プロから学ぶ修理ずかん こわれたら
なし
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刊行日 2020/12/11 | 掲載終了日 2023/03/31
ハッシュタグ:#修理ずかん #NetGalleyJP
内容紹介
【本文一部抜粋版】
捨てるのちょっと待った! こわれても直せるモノがある!
修理のプロに教えてもらった修理方法を紹介しています。
子どもが自分で直す方法です(おとなといっしょに行うものもあり)。
また、修理するために知っておくべき「もののつくり・動きのしくみ」も説明。
ものの構造について理解が深まり、大切に使おうという気持ちが養えます。
モノに対するすてきなキモチを育てよう!
プロから学ぶ修理ずかん(全3巻)
1)こわれたら
2)動かなくなったら
3)使い勝手がわるくなったら
出版社からの備考・コメント
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 12 つくる責任つかう責任】
児童図書選書のための総合ブックカタログ Luppy(るっぴぃ)
特集 SDGsに取り組もう 選定作品
【テーマ 12 つくる責任つかう責任】
販促プラン
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
【本キャンペーンは終了いたしました】
・2月レビューキャンペーン「SDGsを広げよう!テーマ12~17」(NetGalley Japan主催)
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784577048917 |
本体価格 | ¥3,000 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
今まで大量生産大量消費が当たり前の生活が今、ワールドワイドのSDGsの取り組みで目まぐるしい凄い勢いで変わろうとしている世界にちょっと驚いています。本は紙だから材質的に電子書籍の方が長持ちすると思ってたら、データで数十年しか保たなくて保存方法に気をつければ紙は約1000年も読めるとはビックリです。この波に乗っていけるように先ずは大好きな本からメンテナンスを身につけていきたいです。
実際にはなかなかトライしてみるまでには至りませんが、「修理」という行為自体に興味があります。テレビ番組の企画を作っている中でも「修理」とか「リメイク」は一つのジャンルになっています。プロの技を手っ取り早く拝見できのはいい本と感じましたが、ダイジェストなので全体像がわからず、そこがちょっと残念でした。
まず、図書館で本の修理をする人が取り上げられていて、本好きにはとっつきやすい!SDGs関連で取り上げられるテーマなのかもしれない。丁寧に暮らしていれば、ゆっくりじっくり考えれば、時間はかかっても、壊れてもすぐ捨てない、という方向に行くのではないかと思う。お題目や教科書に出てくる、こうすべき、という人からもらったテーマでなく、自分自身でそうした行った方が気持ちいいな、と思えるようになるといいなと思う。なかなか実践するのは難しい。でも、例えば、安い、というものに飛びつくと、結局はすぐ壊れたり、安かったのだから捨ててもいいや、となりがちだ。以前は捨てるのは簡単だったが、今は物を捨てるということにもお金がかかり責任が伴う時代。
さらにインターネットを便利に使えば、捨てる前にどうやって治すか、を調べて見ることも以前より簡単にできる。
クリック一つでものが手に入る時代、手触りを大切にしたいなとあらためて思った。
身近なものの誰でもできる修理の方法が載ってます。
壊れても捨てたり買い替えるのではなく、修理して大切にしてい必要があります。
でも、そのためにはその方法を知っていないといけない。
壊さないない方法と直す方法そのどちらも書かれています。
物を大切にする第一歩です。
どんなものでも、はじめは、いたみも、よごれもなく、うつくしい。新しいものは、みんなを、嬉しい気分にしてくれるものです。でも、ものはふしぎ。人の心はふしぎ。新しいものを手にした喜びはすこしずつ薄れていっても、逆に使うごとに、自分に馴染み、くたびれてはくるものの、あの日あの時、自分と一緒にあったもの、それはその人にとって、もう「たったひとつのもの」なのですね。これは、あのときのおっちょこちょいのエピソードを語る傷あと、これは、何度も手にしたスレ、これは、あの雨に濡れたシミ・・・そんなふうに、大切な思い出の一部分にしっかりとなっている。
この修理ずかん。まず、本をなおす。本の修理をするプロの仕事が丁寧に、子供でも頑張ればトライできそうに説明されています。本を治すには、本のことを知らなければなおせない。ただ治すのではなく、未来どうなるかまで考えてから直し方を選ぶ。治すことで作った人の思いを追体験できるという素敵なおまけ付きの体験ができる。
そしてね、子どもたちじゃなくても、気がつくはずです。直したものが、以前より大切に感じることを。この感性は日本人には深くなじんだもののようです。ものだって、人間関係だって、古くなれば、一度壊れればもうおわり、そんな国ではありませんでしたよね。素敵になるのは、ゆっくりと時間を経て、いちどや二度、壊れても治そうとした心の先。
修理をテーマにした絵本。子供向けに何故なかったのかと思います。ありがとうございました。
現代は昔より物の値段が安くなっているのもあって、少し壊れたり古くなったりしたものは簡単に捨てたり買い換えたりしてしまいます。そちらの方が簡単だから。自分自身を省みても、ついついそうしてしまっていることが多いけれど、一方で良い物を修理しながら長く使い続けるという生活にもとても憧れます。この本を読むことで、子どもたちには身のまわりのモノを大切に使おうという気持ちを持てるだろうし、大人は自分の生活を見直すきっかけになるのではないかと思いました。
本が破れたときって和紙で直すんだ!
さて、和紙が手に入らないここ海外ではなにで直しているんだろう。
本、大切にしている本ほど何回も読むし、ばらばらになったり破れてしまう。
そんな時、図書館の人はどうやって直しているのか。前にTwitterかなにかでテープを貼らないでって出てたなあ。
物を大切にするSDGs精神が身につきます。
なおす、ためにはどうやって作られたかを知る必要があります。本から始まっていろいろなものがどう作られているのか、だから こうやって直すんだよ、というのが丁寧に紹介されていて、よくわかります。大人も一緒に、直して使う文化が根付くといいと、読んでいて思いました。
資源は有限である。だから修理できるものは修理した方が絶対いいと思う。だが、2つばかり、問題点があるだろう。1つ目だが、俗に言う「買った方が安い」というやつである。今は、生産技術の向上などにより、物の値段は安くなった。しかし、労務費は上がっている。つまり、部品自体の値段より、人件費の方が高くつくのだ。この場合はどうしても、古いものを捨てて新しく買いなおすことが多くなるだろう。この場合、古いものを確実にリサイクルできる仕組みが大切になるだろう。2つ目は、精密な電子部品の場合は修理ができないということ。肝心の回路はICというブラックボックスの中にあるので、基盤ごと取り替えるしか手がない。この場合も古い基盤を確実にリサイクルできる仕組みが必要だろうと思う。
しかし、このような本により、どうやって修理するのかを知っておけば、修理できるものは修理して使い続けることが多くなるのではないだろうか。
物を新規に製作する現場というのは、よくメディアなどにも紹介されます。
しかしながら、修復という作業はそれに比べると、なかなか日の目を見る機会が少ない分野のように感じます。
本書ではそこに焦点が当てられており、普段なかなか知ることのない、修理の世界を垣間見ることができる本になっています。
修理という作業は、物を新規に作る際の技術とは全く違った、修理に特化した技術が必要になってきます。
本書では、修理の最前線に立たれる方のやり方や技術が紹介されており、読む方もとてもワクワクしながら読むことができます。
本書の構成としては、プロの技術を紹介する一方で、我々一般人にもできる修理方法・メンテナンス方法が紹介されています。プロの世界を勉強もしつつも、「我々もできる事から始めてみましょう!」というメッセージを感じました。
一つ気になったのは、プロのやり方を見た直後に、一般人でもできる簡易的なやり方を見せられると、人によってはそのやり方にチープさを感じてしまうのではないか?という懸念があります。個人的には、プロのやり方だけガッツリと紹介するような図鑑と、一般人のやり方を紹介した書籍は、本自体を分割するか、前半と後半にしっかり分けて編集した方がスッキリするんじゃないか…と思った次第です。
内容はとても素晴らしいと思います。読者への見せ方の部分だけ、上記のように感じました。
専門家の修理の様子だけではなく、自分でも治してみようと促すところがよいですね。おたすけ修理アイテムの写真が載っているので、求めている道具が大人にも伝わりやすいです。
治すだけではなく、予防として物をていねいに扱うことも大切で、その具体的な方法が示されています。
様々なものが安価で簡単に手に入るようになりましたが、値段に関係なく手放せない大事なものは変わらずあります。
専門家にお願いするときれいに直して貰えるけど、自分で直せたならきっともっと大事にできるはず。
写真が多く、修理に使う道具や過程も丁寧に解説されているので、取り組む意欲がわいてきます。
興味が持てれば、より専門的な学びに繋がる一冊だと思いました。
色々なものが簡単に手に入り 壊れては捨てられる現代で、修理し繕いながら大切にする事を改めて教えてくれる本だと思いました。
壊れた物は買い直せば早いし簡単。だけど、直して使い続ける事で物への愛着もわき、もっと大切にしようという気持ちになります。エコだけではなく、薄っぺらくなった自分の心を豊かにしてくれる。そんな1冊だと感じました。
他の修理方法も本で読んでみたいです。
全ページフルカラーで、本と卓球のラケットの修理法とその職人の腕の紹介をしてくれる、ライフハック&お仕事本。本の修理の裏側の紹介なんて中々見られないから新鮮だった。
他にも色々なものを長持ちさせてくれる方法を教えてくれる1冊。