水害の大研究
なぜ起こる? どうそなえる?
河田惠昭(監修)
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2020/06/26 | 掲載終了日 2023/03/31
ハッシュタグ:#水害の大研究 #NetGalleyJP
内容紹介
日本の国土の特徴、川のはたらきと治水、堤防が決壊するメカニズムなど、水害が起こる原因やしくみを解説するとともに、水害に対してどのようなそなえをすればいいのか、また、いざというとき命を守るためにどう行動すべきかを、わかりやすく紹介します。
プロローグ 水害がふえている!
[第1章]水害はなぜ起こる?……日本の気候/地球温暖化の影響は?/日本の国土と川/ゼロメートル地帯って?/川が原因の水害/水害の種類/堤防決壊のメカニズム/都市の水害/治水とは?/コラム:治水の歴史
[第2章]水害にそなえよう!……日本の気象と降水量/台風情報の見方/大雨に関する天気予報の用語/ハザードマップを確認しよう/事前に防災会議をしておこう/避難するときの服装/食べ物や飲み物を備蓄しておこう/避難勧告が出たらどうする?/避難するときに気をつけること/土砂災害には前兆がある/避難所で気をつけること
出版社からの備考・コメント
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 11 住み続けられるまちづくりを】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 11 住み続けられるまちづくりを】
おすすめコメント
日本の川や都市の特徴、堤防が決壊するメカニズムなど、水害が起こる原因やしくみと命を守るための行動をわかりやすく紹介。
日本の川や都市の特徴、堤防が決壊するメカニズムなど、水害が起こる原因やしくみと命を守るための行動をわかりやすく紹介。
販促プラン
【本キャンペーンは終了いたしました】
・1月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ8~11」(NetGalley Japan主催)
【本キャンペーンは終了いたしました】
・1月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ8~11」(NetGalley Japan主催)
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784569789293 |
本体価格 | ¥3,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
水害について様々なことを学ぶことができる本です。たくさん雨が降ると川の水が溢れて水害が起こるということ、普段から天気予報に気をつけて早めに避難することなど、知っていると思っていましたが、この本を読んで改めて確認することができました。川は人の暮らしとどう関わってきたのか、水害を予防するための取り組み、地球温暖化と水害の関係、避難のタイミングや服装、持ち物、防災のための備蓄やハザードマップの見方など、大人も知っているつもりの大事な項目を確認する良い機会になりました。
最近は毎年のように、どこかで大きな水害が起きているような気がする。本書は、2章構成で、1章ではまず水害の発生するメカニズムを説明している。続く第2章で、水害に備えてどんなことをすればいいかを解説する。ここでは例えば台風情報の見方、ハザードマップの活用、非難する際のやり方などを示している。災害は起こらないに越したことはないが、いざ発生した時、本書を読みこなしていれば、大いに役立つものと思う。
具体的でとても役立つ一冊。
水害が増えている地域やそうでない地域でも
まずは、自分の家に一冊ほしいです。
とくに、避難についてのページが具体的で、
とても参考になります。
避難するときの服装や準備物のほかに、避難するときに気をつけることを、
自分の環境に合わせて考えることができます。
そのほかに、土砂災害の前兆について、チェックリストでチェックできるように
なっているところもいいと思います。
それが、優しい絵柄のイラストと文で書かれいるので、小さい子は親子で、
そして、小学校低学年ぐらいから自分で読むことができそうです。
非常に読みやすく、小学校低学年ぐらいからでも、十分に災害に関する知識を得ることができる良書だと思います。
水害がテーマですが、水害が発生するにいたるプロセス面や、天気に関すること、治水に関すること、避難に関することなど、幅広く紹介されています。図表やイラストが効果的に配置されているので、非常に読みやすい印象をうけますが、取り扱っている内容はしっかりとしたものが書かれています。
楽しい調べ学習シリーズと銘打ってありますが、正にその通りの仕上がりになっています。子どもだけで十分読むことができますが、それだけではもったいないように感じます。ぜひ親子で一緒に読みながら、水害についてしっかりと考えてみるような使い方もしてほしい本です。
この本は、洪水が起こるしくみと、災害への備えや、起こってしまった時にどのようにして避難するかなど、地学的アプローチと社会学的アプローチ、両者をうまく組み合わせて小学生から中学生、大人にも分かりやすく示している。
少し前までありえなかった時期に台風が発達し、日本列島を襲う。
今年もすでに水害で大変な被害を受けた地域がある。
土地の多くが山岳地帯で河川の多い日本では、温暖化の影響は計り知れず、今後も国民が水害についてより広く知識を共有することが大事であろう。
この本は、絵や図もスッキリしていて見やすく、イラストが流行を追うようなものでないのも学校図書館としてはありがたい。
PHP研究所のこの『楽しい調べ学習シリーズ』は、どれも分かりやすく痒いところに手が届くので、おすすめである。