ふしぎの森のふしぎ
ヤン・パウル・スクッテン メディ・オーベレンドルフ
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刊行日 2022/02/15 | 掲載終了日 2024/03/31
ハッシュタグ:#ふしぎの森のふしぎ #NetGalleyJP
内容紹介
ふしぎで深~い、森の世界へようこそ
花がいっせいに咲く春、どこもかしこも大いそがしの夏、色あざやかな葉に包まれる秋、そして、ひっそりした冬…。森に入れば、いつも何かが見つかります。この本は、森がどんなにおもしろいかを学び、なかなか気づかないことに気づかせてくれます。森にひそむ不思議やひみつを知ったら、散歩する森の景色がまったくちがって見えるようになるはずです。
【対象年齢:小学校高学年~】
ふしぎで深~い、森の世界へようこそ
花がいっせいに咲く春、どこもかしこも大いそがしの夏、色あざやかな葉に包まれる秋、そして、ひっそりした冬…。森に入れば、いつも何かが見つかります。この本は、森がどんなにおもしろいかを学び、なかなか気づかないことに気づかせてくれます。森にひそむ不思議やひみつを知ったら、散歩する森の景色がまったくちがって見えるようになるはずです。
【対象年齢:小学校高学年~】
出版社からの備考・コメント
塩﨑 香織 訳 川上 紳一 監修
306 × 231 ミリ 80ページ
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさを守ろう】
ヤン・パウル・スクッテン 文 メディ・オーベレンドルフ 絵
塩﨑 香織 訳 川上 紳一 監修
306 × 231 ミリ 80ページ
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)2023年版
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさを守ろう】
販促プラン
★本キャンペーンは終了いたしました
レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ14~17」
★本キャンペーンは終了いたしました
レビューキャンペーン「SDGsを広げよう! テーマ14~17」
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784759822311 |
本体価格 | ¥2,400 (JPY) |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
この本を開いた者は誰しも、この美しい緻密な絵に息を呑むことだろう。
森に生きる生命たちをカラフルに、そして森の光景をモノクロに。
写真かと思ったがイラストだろう。絵を描くことは見せたいものを見せたいように描き出せるという利点がある、という文があった。これを写真で示そうとしたら大変、と。見せたい光景を一枚の画面に表す、確かにそうだ。。。
説明もわかりやすくてでも専門的。
森が恋しくなる理由がわかる。
森の中を歩くのはいいことしかない。
オランダ語より翻訳。絵も文も素晴らしい。著者たちが森を愛していることがよくわかる。
新刊情報で知り、読みたいと思っていた本です。こんなすばらしい本を先読みさせていただいてありがとうございます。興奮状態です。
森に対して抱いていた漠然としたイメージをみごとに覆されました。
不思議も不思議、不思議に満ち満ちた世界であることに驚きっぱなしでした。
まるで、木も森も生き物(いえ、もちろん生き物ですが)のように、意思があるかのようなシステムを有し、「会話」をしているなどと思いもよりませんでした。
森がわたしたち人間にもたらす恩恵を今一度正しく受け取る時期が来ているのかもしれません。
地上の働きに勝る地下の働きを知り、驚愕しました。命の意思のように思われます。
森に巡る命のサイクルの強さ、人間のあずかり知らぬところで進む動きの巧妙さ。
メディ・オーベレンドルフのモノクロの細密画に目を奪われ、そこに潜む生き物たちに目を凝らし、森の神秘を科学することで、わたしたち人間の在り方を逆照射していると感じました。
森の中の生き物と、生き物たちの関わりについて教えてくれる本。なにしろ美しい。モノクロの細密画のページと、生き物がバラバラとレイアウトされ、それぞれに解説がつけられたカラーページがリズミカルに繰り返されていきます。絵本というには情報量は多めです。内容的には小学校高学年くらいから読めるかな?といった感じです。著者の、生き物への敬意が感じられる文章で、読むと森に行きたくなります。手元に置いておいて、何回も読むタイプの本だと思います。紙の本に早く会いたい!楽しみです。
精緻な絵が、森へといざなう。
森に住まう動植物たちの姿とその性質を、美しい絵とともに物語る。
植物の根は菌糸でつながっていること、葉がにおいでSOSを発信し虫がそれをキャッチして助けていることなど、興味深い内容満載。
絵や写真でも森林浴の効果はあるそうで、「だからこの本も役立っている」なんて茶目っ気もみせてくれています。
森に生きる様々な生き物の特徴を、興味深く説明されています。絵がとても綺麗で、細かいところまで丁寧に描かれており、図鑑を見ているかのように感じられました。年齢が低い子から大人まで楽しめる本だと思います。
ふしぎな森の表紙に惹かれて手に取りました。表紙からもわかるように、中は緻密なイラストで、じっくり眺めていても全然退屈しない内容でした。
特に森のワンシーンを描いたモノクロの見開きページを見たあとに、何点かの生き物をピックアップして描いたカラーページが来る交互の構成が刺激的です。
説明文は詳しく読み応えありです。
森の生命のサイクルを知り、森について考えるキッカケになる本でした。巻末の答え合わせも楽しめました。
森の色んな事が読んでわかり楽しめるとともに、文章を読む前にモノクロームの鉛筆画を見ながら森の中の生き物を探すしかけがすばらしいです。冒頭に「森を散策するとそれだけでリラックス・リフレッシュできる」とありましたが、この本は読むと同じような効果が得られるように思います。
菌糸が地球の反対側までつながって、巨大なネットワークを作っているかもという解説もワクワクしました。
『風の谷のナウシカ』が好きな方にもおすすめできそうです(腐海の菌類の話がよりイメージしやすくなりました)
お子さんのいるご家庭は皆さんで読んでいただける作品だと思うので、おすすめしてみようと思います。
やはり、自然はひとつの設計図を基にしてひとつひとつの種が噛み合う歯車で動く機械でその中の人間っていう部品は、当初の設計図よりも大きくなってしまったから噛み合わなくなって全てが上手くいかなくなるみたいに思えてくる。人間がこの設計図に上手く嵌るようになるにはどうすればいいのか答えが出ればいいのにと思います。
この本を読むと自然に触れたくなる。
森に行きたくなる。
繊細なイラストには想像力を掻き立てられる。
さまざまな季節や動物、昆虫、植物。
それぞれのネットワークや関係の仕方など興味深いものばかり。
特に菌糸のネットワークは初めて知るものだったので感動した。
脳トレのような〇〇を探してみて、という課題にも楽しく取り組めて新しい知識にも出会える。子どもにも大人にだって楽しめる本でした。
森と聞くと木々を思い浮かべるが、本書で木々だけでなく実に多様な生物が関わり合って成り立っているということがよくわかった。
森の直面する危機的状況について生物の視点で語られ、だからこそ素直に受け取ることができたように思う。
私たちは森から多くの恩恵を受けているわけだが、もらいっぱなしだなと反省。
美しい森と維持し、また持続的に恩恵を得るには何が必要なのだろうかを考えるきっかけになった。
私の暮らす街に森と呼べる環境はないが、さまざまな生物が身を寄せ合って暮らす自然はある。身近な環境から関心を持っていこうと思う。
ちょっとひんやりしているかもしれない森の空気や、土や木々の香りが漂ってきそうな美しいイラストも楽しんで欲しい。
美しい。儚い。綺麗。尊い。
どの言葉でも言い表せないような
緻密な絵に、ため息が出た。
モノクロな画像なのに
根強い、命があるように感じた。
森も、木も、生き物も、
みんな、会話をしながら生きている。
森の中で、私たちの見えない所で
巡る、サイクル。
森から受ける恩恵を私達は
今一度、改めて、知るべきなんじゃないのかと思った。
最初、あまりの細かく白黒の絵にあっあされ、少々怖い気がしました。かなりの情報量の絵本です。絵本というよりは、もう図鑑です。しかも、何度でも楽しめる。絵の中から、生き物をみつけていくうちに、いろんな知識の世界の扉があいていきます。大人も学ぶことが、ずいぶん出来そうです。
ページを埋め尽くす森の絵にどんな生き物が隠れているか、探すのが楽しかった。
なかなか森と縁がない現代人に、実際に森に入って生き物を観察する楽しさを疑似体験させてくれる。
森と森で生きる生き物についてわかりやすく説明し、いつの間にか命の循環や種の多様性まで教えてくれる。
森を通して、様々なものに興味を持ち、知ることの楽しさを教えてくれる一冊。
私のイメージの「化学同人さんらしい」科学読み物。単色の細密画とカラーの生態写生画とテーマ別の解説で構成された児童用の読み物。知りたい事を調べる本というより、語り掛けるようなテキストでネイチャーガイドさんに伴われて森を探検している気持ちで楽しみながら自然と森の役割を理解できるのが面白い。テキストをしっかり読みこなすのにまだちょっぴり抵抗がある子どもでも図版のボリュームが多いので楽しめる。長く味わえる一冊。随所に「森なんてないよ」っていう読者への小さな自然を見つけるヒントが散りばめられているのも嬉しい気遣い♪手に取ったきっかけはNetGalleyです。
#NetGalleyJP
美しい!
カラーのページも勿論なのですが、モノトーンで描かれた森の細密画は圧巻です。
あまりの素晴らしさにじっくり見ていたら、鹿と目が合ってびっくりしました。
勘違いかな?トリックアートのようなものなのかな?と思いましたが、間違いなく鹿がいます。そしてよく見ると他の生き物も沢山描かれているのです。
モノトーンのどの絵の中にも様々な生き物が隠れていて、どれだけ見ても、まだ他にいるのでは?と思ってしまいます。手元でずっと眺めていたい。そんな絵本です。
オランダの美しい本です。モノクロの絵がひとつおきに挟み込まれ、動物がどこにいたのか最後に種明かしがあります。本文ページのカラーの挿絵は、苦手な虫も描かれていましたが、その虫もいなくなると植物の8割が死んでしまうのですね。また、木は自分の種から芽吹いたものをどのように判別するのでしょうか。語り口調の内容は、親御さんや先生にとっても参考になりそうです。