のきっかけにぜひご活用ください。

【1巻】

かぐやひめ「じつは、かぐやひめは竹だった!?」

さるかに合戦「さるかに合戦は、サルのおかげでカキが食べほうだいだった!?」

へっこきよめさん「へっこきよめさんのおなら、台風なみ!?」

雪女「雪女はかなり無理してくらしていた!?」

塩ふきうす「塩ふきうすは海水から塩を作るハイパーマシン!?」

一寸法師「一寸法師は筋肉ムキムキ!?」

だいだらぼっち「巨人のだいだらぼっちはのびちぢみする!?」

【2巻】

ブレーメンの音楽隊「動物たち、月のおかげで家を手に入れた!?」

ありときりぎりす「ありときりぎりすのキリギリスは、ぜんぜん悪くない!?」

ヘンゼルとグレーテル「ヘンゼルとグレーテルが無事だったのは、魔女のおかげ!?」

おおきなかぶ「大きなカブ、たくさん作って、大金持ちに!?」

七夕伝説「七夕伝説の牛かいは、タイムマシンで織姫に会いに行く!?」

うさぎとかめ「うさぎとかめでカメが勝ったのは、作戦通りだった!?」

ラプンツェル「ラプンツェルの魔女、その努力はむだだった!?」

分売可/各巻定価本体3,800円+税/各56P/A4判

1巻 978-4-577-04916-7

2巻 978-4-577-04917-4


【本文一部抜粋版】

<図書館用セット書籍>

理科と算数で検証したら、

わかってしまった昔話の真実(全2巻)


1巻 日本のお話編 

収録話:かぐやひめ/さるかに合戦/へっこきよめさん/雪女/塩ふきうす/一寸法師/だいだらぼっち


2巻 世界のお話編 

収録話:ブレーメンの音楽隊/ありときりぎりす/ヘンゼルとグレーテル/おおきなかぶ/七夕伝説/うさぎとかめ/ラプンツェル


「かぐやひめ」や「一寸法師」など、なじみのある昔...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784577050316
本体価格 ¥7,600 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

子どもに馴染み深い、日本や海外の昔話の不思議な現象を、小学生で習う理科と算数の知識で検証。知識面は柳田理科雄氏が監修。本の構成は周辺知識を広める図鑑タイプで、総ルビのため小学校低学年からターゲット。タイトルはキャッチーだが、学習系の本。

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日本の昔話からは、一寸法師の真実
海外のお話からは、アリとキリギリスの真実
をそれぞれ読ませていただいた。

このノリは
#空想科学読本
として多数出ていて、子供たちも大好きで読破したはずのシリーズの監修の先生の手によるものだ、ということが実感される面白さ。

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本書の特徴を一言で言えば、小学校の理科と算数を使って、日本や世界の昔話を検証するというもの。もちろん昔話なので、ファンタジー的な要素が多く含まれている。だから突っこみどころも多い。しかし、本書は単に突っこむだけでなく、それを科学的な目で検証している。一読すると爆笑する場面も多いだろうが、そこを真面目に検証していくのだ。今は理科離れが言われているし、算数に苦手意識を持っている子も(教師も?)多い。しかし、このような本を教材にすれば、科学的に見るという態度が診につくのではないだろうか。多くの子に科学リテラシーをつけるのにはいい教材になると思う。

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監修者を見て納得の内容でした。算数や理科を使う場面は教科書の中だけではない、ということが伝わる内容でした。
身近で親しみやすい昔話の検証ということで、興味を持って読めそうですし、何より考察の過程が書かれているなどわかりやすいのがいいです。
数学ではなく算数、物理や科学ではなく理科、それらの知識で疑問を解決しているので、算数理科の入門にちょうどいい。ここから、数学や科学などに興味を持ってくれる子も出てくる、そう期待を寄せる本です。

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絵本の棚の横にこそっと挟んできおきたい一冊。
昔話ってファンタジーで面白いし、子供もそれはそれとして受け止めていることがほとんど。
まさかこれを解明しようとはなかなか思わない!
なので、昔話をすでに読んだ子供達がまた昔話に違う視点から興味を持つのにいい本棚と思いました。
一寸法師がこんなムッキムキだったなんて!絵本の絵の中で想像してる一寸法師と違いすぎる!
もしかしたら一寸法師はめっちゃ鍛えていて、お爺さんやお婆さんに「キレッキレな筋肉!」
とか「肩メロン!」とか励まされながら成長したのかもしれないなどと想像して楽しくなりました。

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さすが、空想科学読本の著者
一寸法師が実は自分の地元の話でした。
1日に何メートル進んだら1カ月で到着するのか。
そんな科学的(?)におとぎ話を読んだことがなかった(驚)。
小学生にもわかりやすく、且つ興味を持つように
書いてあるが、大人にも十分興味深く読むことができます。
続きが読みたい!!!

発想の転換とはこういう風にするのか…。
と、考え方が参考になります。
また、設問もあるので親子で夏休みの自由研究に
取り組んでみてもいいんじゃないかなぁ。

理数系に疎い大人もこの本から入るといいかも。
超オススメです。

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一寸法師やアリとキリギリスなど、皆が知っているおとぎ話の謎を、とんちやイメージではなく、図やグラフ、地図、数値データを用いて検証していくのですが、その本気さがとても面白いです。

全てふりがな付き、検証に必要な理科や算数の知識については、習う学年と科目、単元も明示されています。

どの話も全て、「あらすじ→問題提起→検証の方法→検証結果→まとめ→新たな問題提起」で展開されており、この形式は論文や研究報告書の書き方でもあります。

私が1番面白いと感じたのは、まとめの後に出てくる、「もしも」の新たな問題提起です。まさに研究を通じて世界がふくらんでいく感覚でワクワクが広がります。

小中高で行われている、調べ学習や探究学習、自由研究での展開のプロセスやまとめ方の「型」のお手本としても参考になる一冊です。

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