食卓からSDGsをかんがえよう! 1 食卓からかんがえる「人類の目標」
服部幸應 監修 こどもくらぶ 編
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刊行日 2020/12/31 | 掲載終了日 2023/03/31
ハッシュタグ:#食卓からSDGsをかんがえよう1食卓からかんがえる人類の目標 #NetGalleyJP
内容紹介
【本文一部抜粋版】
SDGs(持続可能な開発目標)は未来のための壮大な目標。私たちはこれを達成するために何ができるのか?SDGsのテーマを絵本で導入していくシリーズ。第1巻では、シゲちゃんちの家族を中心に4つのテーマを取り上げる。
【本文一部抜粋版】
SDGs(持続可能な開発目標)は未来のための壮大な目標。私たちはこれを達成するために何ができるのか?SDGsのテーマを絵本で導入していくシリーズ。第1巻では、シゲちゃんちの家族を中心に4つのテーマを取り上げる。
出版社からの備考・コメント
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 2 飢餓をゼロに】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 2 飢餓をゼロに】
販促プラン
【本キャンペーンは終了いたしました】
・11月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ0~3」(NetGalley Japan主催)
【本キャンペーンは終了いたしました】
・11月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ0~3」(NetGalley Japan主催)
出版情報
ISBN | 9784265088713 |
本体価格 | ¥3,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
身近な食べ物からSDGsを考える、子供にもわかりやすく書かれた本。
うなぎについては結構欧州にいても「日本のウナギ問題」としてニュースにたびたび出ています。
こちらでもウナギを食べることはあるんですが、レストランでしか食べないかな。
特に普通のスーパーに捌いたものが置いてあるということはなくて、年に数回大きな市場の魚屋さんで見かける程度。以前料理の得意なご夫妻にごちそうになったことがあるんですが、ウナギを捌いたあと、アパート中が沼臭さが半端なかったそうです。そんなことまでして捌けるかというとうーん。しかしこちらのウナギは肉厚でとてもおいしく、ここでウナギのかば焼きが食べられるとは!と幸せでした。
さて、話がそれましたが、そういった普段食べられる食べ物からSDGsを考えていくというのは大切なことだと思います。ただでさえ不安定な地球。少しでも長持ちしていけばと思います。
いただいたゲラの冒頭に、ウナギの話が出てきた。ウナギは高級食材なので毎日のように食べるものではないと思うが、年末の頂き物で、家族で喜んで滅多に食べられないウナギだ、美味しい、と食べたところだった。
ウナギは #IUCN (#国際自然保護連合) のレッドリストに指定されているとのこと。そういえば絵本で読んだことがある。日本で消費されるウナギはほとんどが養殖だが、稚魚シラスウナギの大量捕獲につながっている。
このような例を挙げながら、食に関係するSDGsについての本。売っているもの、流通しているものを買ってきて食べるということにも、意識しないとこのようにSDGsとして目指す方向に逆らってしまうこともありうるのだ。意識の改革とは難しいもの。地道な積み重ねが必要。教育の重要性。
子供たちに一番身近な食べ物を通じてSDGsを学んでいく。イラストや写真が多いので見やすかった。また、ウナギなど身近なものが取り上げられているので内容に入りやすい。目次を見ると、給食のことが取り上げられているので、小学生に分かりやすく、自分に関係するものとして考えてもらえるのではないか。今、SDGsを学んでいくのが当たり前になってきたが、自分に関係あるものとしてとらえていない子が多くみられるのでそんな子たちにも理解してもらえやすい本だと感じた。
こんな考える本を家族で読むのはいいなあと思います。食べることは生きること。食べ物について家族で話しながら、いろいろなことを考えるのは素晴らしいなあと思います。だらだらテレビを観ながらとる食事、黙って何もしゃべらずとるのもなんだかなあと思っていたところにいい本に出会えたと思いました。
食卓からSDGsについて考える。この本は着眼点が面白いと思いました。普段何気ない日常の一部にある食卓から学べることが沢山あるということがわかりました。個人的には毎年うなぎを食べるのが楽しみなのでウナギが消える!?という内容には驚きました。ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。
私達はSDGsと聞くと、ついつい壮大な、日常とかけ離れたようなものを想像してしまいがちですが、本書は我々に一番身近な、食卓というところを切り口にSDGsを考えていこうと呼びかけてくれています。
「勉強」というスタンスでSDGsを捉えるのではなく、「生活」としてSDGsを捉える、良い試みだと思います。そうすることで、SDGsをもっと、地に足が付いた概念として捉えることができるようになると思います。
導入部分にマンガがあるのも、児童書としてはよい試みだと思います。読者がまず、このテーマを身近なものとして捉えない事には話が始まりません。そのためのマンガの活用は、とても良いと思います。