この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち
味田村太郎(文)
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刊行日 2021/05/27 | 掲載終了日 2023/03/31
ハッシュタグ:#この世界からサイがいなくなってしまうアフリカでサイを守る人たち #NetGalleyJP
内容紹介
サイと密猟者、そしてサイを守る人たちの、知られざる戦いがある。密猟でサイが激減するなかでの、「サイの孤児院」や科学技術による「復活プロジェクト」などの取り組みを紹介。南アフリカ共和国での現地取材を行った記者による、迫真のノンフィクション。
サイと密猟者、そしてサイを守る人たちの、知られざる戦いがある。密猟でサイが激減するなかでの、「サイの孤児院」や科学技術による「復活プロジェクト」などの取り組みを紹介。南アフリカ共和国での現地取材を行った記者による、迫真のノンフィクション。
出版社からの備考・コメント
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】
販促プラン
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
出版情報
ISBN | 9784052053276 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
サイというと、ライオンやキリン、ゾウといった動物園にいる身近な動物でした。けれどもこの本を読んで、それは勝手なイメージで実際には絶滅の危機にある存在であることを知りました。薬効が確認されていないのに、ツノは薬だとされ禁止された今も高額で取引されていること、そのために密猟が行われていること、それには人々の貧困も関わっていることなども関係していることも書かれていて解決することの難しさを感じました。サイが保護され、世界全体で協力して数を増やす取組もあり、それにIPS細胞が関係しているのは驚きでした。
既に発売されている本なのにどうして掲載されてるのでしょう…画面の縮尺が合ってなくてフォントが潰れて文字が読みづらかったです。アフリカへは知人のツテで訪れたことがあり、サイが絶滅するという話も20年前から聞いております。本の内容が興味深いので発売されているものを読ませて頂きます。
絶滅危惧種、サイ。サイの生存がここまで脅かされているとは知らなかった。
しかもその原因は密猟者による殺戮。ツノがアジアで高く売れる….薬として…だなんて、同じ人間として恥ずかしくてたまらない。
しかもその問題の根底には、現金収入を得られない貧困問題が大きく横たわっている。見えない、遠い世界の事として、知らなかったで済ませて良いのだろうか。
そんな人間のエゴで、ある種が絶滅して良いわけがない。
この本はサイの生態、密猟者から守るために人々がしていること等、切り口を変えてサイを取り巻く現状について丁寧に書かれている。
私でさえ、読後サイを守るために自分は何かできないだろうかと考え込んでしまったのだから、子どもたちが読んで自分達にできることは何かと、考え始めるのではないだろうか。
そしてぜひ、自分達の行動の積み重ねが何かを守ることにつながるのだと知ってほしい。
サイを密猟の被害から守るために奮闘している人々のことが書かれています。
なかなかこういった活動に触れることがないため、とても興味深く読ませていただきました。
現代の日本のような国に住んでいると、角の薬効を信じた迷信によって、ここまで乱獲が進んでしまうという事はにわかには信じられませんが、まぎれもなく今発生している問題なのであると、痛感しました。
レンジャー隊の活躍や葛藤の部分が主に書かれていますが、私が一番心を打たれたのは、本書最後の方の教育活動における部分です。やはり、この悪循環を止めるためには、きちんとした教育制度が必要なのでしょうね。
表紙の雰囲気から、もっと軽めの本なのかと思いましたが、結構重めの、しっかりとした内容の本でした。
小学生低学年では、少し難しいように思います。大人が適切に理解をフォローしてあげれば、読み進められると思います。小学生高学年以上であれば、興味がある子はどんどん読み進められるんじゃないでしょうか。
本の内容は素晴らしいと思います。ただ、テーマが万人受けするようなテーマではない部分もあります。まずは手に取ってもらうことが重要なのではないでしょうか。