カマラ・ハリス物語
岡田好惠
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刊行日 2022/04/25 | 掲載終了日 2022/04/09
ハッシュタグ:#カマラハリス物語 #NetGalleyJP
内容紹介
「わたしはこの職につく初の女性かもしれません、でもわたしが最後になるつもりは、ありません。」
カマラ・ハリスはどんな風に育ち、どう努力をして、米国初の女性副大統領、黒人の副大統領となったか。
大人も子どもも楽しく学べる評伝。
勝利演説全訳で英語学習にも!日米の社会の仕組みの違いがわかる!
「夢を実現するには、どうするか?彼女はいつも真剣に考え、行動し続けました。
アメリカ社会には、”ガラスの天井”と呼ばれる、目に見えない壁があるといわれます。それは、女性の社会進出や昇進をひそかにさまたげる差別の壁です。ハリスさんは、その厚い壁をみごとに打ち破り、アメリカ初の女性副大統領、黒人の副大統領になりました。すばらしいことです。
けれども、この本は偉人伝ではありません。カマラ・ハリスという、アジア系黒人の一少女が、様々な人種が共に暮らすアメリカで、どんな子ども時代を送り、どんな風に考え、どんな風に努力して、今のハリスさんになったのかを、あなたといっしょに考える一冊としたいのです。」
――本文より。
巻末には、2021年1月のカマラ・ハリス勝利演説の原文と全訳、あわせて、キング牧師の演説(すべて原文と訳)を掲載。
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出版情報
ISBN | 9784065269794 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
アメリカ副大統領カラマ・ハリスさんの幼少期から現在までの物語。
母親からの教え「一度決めたら、最後までやり通す」という言葉を大切にし、その意思の強さを知りました。
コラムではアメリカの大統領選挙についてなど、分かりやすくまとめられているので、アメリカの政治についても知ることができるので、親子で読める一冊です。
強い意思を持った女性の話ではありますが、最後の「自分のリーダーは自分」という岡田先生のメッセージが一番心に残りました。このメッセージをぜひ子供たちに受け取ってほしいです。
副大統領に就任したときに、 「米国初の女性副大統領、黒人の副大統領」と報道され会見を見た人も多いと思います。
「女性初」「黒人初」という枕詞に注目されるのではなく、作中にも登場する、キング牧師の演説が演説したように人格そのものが評価される国に、日本もなってほしいと思います。
著者(文章担当)です。
本文にも書きましたがこの本は偉人伝でも出世物語でもありません。カマラ・ハリスという一人のアジア系黒人の少女が、どのように差別を乗り越え、「ガラスの天井」を打ち破って自分の夢を実現したか、その意気込みと努力、後輩の少年少女たちへの熱いエールを、ぜひお伝えしたいと思いました。
準備の段階で強く感じたのは、日米の社会構造の大きな違いです。そこで、たとえば裁判制度や選挙の方法の比較、アメリカで特に深刻な問題になっているドラッグの問題、BLM運動、9.11のこと、アフガン、ウクライナの事情まで、今話題になっていて、自分でもぜひきちんと知っておきたいと思ったことは、コラムにまとめました。
時事問題に関心がおありの読者が、「読んで得した!」「やっぱり、この本に書いてあった」と言ってくださるような、一種の”社会科便利帳”の役目も果たせるといいなと思っています。なお、副大統領就任の勝利宣言を始め、対訳をつけました。あれこれ悩んだり調べたりは、とても調べたのですが、本当に楽しかったです!
分類は児童書ですが、瀟洒なレイアウトとあいまって、、大人のかたにもぜひ読んで頂けるような一冊です。
どうぞ、お一人でも多くのかたのお手に届きますよう! (個人の感想です、念のため)
2021年1月、アメリカ副大統領となったカマラ・ハリスさんの物語。カマラさんはアメリカ副大統領として史上初の女性であり、アジア系であり、黒人であるという「初めて」をたくさん実現した人。しかも、妻であり母であり、美しい女性です。
アメリカはたくさんの人種や立場の人たちが暮らす国です。まだベビーカーに乗っていた頃、差別や不平等を反対するデモに参加した両親に、「(ほしいのは)じゆう!」と叫んだカマラさん。その心はずっと失われることがありませんでした。困っている人たちのためにつくす政治を目指しているのです。
私生活では、カマラさんは、仕事をバリバリこなしながら50歳近くで子連れの男性と再婚して「ママラ(お母さんカマラ)」となりました。アメリカって、いろんな生き方ができる国のよう、というのも驚きでした。
この本では、カマラさんがどのようにして副大統領になったのかが、子ども時代からていねいにつづられています。とりわけアメリカの政治や大統領選挙のしくみが詳しく描かれていますから、親子で読むのはもちろんですが、大人にもおすすめです。翻訳家でもある著者らしく、巻末に副大統領の勝利宣言演説やキング牧師の「私には夢がある」演説(抜粋)、詩人アマンダ・ゴーマンの詩「われらが登る丘」(抜粋)の対訳があるのも魅力です。