池の水なぜぬくの?
外来種を探すだけではない“ほんとうの理由”
安斉俊/作・絵 勝呂尚之/監修
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刊行日 2021/02/24 | 掲載終了日 2023/03/31
ハッシュタグ:#池の水なぜぬくの #NetGalleyJP
内容紹介
【本文一部抜粋版】
池の水ぬきは、外来種を見つけるだけのエンターテイメントではありません!
池に洪水が起きたあとの状態を人工的につくり、生きものを守るための科学的な取り組みなのです。
2006年から2013年まで神奈川県水産技術センター内水面試験場に勤務し、淡水魚の保護や外来種の駆除などの研究をしてきた著者が、“身近にあるけれど、意外に知らない池の知識”や、“人工的に管理している池の環境を、人の手で整え、いろいろな生物が生息できる豊かな状態にすることの大切さ”を、わかりやすく伝えます。
どんな生き物が見つかるのかを図鑑的に紹介したり、科学的な調査や研究の進め方、池を観察し、状態を見守り続けることの大切さを話したりしながら、身近な環境に生物が豊かにいることの大切さに気づかせてくれる一冊です。
※本文は一部のページのみお読みいただけます。
出版社からの備考・コメント
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 15 陸の豊かさも守ろう】
販促プラン
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784774328720 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
テレビ番組で頻繁にみるようになった「池の水ぬき」企画。普段バラエティーとして何気なく視聴していました。しかし、絶滅危惧種の扱われ方や、池の水を抜くメリット・デメリットなど、疑問を呈する観点は様々あるにもかかわらず「なぜ水を抜くのか」という疑問を持つことはありませんでした。池について学びながら私たちの知らない「池の水ぬき」の姿を知り、考える機会を与えてくれました。
この本は一部のみのものとなっていたが、池というのはいくつか種類があり、人間にとってもそこに住む魚たちにとっても大きな役割を果たしていることがわかった。一部であったがために、題名にもある池の水を抜く理由について書いてなかっため、続きも読んでみたいと思った。
最近、テレビ番組で池の水を抜いて、どんな生物が生息しているのかを調べるというものが人気のようだ。毎週放映されているわけではないので、私も放映に気が付けば視ている。NetGalley版で読めるのは、ほんの障りの部分であり、主にため池の話である。もちろん「池の水なぜぬくの?」という疑問に対する答えの部分はない。だが、どんなことが書かれているか、続きが気になるのである。
テレビ番組で見る機会が多くなった「池の水抜き」。番組ではその池に生息している生き物についての説明はありますが、池について深く掘り下げては取り上げられません。この本は「そもそもため池って何?」というところから「池のために大切なこと」や色々な目的や成果まで掲載されていて、水抜きがただ単に外来種を探すことだけが目的ではないことがよくわかります。
某テレビ番組でも行われている池の水を抜くことについて意義ややり方、成果が詳しく書かれている。やや専門的な内容を含むが、イラストや写真が用いられているため小学校中学年から大人まで読むことができると感じた。
とかん